チャプター立ち上げのエキスパート!長野県でも2チャプターの発足を達成

2021/09/21

近藤 正典さん
BNI コンダクト
(名古屋南)
カテゴリー:飲食店

1973年愛知県春日井市生まれ。2014年に前オーナーから店を買い取り独立。同時にBNIコンダクトに入会。2017年にディレクターコンサルタントに。カテゴリーは【肝料理専門店】

4月21日に長野県松本市にてBNI雷鳥、8月28日に長野市にてBNI竜胆がスタートした。両市のチャプターローンチ(グループの発足)を手掛けたのは、いくつものチャプターローンチに携わってきた、BNIコンダクトのメンバーである近藤正典さんだ。「今回立ち上がったのは、未開拓地域でのチャプターローンチプロジェクトととして仙台・長野・金沢・広島で同時に活動していたからだと思います。他の素晴らしいディレクターと刺激し合い、全国から手伝ってくれるメンバーがいたおかげです」。

ローンチ(発足)を手掛けるのは自身の経験から

近藤さんがディレクターを始めた頃、周囲では3年半も新しいチャプターが立ち上がっていなかった。ことごとく失敗し、気後れしている空気が漂っていたのだ。だからローンチをするためにディレクターになった近藤さんに、周囲は猛反対をする。「むしろ、そういう声が反動になって俄然やる気が出ていたんです」。最初のローンチはたった3ヵ月。以降、ほぼ失敗せずにローンチを手掛け続けている。「ディレクターは新しい出会いしかないんです。それにいろんな社長さんと出会える機会しかありません。これはメンバーだけでは味わえない醍醐味ですよ。それにチームビルディングを学ぶから、それが会社にも生きているんです」。

そこまでローンチにこだわったのは「BNIは飲食店の方に広めたいと思っているからなんです」。独立して居酒屋を始めたと同時にBNIに入会した。「本当に超貧乏だったんです。アパートも車も古く、人脈もない。でも、BNIに出席するなら見栄を張らないとって」。BNIを始めたからには、居酒屋を成長させなければいけない。店が終わって徹夜明けにチャプターミーティングに参加し、その日の昼も夜も働くという生活が続いた。入会半年後にはプレジデントに選ばれた際「時間に投資をしようと、誰よりも早く来て、誰よりも遅く会場を出ることを心掛け、1to1を連続してやっていたんです」。2期連続でプレジデントに選ばれ、招待したビジターは137人。その行動がリファーラルに結び付いていった。それを実感していたからだ。

ただ、無理がたたった。腸閉塞で緊急搬送。3週間の入院を余儀なくされる。「現場を抜けるのが本当に怖かったんです」。実は、この3週間が近藤さんを変えたといっても過言ではない。入院の間、社員たちが頑張って店を盛り上げていたのだ。「お客様から『近藤さんがいなくても大丈夫』と言われて。自分で現場に立ちすぎて、社員の伸びしろを摘んでいたんだ、って」。自分には次のステージがある、会社もBNIも。それに気付かせてくれたのだ。今では6店舗のマネジメントが主な仕事。新規開業も社員が率先して行なっているという。BNIも別の人に委任して裏方に回り、もう一つ上のステージ、ディレクターへの道がスタートしたのだ。そしてローンチの“プロフェッショナル”になった。

チャレンジの先に訪れるものとは?

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