立ち上げはリファーラルマーケティングそのもの ~BNI Milioneオンライン(金沢)~

2021/09/28

北陸新幹線開業で沸いた石川県金沢市。隣の福井県、そして石川県小松市では既に運営されていたが、ついに金沢市でもBNIがスタートした。“加賀百万石”とも言われてきた前田家の加賀藩。この言葉にちなんで名付けられたオンラインチャプターBNI Milioneオンライン(金沢)。2021年9月3日に発足イベントを迎え、当日は42名でスタートするが、9月28日現在すでに50名を突破。そのくらい勢いが生まれている。

このチャプターを立ち上げたのは、「人生において2回行ったことがある」、「七尾には行ったけど石川県に行った、という感覚がない」というほど、地域性も知らない、金沢での人脈もない藤本侑也エリアディレクター、亀卦川 巧エリアディレクターのお二人。本当にゼロからのスタートだった。「大野代表から期待されたなら、それに応えないと、という思いはありました(藤本さん)」。

この社会には「6次の隔たり」という言葉がある。世界中の人間は5人の仲介者を辿っていくと6人目でつながる、というものだ。「何が何でもつながる、と、本当に人の紹介だけでつながっていきました(亀卦川さん)」。自身の人脈、そして金沢チャプターを立ち上げようと集まった人たちの人脈。人脈を駆使してオンラインでつながりあった。「これまでの統計として15~20%の割合で入会してくださるので、300人会えば何とかなる、とは思っていました(亀卦川さん)」。

「最初から信頼して入会してくださる方はいません(藤本さん)」。だからディレクターと立ち上げメンバーの信頼関係はとても大事なこと。そしてチャプター運営がどういうものかをイメージしやすくすること。BNI 東京N.E.のBNI TRINITYやBNI VORTEXは、“ショーケースチャプター”としてとてもイメージしやすく、ゲスト参加されたことでBNIの仕組みを知り、立ち上げにスイッチが入った方も多かった。そんな方が増えれば、またその人の人脈に伝えてくれる。「自分たちの役割はBNIを知らない人にイメージしてもらうことですから(亀卦川さん)」。そうした熱のあるメンバーが地元にいるだけで広がりは早い。実際に現メンバーの40%が自分以外のメンバーを招待して入会してもらっている。

もちろんスムーズではなかった。これまで多くのチャプター立ち上げに参画してきた二人にとって、自分のエリア外で立ち上げるのは初めてのこと。立ち上げからチャプターの発足まで10カ月を要した。「立ち上げは右肩上がりをするものですが、一瞬ですが横ばいになったんです。そこに危機感を感じました(藤本さん)」。立ち上げメンバーを鼓舞し、チーム力を高めた。「『絶対に立ち上げる』という信念を持ったメンバーがリーダーになることで、チームの結束力は高まります。そういった影響力のあるリーダーをいかに探すか、これが立ち上げに際して重要なことだと思います(亀卦川さん)」。

「本来のリファーラルマーケティングとは、知らない人同士を紹介でつなげる仕組みだから、自分たちが知らない場所で伝えることは、リファーラルマーケティングそのものだったのでは、と思います。大野代表からはもう一つチャプターを立ち上げること、と目標を与えられていますし、それならば期待に応えないと、という思いはあります(亀卦川さん)」。
ゆくゆくは金沢がリージョンとして誕生するかもしれない。BNI Milioneの立ち上げはゴールではなく、まさにスタートそのものなのである。