大野真徳ナショナルディレクターより新年のご挨拶

2022/01/13

BNIメンバーの皆様、あけましておめでとうございます。

BNIジャパンにとって2021年は飛躍の年でした。メンバー数が1万2000人を突破し、アメリカ(7万人)・インド(4万人)・フランス(1万9000人)に次ぐ世界で4番目の規模にまで成長しました。メンバー数を増やすことだけが目的ではありませんが、ある意味成長の指標として大きなマイルストーンになりました。

このパンデミックでメンバー数が大きく減少した国もありました。その中でも日本のメンバー数が増えたのは、メンバーの皆様やリージョンそしてナショナルオフィスが「どう変化に対応するか」を全員で共有できたからだと感じています。途中でチャプターミーティングをオンラインから対面に戻せそうな状況もありましたが、グラハムCEOの「メンバーを右往左往させてしまうのは一番良くない」という言葉に、ナショナルオフィスとしてメンバーの皆様の環境変化をどれだけ少なくするか、ということに心を配り、有効な選択肢としてオンラインを貫きました。

オンラインとオフラインを交互にすることは、メンバーの皆様のパフォーマンス低下を招きます。パフォーマンスが落ちればビジター数やビジネスにも影響します。かつて私もイギリスでメンバーとして活動しており、リーダーシップチームも経験しました。だからこそ、リーダーシップチームにとってチャプターをまとめやすくするにはどうしたらいいのか、ということも併せて考えられたと思います。こういう時こそトップダウン方式が有効です。世界ではメンバーの経験のないナショナルディレクターもいるため、チャプター単位で決めさせることも多く、現場が混乱した、という話も聞きました。

翻って日本では、この期間にまだBNIがなかった地域で多くのチャプターが誕生しました。そのほとんどは遠隔地からの多くの方のサポートによってなし得ることができたのです。まさしくオンラインだからできることにフォーカスした結果とも言えるでしょう。この経験は、やがてオフラインに戻ったとき、必ず役に立つはずです。

第6波が訪れ始めている中、もはや以前のようなビジネススタイルでは立ち行かないでしょう。待っていても時間だけが過ぎていきます。メンバーの皆様の業界も、チャプター運営も、これからは変化と進化のスピードをより早めることに意識を向けなければいけないのです。今はzoomでミーティングを行なっていますが、それさえも昔話になって、メタバースの中でチャプターミーティングが行なわれることも遠い未来のことではないでしょう。

時代の流れを先読みすること、そしてそのとき対応できることに注力することが重要です。確かに誰も見たことがない世界を進むわけです。しかし時代の流れはとてつもなく早く、その流れに負けないチャレンジを続けることがイノベーションを起こします。これまでやったことがないことをやるわけですから、失敗もあるでしょう。しかしその失敗を学びの機会と捉えてその意識を全員で揃えることができたらチームとしてより強固なものになります。是非一丸となってBNIを盛り上げていきましょう。