まるで波乗りのようなストーリー

2021/08/19

北村 瞳さん
BNI GG
(東京港中央)
カテゴリー:鍼灸セラピスト

1980年東京都北区生まれ。高校を卒業後就職、すぐに鍼灸の世界に進み、2015年に独立『心と身体に赦しの鍼灸 allow』を立ち上げる。2017年にBNIに入会。

本当は教師になりたかった。しかし親の一言で働かざるを得ず、初めての職場は女性だけの店。しかし、“女性特有の関係性”に悩まされストレスはたまる一方。その時に彼女を救ってくれたのは、鍼灸院だった。「高校時代から部活で通ってはいたので全く知らない世界ではなかったんですが、自分の体調がみるみる良くなっていくのを実感すると、純粋に面白い、この世界に飛び込もうって思いました」。ちょうど受付事務を探していた鍼灸院があり、すぐに転職。仕事をしながら、研修を受け、1年後には鍼灸の専門学校に入った。基礎知識があるので飲み込みも早い。専門学校を卒業後、鍼灸師として働き始め、2015年には独立を果たす。

きっとこれは自分のこと、と入会したBNI

仕事も軌道に乗り始めた頃、何故だか急に「弁護士の友達が欲しい、って思ったんです」。親友の会社を手伝っていたこともあり、その会社が受けているセミナーに潜り込むことができた。その講師が弁護士だったのだ。「親友は『プロフィール写真のキャラが濃い』って言っていましたけど、その写真を堂々と使っているところに、私は面白さを感じていたんです」。その弁護士こそ、現在所属しているGGチャプターの米澤章吾さんだった。「BNIどう?」と聞かれて行かないはずがない。なぜなら彼女にとって良いタイミングだったからだ。「ちょうどお客様の波が変わった時期でしたし、ミーティングの日が8月8日だったんです。この日はスピリチュアルな世界では『ライオンズゲート』といって、宇宙のエネルギーが地球に降り注ぐ日、と呼ばれています」。もはやBNIには“呼ばれている”と感じ、入会を希望していた親友よりも早く入会を決めた。

ただ、他のメンバーに心配されることがあった。当時女性メンバーが彼女一人だけだったからだ。「男性の方が言いたいことは目の前で言い合う、さばさばした方が多いですし、裏表がない性格の私には、逆に居心地が良かったですよ」。

ビジネスシードの人脈拡大にも即反応

BNIはビジネスの成長が目的、と聞かされてきた。事実そうだが、そのプロセスをむしろ楽しんでいる。「会いたい人に会えるところが魅力的で、何かを始めたいときも、いろんな人と繋がっていることでスタートもしやすいんです」。会いたい人がいるということは、ビジネスシードがそこにあるということ。それが即座に行なわれるのがBNIだ。会いたい人を紹介してくれるシステムが確立しているから。

その結果、現在は鍼灸の仕事とは別に、ギフトカテゴリーのメンバーとともに、彼女が描く似顔絵をギフトにするという商品化も始まっている。「絵を描くのが昔から好きで、保育園の時は漫画家になろうと思っていました。メンバーと話をしてビジネスになりそうだと思った瞬間があったんです。今度は鍼灸をイラストにして紹介すればわかりやすいかな、って」。商品化を今度は販売・拡大するための人脈も、たった一言でつながり合える。「ギバーズゲイン」の精神がそこにあるから。

感謝が循環する。それがBNI

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