2023/05/30

佐藤 洋輔さん
BNI コンダクト
(名古屋南)
カテゴリー:ロールス・ロイス(Rolls-Royce)

トヨタ自動車年間優秀スタッフ賞8年連続9度受賞。
2018年度全日本クレイチ王者決定戦 全国1位。
Rolls-Royce Motor Cars 最年少GM(ゼネラルマネジャー)。

数々の躍進のきっかけはBNI

佐藤洋輔さんは「子どもたちが夢や希望を語れる日本にするために、自ら夢や希望を叶える」という生き方を貫き、数々の頂を登りつめてきた。
名古屋のトヨタ系カーディーラーの中で、29歳の頃からトップセールスとしてタイトルを保持、35歳の2015年にBNIに加入。全国のトヨタ系ディーラー約3万人がエントリーする「全日本クレイチ王者決定戦」で、2016年度全国4位、2018年度全国1位。
そして、2023年4月からRolls-Royce名古屋の責任者に就任。

続きを読むにはログインしてください。

新規読者登録はこちら

文=国場みの

2023/05/23

【大阪に4番目のリージョンが誕生】

木原慎一さん
エグゼクティブディレクター
BNI大阪東

2023年4月1日、大阪府に新しく4番目のリージョン「BNI大阪東」が発足しました。船出したBNI大阪東を率いるのは、エグゼクティブディレクター(以下、ED)の木原慎一さんです。チャレンジ期間中に得たことや、現在の心境などを伺いました!

リージョン発足、おめでとうございます! 見事、達成した現在の心境をお聞かせください

ありがとうございます。フランチャイズチャレンジが達成できてほっとしている反面、もっとできたのではないか、という2つの思いがあるものの、やっとスタート地点に辿り着けたという感はあります。

チャレンジ期間中で感慨深いエピソードをぜひ教えてください

1番目のチャプターの発起人が、過去5年間で2回チャプター立ち上げに失敗し、今回、私と一緒に立ち上げました。彼は初代プレジデントになり、現在は3番目のチャプターの担当ディレクターになっています。

続きを読むにはログインしてください。

新規読者登録はこちら

文=国場みの

2023/05/16

成功するネットワーカーになるためには、対人コミュニケーションの基本を覚えておくことが重要です。

―アイコンタクトをとる

―話すより聴く

―人の名前を覚える

ビジネスネットワーキングの場で、人の名前を覚えることは、相手に好印象を与える方法の中でも上位に挙げられることは、みなさん納得されると思います。相手の名前を覚えることは、細部まで気配りができて、人の話をよく聴く人であること、そして相手のビジネスだけではなく、その人自身に関心があることも示すことができます。

しかし、さまざまなイベントに参加している熱心なネットワーカーであればなおのことですが、人の名前を覚えるのはなかなか大変なことです。でもご安心ください。私は、かなり前のことですが、人の名前を覚えるためにとても役に立つ4つのステップというものを学びました。

1.繰り返しが重要。初対面の人に紹介されたら、名刺をもらい、少し時間をかけて念入りに目を通します。名刺に印刷された名前を読み、相手に繰り返してもらいましょう。それによって、顔と名前が一致しやすくなります。そして、このように言うのです。

「お会いできて嬉しいです。ジャミソン・スミスさん。お名前は、ジャミソンとお読みするのですか?

2.会話の中に相手の名前を入れましょう。会話が始まったら、相手が話すことをまず聴き、そのことについて相手の名前を言いながら返事をします。「おぉ、ジャミソンさん、それはいいチャンスになりそうですね。ランチをご一緒しながら、もっとお話をしたいです」

3.他の人とつないで、その人たちの名前を言いましょう。ネットワーキングの達人は、ビジネスネットワーキングのイベントの場で、あなたの人脈の中の人と他の人をつなげることの大切さを知っています。2人を初めて引き合わせたときに、名前を言って紹介します。

「サラさん、こちらはジャミソンさんです。ジャミソンさんは、不動産業者で、最近、市と大きな契約を交わしたばかりなんですよ。お2人で話すことがたくさんありそうですよね」

4.ひたすら覚える。イベントの後、自宅やオフィスに戻ったら、名刺を見返して、その人はどんな外見だったか、どのような言動をとっていたか思い出してみましょう。相手とどんな会話をしたのかを思い出すためにも、「お会いできてうれしかった」とメールで簡単に挨拶をしておくといいですね。これらのヒントは、ビジネスネットワーキング活動中に出会った人を思い出すのに、とても効果的です。

でも、会ったことがあるのに目の前の人が誰なのか思い出せないことも、ときどきありますよね。あるいは、相手の名前や初対面のときのことを思い出せないときもあります。私は、そんな光景をネットワーキングのイベント中に何度も目撃しています。また、いろんな人が、自分が話している相手が誰なのか思い出せない状況でさまざまな方法で対処している姿を見てきました。会話をすることで、今、自分が話している人は誰なのか話すうちに何か手掛かりがつかめないかと探りながら、その人を覚えているフリをする人もいます。この人はどこの人で、どのように出会ったのかを思い出そうとします。またある人は、ストレートに「申し訳ありません。あなたの名前を忘れてしまいました」と相手に伝えたり、「すみません、どちらの方でしたでしょうか」と聞く人もいます。

やってはいけないこと

そのような状況になったとき、「申し訳ありません。あなたの名前を忘れてしまいました」「すみません、どちらの方でしたでしょうか」などとは言わないようにしましょう。自分のことを覚えていないことに対して、気分を害する人もいます。あなたが覚えていなかったために、その人はあなたのことを避けるようになるかもしれません。

最後に、「初めまして」などとは絶対に言わないようにしましょう。あなたが前回会ったことを覚えていなくても、相手は、あなたのことをはっきりと覚えているわけですから、初対面である可能性は、きわめて低いです。誰も自分のことは忘れられたくありません。出会いがそんな始まりでは、強い関係を築くのは難しくなりますから。

やるべきこと

相手の名前を忘れてしまったら、「こんにちは。お会いできて嬉しいです」と言ってから、参加しているイベントの話など簡単な会話を始めると、思い出しやすくなるのでおすすめです。会話を始めることが効果的なのは、話すことで頭が動き出し、相手がどんな人だったかと思い出そうとするからです。しばらく会話を続けた後、それでも、思い出せないときは、もうあきらめて、その場を離れましょう。会話を終えるときには、「お会いできて嬉しかったです。もう行かないといけないので、失礼しますが、またお話しましょう」と言いましょう。

最後のコツはこちらです。もし、名札があれば、どんなビジネスミーティング、プロフェッショナルの集まり、ネットワーキングのイベントに参加するときも着用しましょう。そうすれば、あなたに会った人が、あなたの名前をすぐに覚えられますし、あなたのことを覚えられない人にとって、とても大きな助けになります。

人の名前を覚えるためのコツはありますか? 以前会ったことのある人の名前を忘れてしまったり、あなたが忘れられた経験はありますか?

訳=川崎あゆみ

2023/05/09

2023年3月16日に開催されたビジネスブースタープログラムは、世界的に活躍しているセールスチームコーチのJustin Teoh氏に登壇していただいた。

これまで大手企業をいくつも支援し、潜在能力を最大限に引き出してきたコツとは何なのか?売上を倍増させる3つのPについてJustin Teoh氏が語った内容から重要な点を共有していく。

売上を倍増させる3つのP①Plan

最初のPはPlan(プラン)である。企業家の多くは、頭の中にプランが詰まってる状態だ。しかし、このプランは、詰まっているだけではなく、構造・構築を持ちながら、遊び心を持ってチームと楽しむことが重要だとJustin Teoh氏は語った。

そのために重要なのが、ポジションの確立である。Justin Teoh氏は、元々動画制作を行っており、当初は個人からの結婚式の動画などを制作していた。そんなある日、動画マーケティング会社からの依頼で動画を制作したところ、動画1本で100万円の売上を作ることに成功。そこでJustin Teoh氏は、今後「企業としか契約を結ばない」と決めたのだ。

さらに、事業を加速的に成長させた2つ目のステップが、セールスの過程を精査することである。プレゼンテーションから始まり、クロージング、そして反論に対処するというようなステップだ。このような下準備を、「プリセールス」と言う。

さらに、最も成功するポイントとして大事なのが、セールス後のフォローアップだ。セールスだけが大事なのではなく、セールスに関わるすべて。セールスの前、実際のセールス、セールスの後のプロセス、全てが大事なのだ。

売上を倍増させる3つのP②Plan

2つ目のPはperformance(パフォーマンス)である。Justin Teoh氏は次のように語った。「世界一の計画プランがあったとしても、実行に移すことができなければそれは結果にもならない」。

そして、パフォーマンスの中で大事な要素として2つについて語った。

1つ目の要素が「チャレンジの克服」。どのような不況、パンデミック、昨今であればAIによる脅威などがあっても、必ずチームで克服しなければならない。

2つ目の要素が、チーム同士でシナジーを想像すること。チャンピオンを集めたようなチームではなく、チームとしてチャンピオンシップで優勝できるようなチームを作らなければいけない。

このチャンピオンシップのチームという定義は、個々としてのパフォーマンスを発揮できることはもちろん、チームで集めた方が、より高性能の実力を打ち出せるようなチームであることが重要だ。

売上を倍増させる3つのP③Plan

3つ目のPはpurpose(パーパス)、目的である。

目的、使命がなければ、様々なパッセンジャーがあなたの乗り物に乗っているようなもので、乗りたい時に乗り、降りたい時に降りてしまうような感覚になる。

しっかりと目的、使命を持ったビジネスを行っていれば、自由に乗り降りしてしまうような乗客を吸い寄せることはない。自ら動くようなドライバー、つまり、能動的に起業家として行動ができるようなメンバーを引き寄せられるのだ。

そして、目的を持つことによる重要な点が2つある。

1つ目は、スーパースターを吸い寄せることだ。目的を持ってビジネスを行っていれば、実力を持つ人たちが、あなたと一緒に仕事をしたいという状況を作り出せる。そして、あなたは、誰と一緒に仕事をするかを選別できるようになる。

2つ目は、リーダーを育成すること。このリーダーというのは、教育者である。

ビジネスを理解して運営してくれるようなリーダーを引き寄せ、育成することに成功すれば、経営者は自由な時間を持てるようになる。

Pを実践して売上を高める

今回の内容では、Justin Teoh氏が語った内容をかいつまんで紹介した。

より詳しく知りたい方は、Justin Teoh氏が開催するイベントなどにも参加してみてほしい。

今回の内容を、より詳しく理解すれば、経営者の大きな知識となるだろう。

文=名城政也

2023/05/02

世の中には、他の人よりも物事がうまくいっている人たちがいるようですが、それは単にその人たちがラッキーだからでしょうか。

私は違うと思っています。一生懸命取り組めば取り組むほど、運を味方に付けられるのだと思いますし、質の良い練習を重ねることによって、申し分のない結果が得られる」と私は信じています。

今からお話しするのは、私の友人の女性が、友だちの家にランチに招待されて行ったときの話です。招待してくれた男性は、コンサートピアニストでした。ランチの後、彼は、「今からピアノの練習なんです。よろしければ、ここでお聴きいただけたら嬉しいです」と彼女に言いました。彼女は、「もちろん!ぜひ聴かせてください」と答えました。

実は、この男性のピアノ演奏は、高額のチケットを購入しないと聴くことができないものだったのですが、なんとこの時は、彼女のためのプライベートコンサートとなったのです。彼女は、その時のことをこう続けました。「私は、彼の音階練習を聴くのか、それともまだ練習が必要な曲の演奏を聴くことになるんだろうと思っていたの。でも、彼の演奏は、もう信じられないほど素晴らしかった。アイヴァン、本当に素晴らしかったの。彼が演奏している間、そこに座って、練習するのを聴いていたら、自然と涙がこぼれこぼれ落ちたくらい。練習だと思って聴いていたのに、まるで本物のコンサートみたいだったから、演奏の後、『いつもこんな風に練習しているの?』と訊いてみたの。そうしたら、彼は『ただ練習するだけでは、完璧にはなれませんよ。完璧な練習をすることで、完璧な音楽が作られるんです。練習するたびに、コンサートのときと同じように演奏することが、僕の音楽を向上させる唯一の方法なんです』って答えてくれたの」。

まさにネットワーカーとして成功するためには、必要なスキルを身につける練習することが大切なのだということに気づかせてくれるエピソードです。でも、ビジネスパーソンは、単に形だけを真似しても、ネットワーキングの達人にはなれません。

「質の悪い」練習をしない

ネットワーキングイベントに参加した際、潜在的なリファーラルパートナーたちと有意義な会話を交わすことは、ビジネスネットワーキングで成功するための必要なスキルです。でも多くのプロフェッショナルたちがイベントに参加する際に掲げる目標は1つです。それは、イベントが終了するまでに、できるだけ多くの新しい連絡先を入手するために自分の名刺を配ること。あるいは、さらに悪いことにネットワーキングを直接売り込む場だと勘違いし、その集まりを、対面営業の機会として利用する人もいます。

きっと、そんな人たちは、新しく出会った人たちと「会話」の練習をしていたのかもしれませんね。

でも、考えてみてください。以前、とある音楽の教師が生徒たち対してこのように話したのを聞いたことがあります。「質の悪い練習をしても、質の悪い音楽家にしかなれません」と。ビジネスのネットワーキングにおいても同じことが言えます。毎日、来る日も来る日も、間違った方法で練習をしていたとしたら、どんな結果になるでしょう?間違いだらけの効率の悪いネットワーキングが、とても得意な人になってしまいますよね。

実践すべきネットワーキングスキル

効率の良いネットワーキングスキルを磨くことの重要性が理解できたら、私から以下のアドバイスをしましょう。

1.常にポジティブな態度をとりましょう。他の人に自己紹介をするときも同じです。誰しも、ビジネスを一緒にするなら熱意を持った前向き志向の人としたいと思うものです。不平不満を口にしたり、噂話に参加するのは避けましょう。

2.質問をしましょう。初対面の人に会ったときは、相手のビジネスや、なぜ現在携わっているビジネスに強い思いがあるのか、誰をターゲットにビジネスをしているのかを訊ねます。質問をした後は、相手の話に耳を傾けましょう

3.相手の目を見ましょう。会話をしている人に対して100%注意を向けてください。それによって相手に本当に関心を持っていることが伝わります。

4.他の人の手助けをしましょう。他人の役に立ちたいという情熱は、心血を注ぐビジネスに対する意欲を強力に後押しします。Givers Gain®(ギバーズ・ゲイン)の理念に基づいて行動しましょう。

信頼できる人になりましょう。あなたが「やる」と口にしたことは、しっかり行動に移しましょう。「毎」「回」です。一度失ってしまった信頼を後から取り戻すのは、至難の業です。

6.リファーラルをフォローしましょう。全てのリファーラルについてです。あなたにリファーラルを提供してくれた人に近況を伝えます。他の人から受け取ったリファーラルをフォローしなければ、見込みのビジネスを失い、さらにあなたにリファーラルを提供してくれた人からの信用も失うことになります。

7.人々に感謝しましょう。あなたを手助けしてくれた人への感謝の気持ちを表しましょう。基本的で、当たり前のことのように思うかもしれませんが、感謝する態度で人と接することもネットワーキングにおいて、欠かせない大切なスキルです。

ここで挙げたスキルは、ビジネスネットワーキングの主な目的の一部です。つまり長期的な関係を構築するということですね。

ネットワーキングで成功するための鍵は、時間をかけて他のプロフェッショナルたちと相互に有益なビジネス上の関係を築くこと。ネットワーキングの達人は、それをわかっているのです。あらゆる機会において、ここに挙げた効果的なネットワーキングのスキルを実践していけば、あなたもそれができるようになりますよ。

訳=川崎あゆみ