全国・海外から2,680名が集まった「BNIジャパン ナショナルカンファレンス2026」。
Day2も、経営、人生、テクノロジー、組織づくりなど、経営者やビジネスリーダーが未来を考える多彩なプログラムが続きました。
2,680名のエネルギーが、ひとつに
Day2は、BNI SUNファン所属・谷川和馬さんが参加する創作芸能集団「古今樂明座」による、会場いっぱいに響き渡る力強い和太鼓のパフォーマンスからスタート。

Day1とはまた違ったエネルギーに会場が包まれました。
オープニング後には、全国、そして海外から集まった参加者による記念撮影も実施。
20周年という節目に、国や地域を越えて多くの経営者・事業者がひとつの会場に集うスケールを実感する瞬間となりました。

続いて、BNI創立者兼チーフ・ビジョナリー・オフィサーのアイヴァン・マイズナー博士から、20周年を迎えたBNIジャパンへビデオメッセージが届けられました。
博士が語ったのは、BNIは単なるネットワーキングではなく、一つの「ムーブメント」であるということ。

世界70以上の国と地域へ広がるBNI。そのグローバルなコミュニティの一員として、日本の20年間の歩みに賛辞と感謝が届けられました。
ビジネスの先にある「豊かさ」を考える──本田健氏
Day2のゲストスピーカーとして登壇したのは、作家の本田健氏。
経営者やビジネスパーソンが多く集まる会場で、本田氏が問いかけたのは、お金と感情、人間関係、そして「本当の幸せ」についてでした。

事業を成長させ、成果を上げることは経営者にとって重要です。
しかし、その先にどのような人生をつくりたいのか。
お金とどのように向き合い、人との関係をどう築き、自分にとっての豊かさや幸せをどう捉えるのか。
ビジネスの手法だけではなく、経営者自身の人生や価値観へと視野を広げる内容に、参加者が自分自身を見つめ直す時間となりました。

「10倍の未来」をどうつくるか──名郷根修氏
株式会社ハイパフォーマンス代表取締役の名郷根修氏による「10Xリーダーズフォーラム ナショナルカンファレンス特別版」では、ビジネスを飛躍的に成長させる「10x思考」をテーマにしたセッションが行われました。

現在の延長線上から未来を考えるのではなく、大きな未来を先に描き、そこから今を考えること。
そして、「どうやるか」だけではなく、「誰とやるか」という視点から、自身の強み、チーム、ビジネスのあり方を見つめ直します。
さらに、このセッションは一方向の講演だけではありません。
参加者同士によるディスカッションや、大野真徳ナショナルディレクターも加わったライブコーチングを実施。参加者自身がその場で考え、言葉にし、次の行動につなげていく参加型のプログラムとなりました。
経営者が新しい視点を得るだけでなく、その場で自分の事業に引き寄せて考えられる。
ナショナルカンファレンスが大切にしている学びのスタイルの一つです。

AI時代、選択、そして起業家としてのあり方
Day2の「エデュケーションモーメント」では、小木曽貴弘エグゼクティブディレクター(以下、ED)、河野将侑ED、田渕祐輝EDが、それぞれの経験や実践をもとに、経営者として未来を切り拓くための視点を共有しました。
小木曽EDのテーマは「人生を豊かにする選択の力」。

選択とは、あらかじめ用意された正解を当てることではなく、自ら選んだ道をその後の行動によって正解にしていく「物語の創造」であるとし、ビジョンを持つこと、時には選ばない勇気を持つこと、そして他者をその物語の登場人物として迎えることの大切さを伝えました。
河野EDは、現代の社会を動かす存在として、起業家を「令和のサムライ」と表現。中小企業や起業家が社会に与える影響の大きさに触れながら、事業を成長させるためには、自らのビジネススキルを磨き続ける必要があると語りました。

また、単に仕事や紹介を得るのではなく、仲間や地域、社会のために何を与えられるかを問い続けることの大切さも伝えました。
田渕EDは、AIなどによって将来の予測が難しくなる時代を見据え、起業家の意思決定理論「エフェクチュエーション」を紹介しました。

未来を予測して必要なものを揃えるのではなく、自分の特性や強み、知識・経験、人脈など、今すでに持っている資源から可能性を考える。そして、それらを仲間の持つ資源と掛け合わせることで、新しい価値を生み出していく。変化の大きな時代だからこそ、一人で未来を予測するのではなく、仲間とともに未来をつくるという視点が示されました。
人生の選択、起業家としてのあり方、そして変化する時代への向き合い方。
異なるテーマでありながら、その中心にあるのは、「これからの時代に、自分はどう選択し、誰と、どんな未来をつくるのか」という問いでした。

強い組織は、どのように文化をつくるのか
Day2の「チャプターベストプラクティスシェア」には、BNI リヴァイ、BNI コンセンサス、BNI J-ONEが登壇しました。
BNI リヴァイは、渡り鳥が先頭を交代しながら遠くまで飛んでいく姿に、リーダーシップの継承を重ねました。

BNI コンセンサスは、一時の厳しい状況から「寄り添い」という文化や次世代リーダーの育成を通じて成長してきた歩みを紹介。

日本で最初に発足したBNI J-ONEからは、新しいメンバーへのサポートや、歴代リーダーが次の世代を支える文化など、長く続く組織づくりの実践が共有されました。

一人の優れたリーダーだけで組織をつくるのではなく、文化をつくり、人を育て、それを次へ渡していく。
経営者にとっても、自社の組織づくりを考えるヒントになるセッションとなりました。
一人ひとりにある、人生とビジネスのストーリー
「ビデオコンテスト2026」では、「BNIはあなたやあなたのビジネスにどのような影響をもたらしましたか」をテーマに、全国のメンバーが自身の体験を映像で表現しました。
入賞したのは、次の5名です。
第1位 BNIホワイト 瀬口広樹さん
第2位 BNI AMAMIKU 與那城寿恵子さん
第3位 BNI TRINITY 福永ともみさん
同率第4位 BNI APOLLO 田路和也さん
同率第4位 BNI Bridge 山本悠太さん

事業の成長、仲間との出会い、自分自身の変化、困難を乗り越えた経験。
5人のストーリーから見えてきたのは、「成果」の形は一人ひとり異なるということでした。
数字だけでは表すことのできない、ビジネスと人生の変化。
それを本人の言葉で共有することも、数千人が集う大きなカンファレンスでありながら、一人ひとりの物語を大切にするBNIらしいプログラムの一つです。
20年をつないだ人たち、そして次の20年へ
20周年を記念して募集された記念ロゴには、全国から230点を超える応募がありました。
選ばれたデザインに込められたのは、これまでの歩みへの「感謝と信頼」と、未来へ向かう「挑戦と成長」。

また、長年活動を続けてきたチャプターへの承認も行われました。
新しいチャプターが誕生し、新しいリーダーが育つ一方で、長い年月をかけて人と人との信頼をつないできたコミュニティがある。
その積み重ねが、BNIジャパンの20年をつくっています。

本編終了後も続く、仲間を称える時間
Day2本編終了後には、グランドニッコー東京 台場でアワードディナーが開催されました。

メンバー数の成長や更新率、チャプターの発足、リージョン運営など、2025年に各地で積み重ねられたさまざまな成果と貢献を承認。

今年は「Team of the Year」としてBNI横浜セントラルが選ばれました。
最後には、一つのリージョンを越えて「Team Japan」として力を合わせ、日本の中小企業や社会にさらに大きな価値を生み出していこうというメッセージも届けられました。20周年を祝うと同時に、次の20年へ向けた新たなスタートを感じさせる時間となりました。

次の舞台は、大阪へ
そして、ナショナルカンファレンス2026の終盤。
次回、2027年の開催地が発表されました。
次の舞台は、大阪。
2027年は、イベント名称を新たに「BNI JAPAN International Conference 2027」とし、略称「IC2027」として開催されます。
ステージには、次回の開催を担う大阪のリーダーたちが登壇。

「来年は大阪で会いましょう」
その呼びかけとともに、IC2027への申し込みもスタートしました。
東京ビッグサイトに2,680名が集まり、14カ国の参加者とともに過ごした2日間。
そこで交わされたテーマは、経営戦略だけではありません。
事業成長、リーダーシップ、組織、人との関係、お金、人生、AI、社会貢献、そして未来。
異なる専門性や経験を持つ登壇者の言葉が、経営者やビジネスリーダーに新しい視点を届け、それをきっかけに参加者同士の新たな会話やつながりが生まれていきます。
この2日間は、完成した答えを受け取る場所ではなく、新しい視点や人との出会いから、それぞれが次の一歩を見つける時間でもありました。
2027年、大阪。
そこではまた、新しい登壇者、新しい参加者、新しい出会いから、まだ誰も知らないビジネスや未来が動き始めます。
次は、大阪でお会いしましょう。
https://nc2027.bninc.jp/event/osaka
文・編集:BNIジャパン