高市 寛子さん
BNI HIKARI
(大阪北西)
カテゴリー:心と体の発酵温浴アドバイザー
親子・家族関係のカウンセリングとファッションスタイリストという二足の草鞋を履き、完全紹介だけでビジネスを10年間続ける。酵素浴に出会い、酵素風呂施設の開業を志す。2021年5月から酵素浴研究および開業地を探すために全国行脚を開始。2022年3月、京都府南丹市美山町に酵素風呂をオープン。
高市寛子さんは、BNIジャパン主催「ビデオコンテスト2022」のウェブサイト掲載用部門で優秀賞を受賞された。今回のテーマは「BNIはあなたやあなたのビジネスにどんな影響をもらたしましたか?」である。動画ではドローンを使った空撮で、オープンしたての酵素風呂施設が紹介されているが、今回の開業は高市さんの人生を大きく変えた出来事だった。そして、そこにはBNIとの出会いがあった。
毎週、別の土地で定例ミーティングに参加
BNIがオンライン化されて久しいが、オンラインだからこそBNIに参加できるようになったビジネスパーソンも増えた。高市さんもそのひとりだ。なぜなら、BNIと出会った2021年7月、高市さんは全国を巡って酵素浴の研究をしている真最中だったからだ。
8月に加入した高市さんは、酵素風呂開業の地を見つけて定住した12月までの約4か月間、毎週、別の土地からチャプターミーティングに参加していたという。
「毎週のように『高市さーん、今日はどこから参加ですか?』なんて聞かれていまして、『今週は鹿児島です』というようにお返事していました」
笑いながら当時のことを振り返りつつ、BNIとの出会いについても語ってくれた。
「誘ってくださった方への信頼もあったし、チャプターのことを大好きで『すごくいい人ばっかりだから』と言っていたのと、その方がBNIの仕組みに魅力を感じていたことが大きかったです。やってみたいな、と思わせてくれました」
人生を再出発するために全国行脚へ
高市さんは数年前に酵素浴と出会い、その素晴らしさにのめり込んでいった。最初は週末に酵素浴施設でアルバイトをしているだけだった。しかしそこで、訪れる人たちの変化を目の当たりにし、なおかつ高市さん自身が体質改善したこともあり、「これだ!」と思ったという。
「心を扱う仕事をしていると、外せないのが体からのアプローチです。自分のコンセプトに合い、良いものを探していたところ、酵素浴に出会いました」
そして、酵素浴を自分の事業に取り入れようと決心。全国行脚へと一歩を踏み出した。
しかし、女性が自宅にも帰らずに旅を続けるのは、事業のためとはいえ珍しい。そこにはある苦渋の決断も大きく影響していた。
「さまざまな事情で家族と別れざるを得なくなりました。家族がいたからこそ1箇所で生活していたので、1箇所にいる意味が私の中で薄らいでいったこともあって……。それなら、酵素風呂事業という人生の再出発のために各地を巡ってみようと思いました」
メンバーに助けられた開業エピソード
念願叶って開業地を見つけたが、人と生態系の調和を大切にする高市さんが選んだ場所は、国連世界観光機関の「ベスト・ツーリズム・ビレッジ2021」に選ばれた京都府南丹市美山町。茅葺の里がある山奥で、近くにコンビニもスーパーもなく、工事車両も入りにくい土地。また、運悪く着工の際には十年来の寒波が押し寄せ、雪が降り積もり、地元の工務店では対応しきれない事態に陥った。
そんなときに助けてくれたのが、チャプターの建築カテゴリーのメンバーである。
「生活もかかっているから工事を伸ばすわけにもいかず……。相談したら、悪天候の中を大阪からわざわざ来てくださって。本当に、鼻水垂らしながらやってくれるような感じでした(笑)。困ったときに信頼して手放しで頼めたのは、やっぱり毎週、zoomでしたが定例ミーティングで顔を合わせていたのはすごく大きかったです」
家族、仲間、会社、それがBNI

インタビューの最後に、「高市さんにとってBNIとは?」と質問してみると、大きな瞳を輝かせながらこんな答えが返ってきた。
「ひと言でいえないくらい大きな存在。生活に入り込んできているものなので、なくなったらむっちゃ寂しいだろうな。仲間とか会社とか、家族とかそういう存在です。BNIの方というだけで安心感があるし、共通言語があるから理解してもらえる。同じ痛みも喜びも共有できるので、信頼感や仲間感が強くて。
別れを経験して失ったものも大きかったのですが、BNIに出会ってそれを凌駕するくらい得られたものも大きかった。だから、感謝しかないです」

文=国場みの