「私たちは独りではない」BNI公式テーマソングのメッセージを歌声に乗せて届ける人

2022/05/24

ジョン・ルーカスさん
BNI 杜の都
(仙台青葉)
カテゴリー:エンターテイメント

1979年、バハマ生まれのジャマイカ育ち。来日して20年以上。ジャマイカ観光親善大使、宮城県角田市PR大使、全国13会場のゴスペル教室講師兼ディレクター。「ゴスペル×ボイストレーニング×語学教室」という新しいスタイルの『ONLINE GOSPEL COLLEGE』を主宰。国内外の音楽イベント、自身のコンサートやライブなどシンガーとしても活躍。音楽と語学をかけ合わせた事業を展開中。         

                                                     

実は、公式テーマソングの母国語バージョンがあるのは、世界77カ国の中でも日本だけ。日本語バージョンの誕生がどれだけ異例のことか、おわかりいただけるだろうか。

「『Better Together』を日本語で、日本のメンバーに、日本の人たちに届けたい!」

というジョンさんの強い想いが周囲の人の心を動かし、現実となったのだが、物語のはじまりは3年前に遡る。そんなジョンさんのマイBNIストーリーをお聞きした。 

Givers Gain®️を体現するメンバーを通してBNIと出会う

BNIとの出会いは、大阪でミュージカルに出演する際に、共通の知り合いを通じて大阪のBNIメンバーを紹介してもらったところから始まる。弁護士業のメンバーはジョンさんの活動を応援してくれ、客席の1/3を埋め尽くすほどの人数を動員してくれるなど、折にふれジョンさんを気にかけてくれた。

想いを行動で示す実行力と影響力のすごさ、人間的な深さに感銘を受けたジョンさんは「貢献したい、仲間になりたい」と思い、大阪でBNIへの入会を決意する。

しかし、大きな外的変化が起きた。2020年から大々的に始まったコロナ禍。状況を鑑み、本拠地である仙台に帰省することにし、入会も断念することとなった。

仙台でBNIと再会、『Better Together』に感銘を受ける

一旦はBNIへの道が断ち切られたが、諦めてはいなかった。月日は経ち2021年、仙台でBNI立ち上げの知らせを受ける。発起人であるBNI仙台青葉の中村優紀ディレクターコンサルタント(以下、DC)を紹介され、話をすることになった。中村DCの想いに共感したジョンさんは、「中村さんが立ち上げるBNIに参加したい!」と、立ち上げ中のチャプター「杜の都」に参画、2021年12月に発足を果たした。ところが、ひとつの不安を抱えていた。

「BNIの中にあるビジネスに対して、ミュージシャンとしての私は、一体、どのような貢献ができるのだろうか。私はここにいていいのだろうか、と悩みました」

そんな気持ちを払拭する出来事が起きた。2022年1月開催の『ナショナルネットワーキングデー』に参加した際に2022年公式テーマソングを初めて聴き、そのシンガーがアメリカのBNIメンバーであることを知る。

「楽曲、メッセージそのものにとても感動しましたし、こういう貢献の仕方があるんだ! と驚きました。このメッセージを日本語で、日本のメンバーに、日本のみなさんに私の歌声で届けたい! と強く思いました」

この想いを早速、中村DCに打ち明ける。すると翌日、中村DCがBNIジャパンの大野ナショナルディレクターに提案し、4月開催の『ナショナルカンファレンス』までに作ろうという話に展開した。

誕生した珠玉の作品

ジョンさんの想いに共感したスペシャリストが次々に結集。どの人も、ジョンさんが信頼を置いている専門家ばかりだ。タイトスケジュールの中、誰もが最高のパフォーマンスで取り組み、作品が完成されていく。そんな中、とりわけ苦心したのは日本語訳である。

「長く日本に住んでいますが、日本語の繊細なニュアンスを日本人同様には表現できません。そこで、専門家の方にご協力をいただき、その方と何度も歌詞を練り直しました。それこそ10パターンもあります」

こうして誕生したのが、冒頭で紹介した2022年4月19日にYouTubeで公開されたミュージックビデオだ。

ここまででも素敵なエピソードだが、この物語はここで終わらない。

国境を越えた同志が作曲を担当していた! 

YouTubeで公開すると、すぐにアメリカ在住の音楽仲間であるTIPPINGさんからメッセージが届いた。ジョンさんはTIPPINGさんと東日本大震災の際に、日本を元気にするためにチャリティコンサートを開催した同志ともいえる仲間でもあった。

「彼から『僕が作曲したんだよ』とメッセージが飛んできて、『えっ!! えっ!!』と驚きすぎて、すぐには言葉の意味を理解できませんでした」

なんとTIPPINGさんも、アメリカでBNIメンバーとして活躍していたのだ。偶然という言葉では片付けられない運命を感じる縁にジョンさんは深い感動を覚えた。

今だからこそ『Better Together』を多くの人に届けたい

インタビューも終盤になり、ジョンさんは“ぜひとも伝えたい想い”を語り始めた。

「『Better Together』のメッセージは普遍的ですが、今だからこそ届けたいメッセージです。『困難なときをともに乗り越え、新しい未来を築いていく』。このメッセージをBNIメンバーだけでなく、多くの日本の方々に届けたいと心から願っています。

来日以来、私は完全に日本にfall in loveしました。ここが私の居場所だと思っています。だから、海外との架け橋として日本にどんどん貢献していきたいし、歌や20年来の英語指導などの自分のスキルをBNIにすべてgiveしていきたいです」

日本語バージョンを聴いた方はもう一度、まだの方はぜひ一度、聴いて、大切な人にシェアしてほしい。BNIがテーマにしている根幹に、人と人との関係の本質に触れられるだろう。ジョンさんはじめ、多くの人たちの熱い想いに触れられるはずだ。

 

2022年BNI公式テーマソング『Better Together』(日本語バージョン):

 

2022年BNI公式テーマソング『Better Together』(英語バージョン):

 

文=国場みの