BNIの「信頼関係」×「異業種」から生まれた成功事例

2022/03/22

大沢正美さん
STAR
BNI福井
カテゴリー:旅行代理店

福井県出身。大阪にて海外旅行ホールセーラーで勤務、その後Uターンで福井に戻り、株式会社日本旅行ワールドの取締役に。現在は法人向け団体旅行・修学旅行・個人向けの募集型企画旅行を手がける。BNIには2016年3月に入会、入会後すぐ書記兼会計、2021年にはプレジデントを務めた。

年間795件、週平均14件のリファーラル

カテゴリー「旅行代理店」の大沢正美さんは、2021年、チャプターの飲食店メンバーに驚異的な数のリファーラルを提供した。それも、パンデミックで一番打撃を受け、世界中リアルで出会えなくなり、完全にビジネスがストップした旅行代理店がだ。

ことの発端は、行政が旅行会社向けに給付した県内旅行消費の助成金制度を活用した旅行プランを考えついたことからだ。通常、旅行会社は、利益幅の大きい遠方の個室露天風呂付宿の宿泊プランなどを企画するが、大沢さんは「自分だけでなく、メンバーのためにできることはないか?」という想いが込み上げ、低価格で近場をめぐる「日帰りプチ旅行」を企画した。

企画は「コロナ禍で仕事がまったくなくなった」状態から起死回生するためのもので、メンバーとお客様に対する想いが込められている。

「募集型企画旅行として、市内の美術館と飲食店を組み合わせ“日帰り商品”を企画し、ここに飲食店メンバー全員のお店をランチやディナーに組み込みました。同じように困っている飲食店メンバーへ送客出来るのではと思って。

そして、時間を使い高額な遠出の1回より、コロナ禍の中お客様にとって安全な近場で何度も行けるコンパクト日帰り旅行のほうが良いのではと思いました。福井は博物館などの公共施設の利用率が低く、こうした施設を身近に感じた後に美味しい食事を堪能し、福井の魅力を再認識していただければと考え、すぐに飲食店メンバーに相談したらとんとん拍子に企画が進みました」

参加者がSNSで拡散、リピートが自然に生まれる

大沢さんの着眼点が功を奏してプチ日帰り旅行がヒット。想像を遥かに超えた現象が次々に起き始めた。当初は同業者に理解を得られなかったが、街の経済に寄与できるアイディアを形にしていくと、メンバー以外の飲食店や同じような商品を作る旅行会社が増えていき、業界にムーブメントが起きた。

「お客様はこのツアーで割引が受けられます。多くのお客様が初めて行くメンバーのお店のファンになり、割引に関係なくお店のリピーターになった方が続出しました。

また、私たちは広告をしなかったのですが、お客様自身がSNSにアップしてくれて自然とお店と弊社の知名度が上がりました。すると、地元メディアの新聞やテレビなどに取り上げられて話題を呼び、久しぶりに旅行業界や飲食店に活気が戻ってきました。

また、飲食店の登録数も増え、飲食店からもお客様をご紹介いただけるようになり、2年間も毎日を不安に思っていたスタッフ達と仕事ができる幸せを感じることができました。

この先、保証はまだまだないけれど、ビジネスを継続する前向きな気持ちになりました。」

一番の喜びは「過去最高の売上」を提供できたこと

プラスの連鎖が起きたことで、ビジネスの歯車も回りはじめた。もちろんそれも嬉しいが、何よりの喜びは多いときで週に40件、年間で800件近い数のリファーラルをメンバーに提供し、「飲食店メンバーの売上に貢献できたこと」と何度も嬉しそうに話す。

「あるメンバーは親子3代、20年以上お店を営んでいます。この旅行企画によって、コロナ禍の状況で過去最高の売上をあげたそうなんです。この報告が最高に嬉しかったです!」

揺るぎない信頼の構築は「1to1」と「トレーニング」から

大沢さんに今回のリファーラルには、何が重要だったかを尋ねてみた。

「BNIの基本、メンバーと『1to1』を何度も重ね、同じ目的・ベクトルに向いているメンバーとともに『トレーニング』を受講し、信頼関係を積み重ねています。後は、メンバーのためにどんなリファーラルが提供できるか、大切なメンバーのために何ができるかを日頃より考え準備をしています。チャンスがあると逃さず業界の常識を変えるアイディアで即座に着手出来たのは、『信頼関係』ができていたからこそ、メンバーの共感を得るスピードが著しく早かったので、成し得ることができたと思います」

信頼関係で結ばれた異業種のメンバーがいるからこそ

「BNIのネットワーキングビジネスの真髄に触れたと実感しました。今回、ネットワーキングビジネスで、いろんな人の危機的状況を継続的に助けられることが証明されたと思っています。これからも、信頼できるメンバーとともに、BNIでチャンスを掴んで、ともにビジネスを成功させていきたいと思っています」