2024/08/27

まず、私は、機械いじりが苦手だと認めます。子どもの頃、ある日私の父(大抵のものは修理できる人でした)にガレージに連れていかれ、「息子よ、お前は手先を使う仕事は向いていないので、大学に行く方がいい」と言われました。そうです、父の言ったことは正しくて、素晴らしいアドバイスでした。父の忠告に従って、物事はかなり順調に進んできたと思います。

自分が機械いじりが苦手だということは認識していますが、触媒コンバーターがあなたのビジネスとネットワーキングにどう関わるのかについてお話しできます。

触媒、つまり「カタリスト」とは、反応を引き起こすための物質のことですが、ネットワーキングにおけるカタリストは、物事を実行、実現させる人のことです。カタリストがいなければ、火花が起きることもなければ、物事はほとんど何も進展せず、変化も起きません。

あなたのビジネスとネットワークにおけるカタリストになるために、あなたにとって何が必要なのでしょうか?次の4つの要素、「主体性」「意図」「自信」そして「モチベーション」が必要です。

カタリストになるための4つの秘訣

主体性

カタリストは、じっとしていることはありません。彼らの人生におけるあらゆる側面で物事を動かします。ネットワーカーとして、解決が必要とされる問題に対して常に注意を払い、即座に行動に移します。自分のネットワーク内でその問題の解決のために手を貸してくれる人に連絡を取ります。彼らは、「今すぐやる」という意識をもって行動します。

意図

カタリストは、意図を持って目標達成に向け努力します。ネットワーカーとして、ビジネスとネットワーキング両方の目標を持っています。彼らは他人の目標を理解し、その望む場所に到達できるよう手助けすることに時間を惜しみません。

自信

カタリストは、自分自身、そして自分の仲間にも自信を持っています。これによって、目の前の仕事が、素晴らしい成果をもって達成されます。

モチベーション

カタリストは、自身が高いモチベーションを持っているだけでなく、他の人がそれぞれが持つ能力を最大に発揮しようという気にさせます。自分の言葉と行動を通して、熱意とワクワク感を他の人に伝えることで、他の人が貢献しようという感情を引き起こすのです。彼らは、個人的に、そして専門家として利益を得ることにモチベーションを感じており、またそれを他の人と共有したいと強く願っています。そして他の人が成功するための手助けをしたいと心から考えています。

もし、あなたのビジネスに役立てるために自らのネットワークを活用したいのであれば、カタリストとなることを目標としましょう。あなたのネットワークを、一列に並べられたドミノだと考えてみてください。あなたが一つ目のドミノを動かすまでは、各々のドミノは立ったままです。思い出してください。カタリストは行動を起こします。一つ目のドミノを倒し、連鎖反応でドミノが倒れていくのを見てみましょう。あなたのネットワークは所定の位置に立ち、あなたが駒を動かすのを待っています。

もしあなたが、ドミノの列を見てそこに動きの流れを止める隙間があることに気づいたらどうしますか?あるいは、もしかすると自分が思ったほどの数のドミノ(ネットワーキングパートナー)がないかもしれません。ネットワーキングのカタリストになるためには、まず十分な数の仲間がいて多様なネットワークを持つ必要があります。潜在的なリファーラルパートナーとつながり、お互いに利益を得られる関係を築くために、時間と労力をかけて、ネットワークを拡大しましょう。

訳=川崎あゆみ

2024/08/20

梅景 章裕さん
BNI 東京N.E.
カテゴリー:補助金サポート

大阪在住。飲食店、コンサルティング会社経営。2021年10~12月に開催されたBNIのグローバルキャンペーン「Race to Your Success」にて日本一を受賞、2月、BNIジャパンブログに取材記事が掲載される。2021年、22年、23年、3年連続で経営革新等推進協議会より補助金部門全国ベスト100選に選ばれる。2024年4月よりBNI東京N.E.のエリアディレクター。地元ではPTA会長を経て、教育委員会青少年育成委員会の副会長を務める3児のパパ。

「ビデオコンテスト2024」優秀賞を受賞

「BNIジャパン ビデオコンテスト2024」にて2位に輝いたのは、「多動力」の言葉が印象深い梅景章裕さんだ(https://youtu.be/LlEsJlpzfNI)。

2022年2月にもBNIジャパンブログで、梅景さんのマイBNIストーリーを掲載しているがhttps://blog.bni.jp/984/、今回はまた違った角度から梅景さんのストーリーを綴りたい。

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文=国場みの

2024/08/13

ささやかなお礼状を送ることなんて、ビジネス全体から見ると、大したことではないように思えるかもしれません。昔ながらの個人に宛てた手書きのお礼状は、大部分がメールやSNSメッセージに取って代わられています。それとも、感謝の気持ちを伝えるという行為自体、なくなっているのでしょうか。

Eメールは最も簡単なコミュニケーション手段のひとつですが、最も効果的ではない方法かもしれません。Eメールは送るのにほとんど労力がかからないため、大量に送られます。そのため受け取った人はすぐに削除してしまうからです。テキストメッセージも同様です。あなたのメッセージが送る相手に合わせたものでなければ、恐らく目にも留まらず、読まれることなく、気付かれることはないでしょう。

昔ながらの手書きのお礼状を手紙やはがきで、最後に受け取ったのはいつですか?そのときのあなたは、どのように反応しましたか?誰かが時間をかけて特別にあなたのためにしたためた便りを読んで、あなたはどう感じましたか?私たちの多くは、送ってくれた人の時間と労力に対し感激し、感謝の気持ちを抱きます。そのお礼状は、デスクやテーブルの上に数日間あるいは数週間置かれ、何度となく読み返され、嬉しさを感じさせるものになるでしょう。

人に感謝する

仕事仲間や顧客、クライアントに対して感謝の気持ちを表すことは、リファーラルにつながり得る人間関係を育む重要な基礎となります。人は、期待以上の仕事をするプロフェッショナルたちを知り合いに紹介したいと思うものです。感謝する機会を通して、私たちの存在感を表すことができます。

あなたは、お礼状を書いている時間なんてないと思うかもしれませんね。でも、もう一度考えてみてください。通勤電車の中、子どもと車の中でスクールバスを待つ間、一人でのランチタイム、病院の待合室、あるいは10マイルの渋滞に巻き込まれて立往生している車内など、あなたは、そんな状況に陥ったことがありませんか?

今挙げた時間の全ては、あなたにリファーラルを出してくれた人や個人的に人を紹介してくれた人、イベントに手を貸してくれた人、あるいは問題を解決してくれた人に向けて心を込めて感謝の手紙を書くことで、ネットワーキングにおける関係を強化するための貴重な時間になります。(大切な注意点:手紙に名刺は同封しないでください。名刺を添えた途端に、あなたの宣伝になってしまい、感謝の手紙ではなくなってしまいます

意識的に感謝を伝える

感謝の気持ちを、意識的に伝えましょう。毎週時間を決め(そうです、仕事用のカレンダーに記入するのです)、お礼状を書いて発送しましょう。白紙のはがきと切手を、車の中やブリーフケース、カバンに入れておきましょう。そして、数分間の隙間時間ができたら、お礼状を書き、次に郵便ポストを見かけたときに投函できます。

とはいえ、どれだけ私が伝えても、手書きでお礼状を書かないという人がいることはわかっています。そこで、米国内のSendOutCards.comのようなパソコンで手書き「風に見える」はがきを郵送してくれるサービスを探してみるのも一案です。

大切なことは、あなたのために時間や労力を費やしてくれた人に感謝するときに、ただ感謝するだけではなく、手を動かしてその人たちに感謝を伝えることです!心からの感謝の気持ちであれば、伝えるのに遅すぎるということはありません。

感謝の気持ちによって、つながりが深まります。個人的なお礼状を送るには、それほど時間もコストもかかりません。でも周囲の人やあなた自身には、大きな影響を与えます。手書きのはがきは、ビジネスの全体に大きなインパクトを与えることができるのです。

訳=川崎あゆみ

2024/08/06

珠野 耀彩(たまの てるは)
BNI 雷電(長野)
カテゴリー:つい応募したくなる!求人動画

珠野 耀彩(以下:珠野さん)さんは「つい応募したくなる!求人動画」というカテゴリーで着々と売上を伸ばしているメンバーだ。BNIに入会する前には仕事を受注できない壁にぶつかった経験もあったそうだ。しかし、BNIに入会し、珠野さんの仕事、そして人生は大きく変わった。今回は、そんな珠野さんのBNIに入会したことでの変化について伺った。

成功の秘訣はカテゴリー特化

珠野さんは、BNIに入会する以前は、売上に伸び悩んでいた。仕事はあったものの、自身の動画製作チームで報酬を分けると生活もままならないほどであった。そんなときに知人に誘われ、BNIに可能性を感じて入会を決める。

そこで一つ大きく変わったのが「カテゴリー」だ。当時はどのような動画製作も受けていた珠野さんだったが、BNIに入ると同時に「採用」のカテゴリーに特化させる。そこから、珠野さんの事業が上向きになっていく。

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文=名城政也