2023/03/28

金光進陪さん
BNI東京港中央
ノーブレスチャプター

金光 進陪さん(以下:金光さん)は、BNI東京港中央、ノーブレスチャプターにて「社交ダンス総合プロデュース」のカテゴリで活動している。ダンサーとしての輝かしい経歴もあり、入会して1年で、2022年11月に開催された「グローバルコンベンション2022」のGot A Talentへの出場も果たしている。

主な戦歴や受賞歴は、以下のとおりだ。

  • バルカーカップ統一全日本ラテンチャンピオン
  • 統一全日本ラテンショーダンスチャンピオン
  • アジア太平洋ラテンチャンピオン
  • 全日本セグエ選手権優勝
  • 世界ショーダンス選手権第3位
  • 内閣総理大臣賞
  • 文部科学大臣賞
  • スポーツ庁長官賞
  • プリンスミカサアワード三笠宮杯受賞

今回は、金光さんのこれまでの経緯や、グローバルコンベンション2022の感想について伺った。

功績よりも貢献

金光さんが「グローバルコンベンション2022」のGot A Talentに出場した経緯は、「メンバーに勧められて応募した」それだけの理由だ。ただしそこには、メンバーからの厚い信頼や、ダンサーとしての輝かしい経歴がある。さらに「チャンスがあればまずやってみる」という、金光さんの積極的な行動力も重なったのだろう。

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文=名城政也

2023/03/21

オウディ・アブチャクラ博士との共著である私の著書、『Work Your Network with the 4Cs.』(4つのCでネットワークを活用しよう)」の中で、ありとあらゆる関係の基礎となる、4つのCについて紹介しています。あなたのビジネスにリファーラルを生み出すために、これら4つのCについて理解することは非常に重要なことです。BNIポッドキャスト772(英語)の中で、お話していますが、最初のCは、コンピテンスです。コンピテンスは、ビジネスを行う上でリファーラルを生み出す大切な原動力ですが、コンピテンス単独では、リファーラルを得ることはできません。

Competence(コンピテンス)…知識とスキル

Credibility(クレディビリティ)…信用、信頼性

Clarity(クラリティ)…わかりやすいコミュニケーション

Connectivity( コネクティビティ)…人脈の量と質

2つめの「C」は、クレディビリティ(信用・信頼性)

人は、信用できると確信が持てない人には、リファーラルを提供しないものです。信頼されることの大切さは、2つめの「C」、つまり、クレディビリティ(信用、信頼性)と切り離せない関係にあります。信用、信頼に値するかどうかが大切なのです。信頼と信用は、同義語として使う人がいるほど、密接な関係にあります。

「信頼されること」と「有能であること」が両方備われば、リファーラル曲線の「信頼度分岐点」に到達するまでの時間が短縮されます。信用と能力の相互関係は、社会心理学者による研究結果を用いて説明するとわかりやすいかもしれません。研究によると、初対面の人に会ったときに、「自分は、この人を信頼できるだろうか?」「自分は、この人を尊敬できるだろうか?」という2つの質問を自分に投げかけることで、お互いを評価していることがわかったそうです。理想的には、信頼も尊敬もできる人だと思われることです。

ずっと言い続けていることですが、リファーラルを与えることで、あなたに対する評判も浮き彫りになります。質の高いリファーラルを提供したら、あなたの評判は上がりますし、そうでないリファーラルを提供したら、あなたの評判も傷つきます。信頼は、非常に重要なことで、あなたがリファーラルパートナーを信頼できたら、そのお返しにあなたも信頼されるということです。

ビジネスパーソンは、自分が新しいビジネスを十分に切り盛りできるほど優秀であることを証明しないと、潜在的な顧客が汗水流して働いて得たお金を自分のために喜んで出してもらえないということをわかっています。これが事実である一方、自分は信用するに値する人間であることを示すことにも重点を置かなければ、人々は、誤った解釈をすることになります。

「4C」の本では、あなたの所属するネットワーク内で、メンバーからの信用を得ることについて述べていますが、つまりは、信用を得るということは、人として信頼されること、そして、あなたが仕事ができる人であることを知ってもらうことだと考えています。あなたの能力を示し、仲間との間に信頼関係を築くのが早ければ早いほど、仲間たちは、あなたに対して「信頼して大丈夫だという」自信を持ち、リファーラルを早く提供してくれるようになります。潜在的なリファーラルパートナーとの間に強力なビジネスの関係を築くためには、次々に個人レベルで理解を深めていくために時間をかける必要があります。

「自信」は「信用」につながる

ここでいう「自信」は、あなたが自分自身に自信があるかどうかの話ではありません。あなたが質の高い商品やサービスを提供する能力があるということに仲間たちが自信を持てるかどうかの話です。誰かがあなたに対して自信を持ってくれたとき、あなたは、信用が得られたことになります。あなたの信頼性の高さは、周囲の人があなたに対して自信を持てるかどうかに基づいているのです。あなたのネットワーキングパートナーが、あなたが質の高いサービスや商品を提供する能力に対して、大きな信頼を寄せてくれたとき、あなたは、仲間から高く信頼されたことになります。あなたのことを信頼できると仲間が自信を持ったときに、あなたは、信用を得られたということになります。

もし、あなたがとても強い関係を築けていると思う人から、リファーラルを得られていないと感じるのであれば、その人とじっくりと話をしてみることをおすすめします。その人のクライアント、患者、顧客に対して、自分の特定の仕事を紹介するにあたり、何か懸念するような事があるのかどうか明らかにしましょう。もし懸念事項があるなら、あなたは、相手との間に必要な信頼を築くためにその問題を解決する必要があります。

最後に考えておきたいこと。あなたがネットワーキングをするとき、ステージ上から、またはウェビナーで、あるいは1対1のビジネスミーティングで話をするときは、あなたの能力、そしてあなたが信頼できる人物であること、両方を示すようにしましょう。

訳=川崎あゆみ

2023/03/14

【Givers Gain®を実践する人たちであふれる熊本に】

古藤靖憲さん
エグゼクティブディレクター
BNI熊本シティ

「やっぱり、リージョンのメンバー、仲間が好きなんです。そして、Givers Gain® を実践できる人を育てていくと地元が変わると思います。それがBNIを続けている理由ですね」と語るのは、BNI熊本シティのエグゼクティブディレクター(以下、ED)、古藤靖憲(ことう やすのり)さん。今までの道のりは、ビジョン実現のための通過点であり、振り返るとDNAをはじめ、周囲の人たちに感謝しかないと話します。そんな、志高い古藤靖憲さんにお話を伺いました!

古藤さんはBNIに出会って2年後に、BNIの可能性を強く感じたエピソードがあると伺いました。どのようなことだったのか教えてください。

私がBNIに出会ったのが10年前ですが、当時は熊本にBNIがなく、立ち上げを誘われたのがきっかけです。立ち上げ後、熊本はまだトレーニングの開催がなく、私自身、MSPしか受講していない状態でした。2年ほどして、ディレクタートレーニングを受講することになり、そこで初めて自分たちの知っているBNIと本来のBNIとの違いを知りました。

BNIは体系的に仕組化されていて、マネジメントやチームビルディングを実践できる環境があります。また、何らかの目標値から逆算して学べるような環境だと感じました。こうしたBNIの姿が、模範的な企業の姿に通じるんだろうな、と思いました。理想的な企業の骨格がちゃんと見える化されている、という感じでしょうか。
中小企業や小規模事業者には、こうした仕組みはほぼありません。仕組みがあるからうまくいく、ということではありませんが、それをチャプターの中で学び、実践できるところがBNIの大きな価値のひとつだと思いました。

古藤さんがEDとして大事にしていることとは、なんでしょうか?

いろいろある中で特に大事にしていることが3つあります。
1つ目は、身の丈にあった発言と譲らないところは絶対に譲らないことですね。「身の丈」というのは、例えば、自分ができてないことを伝える必要がある場合、「やりなさい」ではなく、「一緒にやれるようにしていきましょう」という伝え方にしています。お酒が大好きな人に、「お酒は健康に悪いからやめなさい」と言われても、誰も聞く耳を貸しませんよね(苦笑)。2つ目は、模範的であることです。例えばEDである私の事業が成長している、離職率が低いなど、同じ経営者としてどうあるかを見せるということでしょうか。みっともない経営者ではいけないと思っていますし、雇用をしたことがない人に、組織やマネジメントのことを言われても説得力がないと思いますから。それと、かつてあるディレクターに「ディレクターとはアイヴァン・マイズナー博士の代理人なんだ」と教わりました。この言葉が私の根っこにあるのかなって思いますね。
つまり、EDの主観や我流が入ると、BNIとは違うものになってしまう。そこの部分を履き違えないようにしています。

BNI熊本シティが5年、10年後に目指すところを教えてください。

メンバー数としては、5年以内に1000名達成です。それくらいの規模になると、点が線になると思うんです。ひとりのメンバーの背後に200人の人脈がいると仮定すると、メンバー数1000名で200万人になります。これくらいの規模になると、熊本県にかなりの影響を及ぼすことができ、「Givers Gain」という言葉や概念が広められる準備が整うのかなと思っています。それとともに、BNI熊本シティが「Givers Gain®」を実践できている集団にしないと意味がないので、その強化ですね。

10年後はまだ見えない部分もありますが、例えば、子どもたちにも「Givers Gain®」の意味が通じるようになっているといいなと思います。
そしてこうした延長線上で、熊本が人を喜ばせることができる人たちで溢れている、そんな素晴らしい地域になることを目指しています。

最後に、フランチャイズチャレンジをする方、検討している方へメッセージをお願いします!

やるなら1年でも早く始めた方がいい! この事業は、年齢も業種も関係なく始められます。なぜそんなことが言えるかというと、それくらいしっかりした、素晴らしいコンテンツがあるからです。あとは、ご本人がしっかり勉強して、やるかやらないかの決断次第だと思うんです。とはいっても、悩むくらいなら早くやろうよ、時間がもったいないぞっ、て思いですね。
文=国場みの
2023/03/07

2023年1月19日に開催されたビジネスブースタープログラムでは、BNIジャパン大野真徳ナショナルディレクターと、IBOA(国際顧問理事会)に任命された鈴木明弥さん(東京港中央リージョン SRチャプター)、山口真功さん(東京N.E.リージョン TRES STELLASチャプター)3名による対談が行われた。

IBOAとは、BNIのルールやプロセスについて十分な知識を持ったBNIメンバーで構成され、BNIに対して様々な意見具申や提案を行う機関である。

今回は対談の中から、IBOAの活動や、活動するなかでの気づきや発見について共有していく。

IBOAの活動とは?

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文=名城政也