2023/02/28

井手 秀彦さん
BNI東京港中央

Rising-Jチャプター 

井手 秀彦さん(以下:井手さん)は、BNI東京港中央、Rising-Jチャプターにて「ライフイベントフォト・子ども写真教室」というカテゴリで活動している。BNIコネクトプロフィールコンテスト2022では、ビジュアル賞を受賞した。

カテゴリからもわかるように、井手さんは、結婚式や七五三や成人式など、人のライフイベントの撮影をしたり、子どもを対象に写真教室を開催したりと、その中心には常に「人」がある。今回は、そんな井手さんに「これまでのいきさつ」や「BNIメンバーとの関わり方」について伺った。

ご家族にとっての「一生の宝物」を残したい

井手さんと写真との出会いは、中学生の頃。当時はデジタルではなく、フィルムカメラの時代である。現像までを自分で行い、撮影した瞬間にはわからない、浮き上がってくる像の化学反応や画に心を打たれたのだそうだ。

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文=名城政也

2023/02/21

オウディ・アブチャクラ博士との共著である私の著書、『Work Your Network with the 4Cs.』(4つのCでネットワークを活用しよう)」の中で、ありとあらゆる関係の基礎となる、4つのCについて紹介しています。あなたのビジネスにリファーラルを生み出すために、これら4つのCについて理解することは非常に重要です。

Competenceコンピテンス)…知識とスキル

Credibilityクレディビリティ)…信用、信頼性

Clarityクラリティ)…わかりやすいコミュニケーション

Connectivity コネクティビティ)…人脈の量と質

最初のCは、Competence(コンピテンス/知識とスキル)

ビジネスやリファーラルマーケティングにおいては、知識やスキルのない人に対して、誰もあなたの大切な友人や家族を紹介しないということを覚えておきましょう。自分自身のビジネスに関しては、コンピテンスつまり有能であるということを、何よりも最初に確立するべきものです。コンピテンス、つまり有能であることを示せば示すほど、より評判が高まって信用を得られるようになり、それによって他の人からも信用を得ることになります。

コンピテンスは、あなたがプロフェッショナルとしてどのように行動するのか、どれほど仕事ができるのか、そしてネットワーキンググループの仲間が、あなたが有能であるかどうかについての判断を左右するものです。彼らは、あなたがちゃんとした仕事ができることを確信したときに、あなたと仕事をしようと思うでしょう。紹介した人をがっかりさせるのではないかと感じたら、あなたには誰も紹介しないでしょう。結局のところ、メンバーによる価が、あなたにリファーラルがもたらされるかどうかの分かれ道になります。

図で示すリファーラル曲線の「信頼度分岐点」に到達するためには、コンピテンス、あるいはあなたが何かをきちんと効率的に遂行する能力を持ち合わせていることが、絶対不可欠です。

所属するネットワーキンググループ内で、あなたの商品やサービスのさまざまな側面についてメンバーに説明し、理解してもらうことで自分のコンピテンスが高まります。ですから、あなたのウィークリープレゼンテーションを、仲間の興味を引く内容にしましょう。みんなにあなたにとっての潜在的な顧客を特定する方法を教えてあげるのです。あなたのビジネスと専門性がどのようにみなさんのニーズに応え、生活を改善できるかを伝えましょう。あなたの知識と説得力によって、リファーラルパートナーたちを教育しつつ(売り込むのではなく)、紹介する機会が訪れた時に、まずあなたの名前が頭に浮かぶように、自信を持たせるのです。

人は、自分が知っている人、好きな人、そして信頼できる人とビジネスをするということを忘れないでおきましょう。4つのCは、あなたが属するネットワーク内における、リファーラルの質、量に影響を及ぼします。コンピテンスは、強力なリファーラルを確実に手に入れ、ビジネスを成功させるためには、非常に重要なものです。

訳=川崎あゆみ

2023/02/14

2022年12月15日のビジネスブースタープログラムでは、BNIジャパン大野真徳ナショナルディレクターと、コーポレートコネクションズ・ジャパンナショナルディレクター伊藤太一さん(LICグローバル株式会社・LICパートナーズ株式会社 代表取締役)の対談が行われた。BNIとコーポレートコネクションズはシスターブランドであり、いずれもリファーラルマーケティングを活用しているコミュニティだ。今回は、両名の対談から内容を抜粋して紹介していこう。

コーポレートコネクションズとは何か?

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文=名城政也

2023/02/07

【絆のあるカッコいいリージョンにしたい✨】

河野将侑さん
エグゼクティブディレクター
BNI福岡博多

今年10周年を迎えたBNI福岡博多。エグゼクティブディレクター(以下、ED)の河野将侑(かわの まさゆき)さんは、「若輩の僕の“己(おのれ)”はみんなに要らないと思っていて。だから“道を伝える”ことを、日々、自分に言い聞かせているんですね。自分を伝えるんじゃなくて、人生が豊かになるための原理原則を伝えるのがEDの仕事」と語ります。
「メンバーが大好き! BNI福岡博多が大好き!」の想いが、笑顔とともに伝わってくる河野将侑さんにお話を伺いました!

フランチャイズをされている中で、特に思い出深い出来事はなんでしょうか。

特にというと、コロナ禍と、2016年の世界一達成ですね。
私は、日本一敷居の低いEDだと思っていて、最初の頃からメンバーと遊ぶし、飲みにも行くし、フレンドリーな付き合いをしていました。他リージョンの方からも「カワディ」って呼んでいただいていますし(笑)。メンバーのビジネスをサポートする立場としては、コロナ禍の影響を受けているメンバーを鼓舞しないとならない。でも、「河野将侑」という個人の心根としては、みんなに会えないのが寂しかったですね。
今年の1月にリージョン10周年記念式典を開催し、230名ほどが集まってくれて本当によかったです!
それとコロナ禍の当初、私が経営する貸会議室で行なっていたBNIのトレーニングも中止、使えないテキストが在庫として残りました。あるメンバーが、そうした状況を心配して連絡をくれたことは、心底嬉しかったですね。メンバーも打撃を受けているはずなのに。そして2016年は、リージョンのトラフィックライトスコアの世界一を目標に掲げていまして、実際に達成できたことは嬉しく、多くの学びをいただいた思い出深い出来事です。

BNI福岡博多は、他団体とのコラボも積極的と伺いました。事例と効果を教えてください。

横のつながりを意識している、という感じですが…。
地元の他団体にお誘いをいただき、入らせていただきました。活動するなら「他団体も100%、BNIも100%!」というのが私の信条です。そちらでもがっつり活動し、リーダーにも選出されました。その結果、両団体の良さや目指す世界を、私も含め、両団体のメンバーが理性と感情で理解することができました。その団体は年齢制限があり、私は昨年末に卒業しましたが、昨年の9月にその団体の卒業生だけのチャプターが発足しました。また、福岡のクリスマスマーケットは日本一盛大で、地域貢献として、毎年リージョンでスポンサーをしています。期間中は会場に「BNI」のカードが掲げられたクリスマスツリーが飾られます。特設ウェブサイトには、スポンサー企業として、錚々たる有名企業と肩を並べて「BNI」の名前が掲載されていて誇らしいですね。

EDとして大事にされていることはなんでしょうか?

誰よりも学び、実践し続けることです。
BNIは、学んだことを繰り返し実践できる場所だと思っていて、それをとても気に入っています。なぜならそれが成功につながるからです。だから、自分の成功のためにメンバーには、学び実践してほしい。ですが、ただメンバーに言うだけでは伝わらない。リーダーは背中で語るもんだ、と思っていますし、人に言うのならまず自分がやることが大事かなと。それと、リージョンのトップとして、何を大事にして、どこに向かっていくかという大義を示し、大義に基づいて、発信や施策、方針を打ち出すことを大事にしています。

5年後、10年後の目指す世界を教えてください。

BNI福岡博多のミッションが、「物心両面で豊かで魅力と可能性に溢れる時代をつくる」です。そのためには、与える生き方をする経営者コミュニティでありたいと思っています。

まずは、現在のメンバー数600名を1000名にします。それも、自分のことばっかりでなく、他者や世の中のために生きる経営者コミュニティにすること。

そして、自己犠牲ではなく、愛を基にした行動だからこそ、物心両面で豊かになることを実証していくこと。その積み重ねの結果、「物心両面で豊かで魅力と可能性に溢れる時代をつくる」ことができると本気で思っています。

あとは、「BNIのバッジをつけるのがめっちゃカッコいい!」「BNIってカッコいい!」と自他ともに思っていただけるようにしていきたいですね!

最後に、フランチャイズチャレンジをする方や検討されている方にメッセージをお願いします!

この仕事って、誰かの命の恩人になるチャンスがある仕事だなぁと。現代は平和な世の中なので、命を取られることがそうありませんが、経営者にとって事業の失敗は命を奪われるようなものだと私は思っています。だから、命の恩人になれるくらいすごい仕事なんですよね。

ある本に「リーダとは自分が何をしたかではなく、自分が去った後に何が残ったかで価値が決まる」というような意味の名言が書かれてありましたが、とても納得しました。この仕事はまさにそうだと感じています。

現在、チャレンジしている方へは、「絶対に成功させてください!」とお伝えしたいです。

文=国場みの