2022/12/27

多くのみなさんが、「自分がしてもらいたいと思うことを、他の人にもしなさい」という教え、「ゴールデンルール」について聞いたことがあると思います。人生の指針とするには良い原則ではありますが、ネットワーキングやリファーラルにおいて必ずしも役に立つとは限りません。

その代わりに、トニー・アレッサンドラ博士が「プラチナルール®」と呼んでいるものをネットワーキングに取り入れることを検討してはいかがでしょうか。

相手が接してもらいたいと思うように接しなさい

他人が自分と同じようにしてもらいたいと思い込むのは、賢明ではありません。リファーラル・マーケティングは強い信頼関係を土台にしたものです。関係を深めるには、相手の望むこと、必要とすることに合わせて接するのが一番ではないですか?あなたのリファーラルパートナーに対して、そしてあなたにリファーラルを提供してくれる仲間たちに対して、ネットワーキングを効率よく行うためにプラチナルールを用いましょう。

リファーラルに 関わる3 人

リファーラルには、次の3人が関わります。プラチナルールをどのように組み入れるのかを決める際に、3人それぞれについて考慮すべき点があります。

1.あなた。どのように働くのが一番心地いいですか?あなたの強みとウィークポイントは何ですか?自分の行動スタイルを認識しているでしょうか。自分の行動スタイルを理解すると、あなたのやり方を他の人に合わせやすくなります。

2.リファーラル元。その人が、どのようにコミュニケーションを取るのがベストで、どのようにコミュニケーションを取られるのが好みですか? どのように接してもらうのが好きですか?もし、あなたが誰かからリファーラルを提供してもらいたいと思っているなら、相手があなたに感謝の気持ちを抱き、受け入れてもらえるような方法でコミュニケーションを取らなければなりません。

3.見込み客。潜在的顧客が好むコミュニケーションの方法は何ですか?この人に最も効果のあるセールステクニックは何でしょう。あなたが紹介してもらった人との間で商談を成立させたいのであれば、その見込み客が好む方法でうまくコミュニケーションを取ろうとすること、またそれができる能力が必要とされます。

つまり、ネットワーキングを行う人の最大の資産は、相手に合わせることができる能力です。あなたが関係を築きたいと思う人に対しては、常に自ら相手に合わせていくべきです。あなたがどう感じているかということよりも、相手がいかに心地いいかということが、ずっと重要なのです。

行動スタイルを理解する

4 つの異なる行動スタイルを理解することは、相手がもっとも心地よいと感じる接し方になるように、あなたの販売・マーケティング手法をカスタマイズさせる方法を考える上で大変効果的です

これは、同じネットワークの仲間ともっともうまくつながるにはどうしたらよいかを見極める上でも有益です。全ての顧客とネットワーカーは自分たちに一番なじみのある方法でネットワーキングを図りたいと思っています。彼らの個人的な行動スタイルを知ることは、セールスやネットワーキングのアプローチを個人それぞれに合わせることに役立ちます。

ドニー・アレッサンドラ博士と、ドーン・リヨン氏と、私の共著「Room Full of Referrals」では、次の4つの行動スタイルについて紹介しています。

ゴーゲッター(自分で行動して結果を得る人):やる気があり、大胆。決断力があり、リーダーシップを取りたいという強い願望がある

プロモーター(人と人とをつなげる人):エネルギッシュ、外交的、楽しいことが好き、ポジティブ、おしゃべり

ナーチャラー(人を育てようとする人):我慢強い、助けになる、理解力がある、感傷的、控えめ

イグザミナー(情報を集めて分析する人):効果的、効率的、徹底的、リサーチ重視

 

他の人がどのように行動するのか、その特徴に注意を向けると、その人たちのスタイルに合わせられるようになるので、あなたのコミュニケーション力が向上します。リファーラルを提供してくれる人と仕事をしているときは、その人の行動スタイルに合わせ、見込み客と接するときは、その人たちの行動スタイルに合わせるよう努めましょう。その人たちがどのように接してもらいたいかを知ろうと努めることで、あなたは、ビジネスを拡大させるリファーラルの関係をスムーズに構築できるでしょう。

訳=川崎あゆみ

2022/12/20

松澤 功さん
BNI Symphony
BNI東京南
カテゴリー:弁護士(国際法務)

アメリカ生まれ、埼玉育ち。日本の企業の海外展開や、海外の企業の日本展開を法律面からサポートを行う。世界60か国以上の法律専門職が所属する国際法律家チームで、日本人第1号メンバーとして国際法務に従事。トラブル予防の観点から積極的な法務戦略を組み立て、経営者が経営に集中できる環境を提供している。

2022年8月に「BNIコネクトプロフィールコンテスト2022」が開催された。このコンテストは、全国、世界とつながるBNIの“キモ”ともいえるコネクトを、より一層活用することに目を向けてもらおう、という取り組みである。「BNIコネクトに自分のプロフィールを記載していないということは、白紙の広告を出しているようなもの」などといわれるほど、プロフィールは重要だ。

今回のコンテストで最優秀プロフィール賞およびクレディビリティ賞に輝いたのが、松澤功(まつざわ こう)さんである。今回は、松澤さんにどのように BNIコネクトおよび、 BNIを活用しているのかを伺った。

グローバルコンベンション参加で海外を視野に

松澤さんがBNIコネクトのプロフィールに注目したのは、2018年のタイで開催されたBNIグローバルコンベンションに参加したことがきっかけである。2016年にBNIに出会った松澤さんは、埼玉県から東京に拠点を変えて1年ほど過ぎた頃で、人脈拡大のために加入した。もともと、国際法務が得意ではあったが当時は国内案件を多く手掛けていた。しかし、グローバルコンベンションに参加して、BNIを通じて国際人脈を広げたり、国際的な仕事を広げていこうという発想になったという。

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文=国場みの

2022/12/13

【広島にBNIが誕生✨】

竹中ひろみさん
エグゼクティブディレクター
BNI広島シティセントラル

2022年11月1日、広島にリージョン「BNI広島シティセントラル」が発足しました。ディレクター・アンバサダー(DNA)チームと細やかな連携を取りつつ、全国の人たちに応援されながら1年間で純増100名以上を達成したエグゼクティブディレクター(以下、ED)の竹中ひろみさんに、あふれる熱い想いを伺いました!

この度はBNI広島シティセントラル発足、おめでとうございます!成功の秘訣はなんだったのでしょうか?

ありがとうございます! 今回に限らず、自分自身が何かを達成したいときや、成功を手に入れたいときに決めていることがあるのですが、覚悟を決めてコツコツやり続けることのみなのです。
私の中で「覚悟」とは、責任を取り、約束を守ること、できないという言葉の選択肢をなくして、やれる方法だけを考えるなどです。そして、毎日サボらずにコツコツやり続けていくことかな、と思います。

フランチャイズチャレンジ期間中に周囲から受けたサポートについて教えてください

一番は広島の既存チャプター※のみなさんの支援、ご協力でした。人脈をご紹介くださったり、説明会や発足イベントの際は、たくさん応援に来て盛り上げてくださったり…。広島の人たちは、自分のチャプターだけが成功するよりも、地域にBNIを使う人が増えてほしいというマインドの人がとても多いのです。
BNIの中では、BNIジャパンにビジネスコーチとして、BNIエクセル(東京渋谷)の斎藤日登美さんをつけていただけたのは大きかったです。また、EDの中では特に、吉田まり子さん、田渕祐輝さん、小木曽貴弘さんにお世話になりました。
実は、BNIメンバーではない広島の方々にもたくさん力を貸していただきました。私が学びを続けている他団体の広島代表の方や、メンバーから紹介していただいた他団体の方などが、賛同して応援してくださいました。
※ BNIがない5カ所の地域「長野、松本、金沢、広島、仙台」に、ローンチ経験がある全国のディレクターコンサルタントがチャプター立ち上げを行うプロジェクトのもと、竹中さんが立ち上げたチャプター。

フランチャイズチャレンジ期間中に印象に残った思い出をぜひ教えてください

昨年、立ち上げた広島の2チャプターのときもそうでしたが、今回も100名を達成するまで毎日、夜10時から30分間、DNAチームとミーティングをしていました。私は、みんなが毎日、普通に参加していると思っていたのですが、終わってから「本当にきつかった」「あり得ないと思った」と笑いながら言われました(苦笑)。毎日ミーティングをしたからこそ達成できたと思っていますが、「DNAのみんな、ごめん!」という気持ちになりました。

BNI広島シティセントラルが目指すところを教えてください

数値目標としては、2023年12月31日までに350名以上の達成です。
広島の女性はビジネスにおいてさらなる活躍の場を求めている、という印象を受けます。現にBNI広島シティセントラルでは、DNAチームもメンバーも女性がとても多く、みなさん本当にパワフルです。こうした女性メンバーが今以上に本気でビジネスに取り組む場にBNIがなれば、広島の経済にインパクトを与えることができると思います。
こうした想いと、BNIジャパンの中で何か一番になりたいという目標がありますので、広島シティセントラルを女性の割合が一番高いリージョンにしたいです。リージョンが女性たちの誇りになり、その女性たちを支える男性たちの誇りにもなる。それが、都市型とは異なる地方型で新しい「BNIの発展の仕方」になるのではないか、と考えています。ですので、目指すは女性が活躍しやすい環境と、賛同する男性が増えていくことです。

EDとしての今後の目標や意気込みをお願いします

まずは、ここまで支えてくれたDNAチームの成功にコミットすることです。DNA会議の中でお互いリファーラルを交わし合う時間を設けていますが、DNAチームへの参加がビジネスにつながる、ということを実現させるのはEDの在り方によると思います。
DNAチームに参加したから世界に進出できたとか、全国のメンバーとつながって仕事がうまくいったなどの成功体験を作り、そこに憧れてDNAチームに参加する方が増えていけば嬉しいです。それが結果的に、メンバーに対してはBNIメンバーであることの誇りとなり、リージョンとしては「地域に貢献するプロといえばBNI!」と広島の人たちに言っていただけるような組織になっていけたらと思います。

最後に、これから竹中さんに続く方に向けてのメッセージをお願いします!

フランチャイズチャレンジ期間というのは本当に面白くて、他の事業では得難いものがあります。そして、フランチャイズだからこそ整備されていることが多くあります。ぜひ、楽しみながらチャレンジしていただければと思います。そして、私自身はチャレンジする方のサポートをしていきたいと考えています。2023年にも多くのEDが出てきてほしいですし、可能であればBNIジャパンと連携を取りながら、そのためのお手伝いをしていければと思っています。
文=国場みの
2022/12/06

2022年のBNI公式ソングである「Better Together」を、本記事を見ている方はお聴きになられただろうか。「Better Together」は、元々英語で作られた楽曲だが、日本ではBNI杜の都チャプターのジョン・ルーカスさんが歌っている。

そして、11月に行われたシンガポールのグローバルコンベンションでは、ジョン・ルーカスさんが日本のBNIを代表して「Better Together」を歌うことに。そこで、10月20日に行われたビジネスブースタープログラムでは、「アメリカ×ジャマイカ×日本 点が線で繋がる瞬間」をテーマとして、大野真徳ナショナルディレクターとジョン・ルーカスさんの対談が行われた。

本記事では、二人の対談の中から、「Better Together」に込めた思いについて見ていこう。

ジョン・ルーカスさんプロフィール

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2022/12/01

江尻 望さん
BNI名古屋北
MAXチャプター

江尻 望さんは、2022年に行われた「BNIコネクトプロフィールコンテスト2022」のなかで、優秀プロフィール賞を受賞した。2019年5月にMAXチャプターに入会してから約3年半という期間で、プレジデント、バイスプレジデント、書記兼会計を担い、今期はアンバサダーとしても活躍している。なぜ江尻さんがBNIにここまで貢献し、本気になれるのか。江尻さんが考えるBNIとの関わり方、これまでの人生について、紹介していこう。

不登校の幼少期。仕事をすることで感じられた社会との繋がり

江尻さんは、愛知県瀬戸市で生まれ育った。両親は自営業でラーメン屋を経営しており、両親と過ごす時間は少なく、ほとんど祖父母に育てられる状況だった。当時は両親とコミュニケーションをとれず、寂しく感じた時期もあったという。

ただ、決して両親と確執があったわけではない。小学校3年生の頃、ある病気で不登校になってしまったときには「無理して行かなくていいよ」と両親が支えてくれた。

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文=名城政也