2022/05/17

【地域から感謝される組織を後世に残せるという魅力】

坪井達也さん
エグゼクティブディレクター
BNI三重

 

BNI三重のエグゼクティブディレクター(以下、ED)坪井達也さんは、現役メンバー* 兼 EDという全国でもあまり例のないスタイルで活動している。

2009年3月、現在もチャプターメンバーである「金シャチBNI」を名古屋で立ち上げ、同年9月にディレクターに就任。2010年、BNI名古屋のエリアディレクターに就任し、翌2011年には三重県でフランチャイズをスタート。BNIと出会って15年目*の坪井さんにいろいろなお話を伺った。
(* 2022年5月現在)
 

フランチャイズを始めた動機

2009年に金シャチを立ち上げたとき、まだフランチャイズ制度が始まっていなかったと思います。2010年にフランチャイズ制度を知り、私は三重県津市に住んでいまして、三重県にBNIがあったほうが事業者は助かると思ったのと、新たな自分のビジネスにもできるかなと思ったのでスタートしました。

EDになっても、メンバー活動を続ける理由

自分が立ち上げたチャプターなので愛情もありますし、他チャプターの良い見本となりたいという思いがあります。現在、メンバー数が70名超なので100名が常に安定して在籍している状態にしたいと思っています。あとは、辞める理由がないので続けています。

メンバー兼EDのメリットとしては、実際にメンバーとして実践してみた生の経験値が積めるところですね。メンバーの活動がよくわかるので、サポートはしやすいと思います。

BNI三重の今後の目標

今年、2022年は年末でメンバー数400名、2025年で700名を目標としていますので、毎年100名、3チャプターくらいを増やしていくことを目指しています。

リージョンにチャプターがたくさんあることはメンバーメリットの一つだと思いますし、そのためには地域の事業者にBNIの提案を継続的にしていかないといけないと思います。

BNI三重の取り組み

チャプターを越えてメンバーがつながってビジネスが発展するためにも、横のつながりを広げる仕掛けをしていこうと考えています。

BNI三重は対面で行うイベントが多いリージョンだと思います。ゴルフコンペ、ソフトボール大会など、リージョン主催もあれば、チャプター主催にリージョンが合流することもあります。

最近、多くの方々に参加していただけるのが、オンラインのEXPOです。直近で開催したオンラインEXPOは出店がBNIメンバー20社でしたが、来場いただいた方は三重県内外のBNIメンバーやメンバーからの紹介の方など、300名くらいでした。

対面のトレーニングやワークショップは、適切な時期を見計らって再開する予定です。オンラインの交流もいいのですが、直接会って、名刺交換して、ちょっとした雑談をして、というのもやはりいいと思いますので、適宜、そういう機会を提供していきたいですね。

これからFCを始める方、FCを検討されている方へ

フランチャイズ、つまりEDの意義はたくさんあると思います。

地域に新しいビジネス集団を作り、事業者の集客・マーケティングに貢献できる意義深い仕事です。最初は自分一人で立ち上げますが、非常に多くの人の協力を得ながら事業を行うという奥深さもあります。

また、EDを務めることで直接知り合える人、メンバー経由で知り合える人など地域でむちゃくちゃ知り合いが多くなるので、結果的に今まで続けてきた他の事業にも役立ちます。

長い目で見ると、自分が立ち上げたチャプターは自分が死んでも残ります。「虎は死んで皮を残し」ますけど「ディレクターは死んでチャプターを残す」じゃないですが(笑)、地域に感謝される組織を後世に残すことができます。

それに、とにかく喜ばれます。「チャプターがあってよかった!」と言われることが多いです。「あってよかった」と思われる組織を地域に作れるので、ぜひ、チャレンジしていただきたいです。

最後に、坪井さんにとってBNIとは?

人生の一部ですかね。

仕事と思ってやってないし、ボランティアでもないし、BNIに割く時間が多いし、自分の人生の一部ですかね。息を吸って吐いてBNI、みたいな。なかったらどうなんでしょうね、イメージつかないです。自分の家族について「いなくなったらどうしよう」なんて普段考えないですよね。それと同じでしょうか。

 

2022/05/10

BNIは2022年5月現在、世界で1万以上のチャプターが活動している。日本だけでも約300のチャプターがある。
しかし、アイヴァン・マイズナー博士がBNIを始めた当初は、20チャプターほどしかなかったという。では「どのようにBNIをここまで成長させたのか」について、アイヴァン・マイズナー博士のブログから紹介していこう。

今回の内容は「アイヴァン・マイズナー博士の軌跡」を知るためのものではない。アイヴァン・マイズナー博士のストーリーから「BNIをどのように活用できるのか」ひいては「どのようにビジネスを拡大していけるのか」を考えるきっかけやヒントにすることが目的である。

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1975年の大ヒット映画「ジョーズ」で、アメリカ北東部の小さな避暑地で警察署長を務めるマーティン・ブロディが初めて間近でそのホホジロザメを見たときに、映画史に残る名セリフのひとつを口にしました。サメを見るやいなや、彼はゆっくりと操舵室に後ずさりし、クイント船長に向かって言うのです。「もっと大きな船が必要だ」と。

これは、典型的な「ブロディ・モーメント」です。つまり現在持っているリソースは、求めている結果を得るために、もはや通用しないものであることを、ショックではあるがはっきりとわかる瞬間のこと。

私のブロディ・モーメントが、どのように起きたかをお話したいと思いますが、もっとも重要なことは私の話を読みながら、「あなた自身」のブロディ・モーメントについて考えてみることです。自分のブロディ・モーメントを理解することは、自らのモチベーションについて考え、起業を成功させるために役立ちますから。

私のブロディ・モーメントは、1985年の終わりに、計画していたわけでもなく、特に頑張ろうとしたわけでもなく、はからずもBNI🄬で20のチャプターを立ち上げたときに訪れました。“ビジネスコミュニティ”というものにピンときたのです。

「なぜ」BNIなのか

私は、南カリフォルニアで経営コンサルタントをしており、自分のコンサルティング業のためにリファーラルを必要としていました。私自身のビジネスのためでもありましたが、友人にも紹介できればと思っていました。そこで、お互いに仕事を紹介し合えるようなグループを作ったのです。

私は以前、メンバーみんながびっくりするほど打算的で、私にいろいろ売り込んでくるようなネットワークグループに参加したことがあります。また、ハッピーアワーやオードブルを楽しむような社交的なグループにも行きましたが、それは全くビジネスの話にならないような集まりでした。

私が望んでいたのは、ビジネスにフォーカスしながらも打算的ではなく、関係性を重視しながらも実務的ではないものです。私は、ビジネスにつながる関係構築ができるという側面を望んでいて、求めていたのは社交的なグループではありませんでした。というわけで、その2つを満たすようなネットワークを作ったのでした。

ビジネスを重視していることと人間関係の両方の側面を融合させ、その2つを結び付けるものがGivers Gain🄬(ギバーズ・ゲイン)のコアバリューである「私があなたの役に立ち、あなたが私の役に立つことで、私たち全員が共に利益が得られる」という考え方です。

その1つのネットワーキンググループを皮切りに、12ヵ月で次々と20チャプターができたのです!最初の1年は、自分なりに成功したやり方を再現する方法を取りました。私が起業したのは28歳と若かったこともあり、ほとんどの企業がこのネットワーキングについてすでに理解しているものと思っていました。でも、ビジネスネットワーキングについて教える大学は世界のどこにもなく、誰も理解していなかったのです。でも、誰もがこの課題を抱えていたことを知り、それが私のブロディ・モーメントになりました。

BNIは、「必要は発明の母」であることの代表例であり、多くのビジネスを手助けしてきました。1985年の終わり、私は「もっと大きな船が必要だ」という考えに至りました。このビジネスネットワーキングの手法は、私が予想していたよりもはるかに大きな規模になることが見込まれたので、ここで腰を据えて会社を拡大するためのビジネスプランを立てたのです。

大きな目標

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2022/05/02

2022年4月11日「BNIナショナルカンファレンス」がオンラインにて開催された。2020年からオンラインとなり、今回は3度目のオンライン開催となる。今やBNIの定例会やトレーニングにおいてもオンラインが主流となっているおり、BNIは常に変化しながら前進している。

今年のナショナルカンファレンスでは、大野ナショナルディレクターの講演にアイヴァン・マイズナー博士の講演、ビデオコンテストの優秀賞発表などが行われた。新型コロナウイルスの影響を乗り越え、さらに進化したBNI。今回も参加者にとって学びの多い時間になったのではないだろうか。

オープニング

オープニングは2022年、BNIのテーマ楽曲「Better Together」のミュージックビデオから始まった。Better Togetherの日本語バージョンを歌うのは、BNI仙台青葉の杜の都チャプター『バレット・ジョン・ルーカス さん』だ。まさにBNIの「Givers Gain®」を表した楽曲である。

司会

今回司会を務めたのは、以下のお二人。

『吉田 淳一(よしだ じゅんいち)さん』

l  BNI奈良市京都南
l  エグゼクティブディレクター
l  カテゴリー:グラフィックデザイン
l  会社名:株式会社JY DESIGN、株式会社ReArise

 

弓田 望(ゆみた のぞみ)さん

l  BNI東京港中央
l  エリアディレクター
l  カテゴリー:味噌汁製品開発
l  会社名:株式会社いつもこころは太陽と

大野ナショナルディレクターによる講演

大野ナショナルディレクターによる講演では、BNIを最大化させる方法についてお話があった。新型コロナウイルスの影響により、市場の変化がみられるなか、どのようにBNIを活用するべきなのか、また2022年のテーマである「Better Together」について「一人ではできないことが、仲間の力を借りてできる」と説明し、楽曲についても感動したそうだ。

以下では、大野ナショナルディレクターの講演内容の一部を解説する。

 

『大野 真徳(おおの まさのり)』

l  JBIインターナショナル株式会社代表取締役
l  BNIナショナルディレクター

 BNIの成果を最大化させる方法

大野ナショナルディレクターが今回メインテーマとして取り上げたのは「ウェルススペクトル」。ウェルススペクトルは、ビジネスの現在地を確認できる指標で、たとえば以下のように分けられる。

l  赤外線…被害者(月々の収支がマイナスの状態)

l  赤…生存者(月々の収支がトントンの状態)

l  オレンジ…労働者(月々の収支がプラスになっている状態)

l  黄色…プレーヤー(社長が活躍して仕事がまわっているがチームができていない状態)

l  緑…パフォーマー(チームとして会社をまわしている)

l  青…指揮者(複数の会社や事業をまわしていて、チームのリーダーをサポートしている状態)

l  藍色…主催者

l  紫…作曲家

l  紫外線…レジェンド

上記のように説明した上で「みなさんがどの段階にあるか、考えてみてください」と促した。ただし、決してどれが良い悪いではなく、どれを目指すべきということではないと補足した上で、自分がどの段階にいるかによって、どんなリファーラルをリクエストするべきかについて説明した。

BNI財団ジャパンからの報告

BNI財団ジャパンでは、「今日の教育を通じて、明日のビジネスを発展させること」を使命に、日本の将来を担う子供たちの教育支援に尽力している。

今回は令和3年12月に行った、フィリピン台風22号災害義援金にご支援いただいた方々、2021年社会人ボランティア講師(Catch Your Dream)に参加された方々をご紹介した。それぞれの人数や総額は、以下のとおりである。

l  フィリピン台風22号災害義援金…2,642,900円

l  Catch Your Dream…社会人ボランティア講師参加のべ36名、15校実施

ビデオコンテスト2022 優秀賞発表

ビデオコンテスト2022では、BNIで人生が大きく変わったメンバーの方々から沢山の動画が届いた。今年はWEB用の2分動画とSNS用の30秒動画に分かれており、それぞれの優秀賞と最優秀賞を発表した。

WEB部門 最優秀賞:菱川 陽亮さん

『菱川 陽亮 さん』

l  リージョン:BNI 大阪北西
l  チャプター:Next Neo
l  カテゴリー:広告カメラマン

WEB部門 優秀賞

『岡田 さえ さん』

l  リージョン:BNI 大阪北東
l  チャプター:くらわんかっ!
l  カテゴリー:絵本作家 絵本販売

『保東 拓生 さん』

l  リージョン:BNI 大阪北西
l  チャプター:HIKARI
l  カテゴリー:映像制作

『木元 陽介 さん』

l  リージョン:BNI 東京港中央
l  チャプター:Rising-J
l  カテゴリー:女性経営者向け映像制作

『矢部 明良 さん』

l  リージョン:BNI 大阪北西
l  チャプター:ひだまり
l  カテゴリー:建物ドクター

『叶内 公基 さん』

l  リージョン:BNI 東京千代田
l  チャプター:Growth
l  カテゴリー:障がい者人材紹介

『川井 久 さん』

l  リージョン:BNI 東京港中央
l  チャプター:S1
l  カテゴリー:補助金専門中小企業診断士

SNS部門 最優秀賞:佐藤 圭 さん

『佐藤 圭 さん』

l  リージョン:BNI 東京南
l  チャプター:Liberta
l  カテゴリー:英語教育

SNS部門 優秀賞

『早矢仕 隆男 さん』

l  リージョン:BNI 大阪北西
l  チャプター:奏
l  カテゴリー:印刷業(活版印刷)

『川井 久 さん』

l  リージョン:BNI 東京港中央
l  チャプター:S1
l  カテゴリー:補助金専門中小企業診断士

『叶内 公基 さん』

l  リージョン:BNI 東京千代田
l  チャプター:Growth
l  カテゴリー:障がい者人材紹介

アイヴァン・マイズナー博士による講演

アイヴァン・マイズナー博士は「Transforming Lives Whose Story Are You In?(誰かの人生を変える あなたは誰のストーリーに登場しますか?)」のテーマで講演を行った。

今回のテーマはアイヴァン・マイズナー博士の著書「THE NETWORKING MENTOR」に記載されている。しかし、実は著書に記載されている内容は、アイヴァン・マイズナー博士自身の実際の経験を、登場人物を変えて説明しているのだそう。

アイヴァン・マイズナー博士が経験した内容は、以下のとおり。

「私の息子が10歳の頃、チェスのクラブがあってコーチになってくれと頼まれた。しかし、私は独学であるため子供に教えられないと気付き、もう一度チェスを学び始めた。それから、友人とチェスをしたときに『どうした?すごく上手くなっている』と言われた。私は『10歳の子供に教えているから』と答えました。友人は『そんなわけない』と話したが、私のチェスの能力が上がったのは、10歳にチェスを教えたからなのです。」

このように、自身の経験を踏まえながら、メンバーをサポートすることの大事さ、つまりBNIにおける関係構築の重要性について解説してくれた。

その上で、関係を構築するための「How can I help you?」や「リファーラル」「1to1」の重要性にもついても解説。とくに参加者にとって大きく影響に残ったのは「1to1」の実例ではないだろうか。アイヴァン・マイズナー博士が調べた結果、1to1を1カ月に1回行っている人と4回行っている人では、与えるリファーラルも受け取るリファーラルも2倍の違いがあるとわかったのだ。

さらに1to1のなかでBNIが重要としている「GAINS」についても、なぜGAINSが重要なのか、どのような効果、どのようにビジネスの発展に繋がるのかを、実例と共に解説してくれた。

BNIナショナルカンファレンスで学べる内容

毎年BNIナショナルカンファレンスは、多くの学びを提供している。しかし、ナショナルカンファレンスで学べる内容は、決して「BNI」に留まらない。大野ナショナルディレクターの講演、アイヴァン・マイズナー博士の講演、どちらにおいても「ビジネス」に活用できる考え方なのである。

さらに、BNIのテーマ楽曲やBNI財団ジャパンの活動、ビデオコンテストなどは、BNIに所属するメリットや有益性、メンバーであることに誇りを感じられたのではないだろうか。多くの変化が起こる時代。この時代を乗り越えられるよう、BNIを上手く活用してほしい。