2021/02/24

40年間ビジネスの世界に身を置いてきた私は、Passion, People, Process. この3つのコンセプトが起業家の成功の秘訣であることを実感しています。

Passion

第一に、お客様に商品やサービスを提供することに情熱を持つこと。人生において、情熱なくして成し遂げられた素晴らしいことなど一つもありません。

1本のキャンドルを想像してください。あなた(とあなたのチーム)が、キャンドルの炎のように燃え上がり周りに良い影響を与えながら仕事をしているのか、蝋のようにエネルギーを消耗して仕事をしているのか?確認してみることです。

人が炎の中で仕事をするとき、彼らは燃えています。それは行動で示されますし、行っていることについて話す際にも示されます。蝋の中で働いていると、すべてのエネルギーが奪われ、それは行動や話し方にも表れています。

 

※「炎」と「蝋」

マイズナー博士は、経営者やビジネスパーソンは、自分の炎の中で仕事をしているか、あるいは蝋の中で仕事をしているかのどちらかだと述べます。炎の中にいるときには、わくわくして、エネルギーに、力に満ちあふれています。蝋の中にいるときは疲れ切ってしまっています。会社が成長するにつれて、蝋の中にはまってしまいがちです。

もし自分の会社に拡張性を持たせたければ、ビジネスの中で、自分が好きで集中できることを見いだす必要があります。一方で、社長であるあなたがやりたくないような蝋の中の仕事を、逆に自分の炎の中の仕事として楽しんでやってくれる人たちで固めることを勧めています。

 

少し前のことですが、ある人が会社の中で何かとても重要なことをするためのトレーニングを担当していて、それを10回くらいやったら飽きてきた、と話していました。

最初はそれが心配でした。なぜなら「トレーニング」というのはその人にとって、蝋の中の仕事に聞こえたからです。そのことを尋ねると、彼は「トレーニングは本当に楽しいが、同じことを何度もやっていると飽きてしまう気持ちを克服したい」と言いました。

私は彼に2つのことを話しました。

  1. 次に彼が研修を行うときは11回目かもしれないが、聴衆がそれを聞くのは初めてなのだと認識してください。 初めてこの内容を学んだ時の興奮を思い出してください。 その気持ちを持って、チームが、初めてこのコンテンツを学んだときの興奮を感じられるようにしてください。
  2. ストーリーテリングは、チームに新しい考えを理解してもらう上で重要な役割を果たします。 物語を「再演」するようにしましょう。 物語を再現することで、初めて体験した時や聞いた時と同じような興奮を味わうことができます。 そのような情熱こそが、あなたのビジネスに必要なのです。

 

私が再び彼に会ったのは、約1年後のことでした。 彼はもう何十回も研修を行っていました。 彼は、私のアドバイスでアプローチが完全に変わり、研修に参加した会社の人たちは、スーパーチャージされて出てくると話していました。彼が研修すると社員に電気が灯ることは、彼にとって大きな喜びとなっていました。

あなたが、提供するサービスに情熱を燃やすと、こうなるのです。

People

2つ目は「人」です。人は、世界の事実上すべての企業にとって最も貴重な資産です。人がビジネスのエンジンとなるのです。これは私にとって、少なくとも2つのことを示します。

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2021/02/15

坂口順人さん
BNI Thanks
沖縄)
カテゴリー:お家の困ったを解決できる電気工事専門

坂口さんは千葉県柏市にて電気工事のビジネスを手掛けていますが、沖縄に旅行に行った際、強烈な印象を受けて「何とかして住めないだろうか」と画策します。ビジネスも順調だったことから「支店を沖縄に出そう」と決めるのですが、周りには行く人がいなかったそうです。ということで、沖縄支店に社長自ら赴き、沖縄と関東の2拠点生活が始まりました。

ちょうど同じようなタイミングでBNIに誘われており、さすがに東京でのミーティング参加は難しく、ビジター参加にとどまっていました。「BNIの仕組みは素晴らしいと思いましたし、沖縄にできたらいいのに、とは思っていました」。

タイミングとは面白いもので、沖縄での生活が始まった頃にBNI沖縄リージョンの立ち上げがスタート。坂口さんはそのメンバーとして沖縄でのBNI活動をスタートさせていきます。BNI沖縄リージョンが立ち上がって1年が過ぎ、沖縄でのBNIの認知度も徐々に上がってきています。リージョン全体として共通認識を持っているのは、入会してもらうために招待するのではなく、知ってもらうために招待する、ということ。「一度参加いただいたらBNIが魅力的に思えるチャプターミーティング作りをしています。また参加したい、という思いをいかに作れるかを常に考えながらミーティングを重ねていますよ」。

2020年よりチャプターのミーティングは対面式からzoomで行なうこととなりましたが、坂口さんにとってプラス面のほうが大きいようです。「打ち合わせまではオンラインで、商談成立の時点で会うことになりますから効率的になっています。違うリージョンの方とも交流をしやすくなり、関東の方ともつながって、関東に戻ったときに打ち合わせをしてビジネスにつながったこともあります。オンラインでなければできないことだったと思いますね」。

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2021/02/10

毎年2月の第1週目、BNIでは「International Networking Week®」が開催されます。今年で14年目を迎えるこのイベントは、世界中のビジネスの発展と成功においてネットワーキング(人脈)が重要な役割を果たしていることを再認識し、お互いに感謝を伝え合うことを目的としています。

「International Networking Week®」は年々成長を続けており、世界中の企業やビジネスパーソンが参加しますが、実は、この取り組みを世界的に主導しているのがBNIなのです。

BNIでは自身のビジネスに寄与してくれた人脈に向けて「A Wolrd of Thanks」と称して、メンバーによる感謝の気持ちを動画にまとめたビデオコンテストを開催しました。

 

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2021/02/01

関 雄作さん
BNI
ハーバー
(千葉セントラル)
カテゴリー:予防法務弁護士

正面からビジネス拡大を謳うから正直

小学生のとき海外ドラマに登場した弁護士という職業に憧れ、弁護士として一直線で進んできた関さん。弁護士として独立するにあたり、どこかの団体に所属することを考えていたときBNIと出会います。その説明会とはBNIハーバーチャプターの立ち上げ説明会だったのです。「説明していたディレクターの宮㟢勝己さんのスピーチが上手過ぎて、逆に怪しいと(笑)」。しかし、他の団体より認知度も規模も広がっていないこと、紹介者が同業者であったこと、「何よりも正面からビジネス拡大を謳っているから正直な組織だと感じていました」。

理解度を深めるのはトレーニング受講

1年目はトレーニングも年に4回しか受講しなかったのでBNIへの理解度も低く、メンバーは「部屋の中で売るな」のルールも知らず、売り込みも激しかったそうです。それでも更新を決めたのは、同じチャプターに素晴らしい人たちもいて、その人たちが困ると思ったからでした。その一人、渡邊宏之さんがプレジデントになったとき積極的なトレーニング参加をメンバーに対して訴えたのです。その情熱に突き動かされ、トレーニング受講を開始していきます。

2年目の第4期プレジデントに選ばれた際、月に1度のメンバー同士のミーティングにてトレーニング受講履歴をトラッキングすることにしました。また、月に1名のビジターを招待できなかったメンバーは、翌月トレーニングは2回受講など、トレーニングを月に1回受講する仕組みを構築していきます。そして「ビジターズデー」を開催すると40名の参加者から1カ月の間で8名が入会する結果に。入会者の一人である高山英明さんは1年間で100名ものビジターを招待したほどのネットワーカーで、他のメンバーもその行動に感化され19名だったチャプターは40名まで復活していきます。

チャプターだけではなく、リージョン全体のことを考える

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