2022/04/19

脇田 勝利さん
BNI TRES STELLAS
(東京N.E.)
カテゴリー:経営コンサルタント(ビジネスモデル構築)

株式会社ドリームマーケティングの代表取締役であり、ニューヨークを拠点に日本を含む世界60か国を舞台に売上を上げる「夢と情熱コンサルタント」。

ブランディング・売上向上・ビジネスモデル構築を得意とし、22年間で11,000社以上のコンサルティングや1,100回以上のセミナー・講演を行い20,000人以上を集め成果を挙げている、全国でも有数の実績を誇る売上向上・海外進出コンサルタントである。

上場企業から中小企業、個人事業主まで業種・業態・国籍を問わず成果を挙げた成功事例が数多くある。また、マーケティングのノウハウを「ひと・企業・まちづくり」へと応用し、数多くの成功事例を持つ。日本を元気にするために、60カ国以上を視察に訪問し、世界中にパートナーを持っている。アメリカ永住権を手に入れ、今年から改めてアメリカと日本の2拠点を創り世界展開を進める。

2021年ビジター招待数全国トップに輝く

BNIでは、ビジター招待を積極的に行うことが、チャプターにとっての貢献の1つである。ビジター招待が上手くいかないメンバーもいるなか、脇田勝利さんは年間77名という実績を挙げ、2021年ビジター招待数全国トップに輝いた。そこで、ビジターを積極的に招待できる理由について伺ってみたところ、脇田さんのなかで見事に「BNI=ビジネス」という図式が成立しているとわかった。

脇田さんが行っている仕事は、ブランディング&売上向上の経営コンサルタントであり、脇田さん曰く、仕事もBNIも同じことを行っているのだそうだ。

脇田さんは以下のように語った。

「マーケティングと同じように市場から見込み客(BNIに関心を持ちそうな人)を見つけ、申し込みの成約率の高いトークスプリクトを作りメッセージを送る」

もちろん、ただメッセージを送るだけではない。脇田さんは「ビジターとして参加したくなるようなメッセージ」を作っているのだ。しかし、脇田さんにメッセージについても伺ってみると、以下のように語った。

「仕事で同じことをしているから、試行錯誤はしていない。相手の立場になって、メリットを伝えていく」

脇田さんは、経営コンサルティングのノウハウをそのままBNIに活かしているのだ。ここで重要になるのは「相手の立場になってメリットを伝える」という部分ではないだろうか。ただ「来てほしい」だけでは、ビジターにとって得るものがない。脇田さんは「ビジターとして参加してみたい」と思えるような「ビジター参加の価値」「BNIの価値」を伝えている。これが、ビジター招待数トップに輝いた要因である。

BNIのメリットを感じている。だから、伝えられる。

脇田さん自身のBNIに参加するベネフィットについて伺ったところ、「費用対効果が高い」「仲間ができた」という2つを挙げた。実際に、脇田さん自身、BNIに入会してから多くのリファーラルを取り交わしている。そのため「費用対効果が高い」という点については、自身が強く感じている部分だろう。

さらにBNIに入って良かった経験として「信頼できる一生の仲間」ができたとも語った。これはただ「友達のように仲良くなる」のではなく、あくまで、ビジネスがベースにある。脇田さんは、次のように語った。

「仲良くなる仕組みができているなかで、貢献というベースがある。さらに、その仕組みが上手くできていることと自分をブランディングすることで自チャプターだけではなく、他のチャプターメンバーとのビジネスにも繋がる」

このような自身の成功体験を明確に理解しているからこそ、的確にメリットを伝えられるのだ。

BNIはコミュニケーションでありビジネスであり人生である

脇田さんのようにビジターを多く招待できる人もいれば、上手く招待できないメンバーもいる。その点について伺ったところ、以下のように語った。

「売上を上げるのも、ビジターを誘うのも、コミュニケーションが全て」

この「コミュニケーション」が、脇田さんがビジターを多く招待できる要因である。コミュニケーションについて深掘りしていくと、信頼関係をとても大事にしている人だとわかった。

「信頼とはブランディング。たとえば、Facebookなども、コミュニケーションの一つ。ちゃんと自分の情報を出しているかどうか。反応がなくてもみんな見てはくれている。だからブログやSNSで情報を毎日出していく。その一貫性が信頼、ブランディングになる」

さらに話を伺っていくと、脇田さんの仕事との関わり方が、BNIとも関連してくるとわかった。

「うまくいかない人は、細分化しているからうまくいかない。『今日はBNI』とか『今日は友達との飲み会』とか。プライベートも仕事もBNIも細分化しないことが大事で、分けてしまうからややこしくなる。一貫性が大事なので、自分の持っているもの、自分の事業、人生設計、それぞれを分ける必要はない。

BNIに関して言えば、人生の一つですよね。友達もできるし、売上も上がる。『どうやってBNIを活用しよう』と切り分ける必要はないし、分けるともったいない。すべてを人生として一体化させて考えて設計することが重要」

さらに

「自分が良いと思っているから誘える。チャプターやBNIについて、自分がどのように感じているのかが大事」

とも語った。

BNIは仕事であり、さらに言えば人生である。この考えが、脇田さんがBNIで成功している要因だろう。BNIを通して「人生」が豊かになっているからこそ、自身の経験を通して、本当のBNIの価値を伝えることができるのだ。

BNIから日本の活性化

脇田さんがBNIに入会した理由は、日本のブランド力を上げ、活性化するためである。世界を目指す仲間を作り、新しい成功モデルを作ることを目標に、入会を決意した。

しかし、BNIに入会したからといって、脇田さんが行っていることは変わっていない。「BNI=仕事」と明確になっている脇田さんにとって「BNIの活動をしている」という概念はなく、あくまで「楽しみながら仕事をしている」だけなのだ。

そんな脇田さんのゴールは「世界中の夢の実現のお手伝いを進め、世界を舞台に遊びと仕事を一体化させて世界を味わい尽くすこと」である。「仕事だ!」と肩肘を張るのではなく、楽しみながら多くの人の夢を実現していきたいと語っていた。独自のノウハウで他社が真似できない売上向上&ブランディングを得意にしている経営コンサルティングという仕事は、人の夢を実現させ、幸せにすることである。つまり、人を幸せにすることが脇田さんの幸せや夢、楽しみと言える。

このような「人の幸せが自分の幸せ」という考えは、BNIの掲げる「Givers Gain®(与える者は与えられる)」に等しい。この「Giverの精神」が彼の仕事、人生に大きな成功をもたらしている。

 

文=名城政也

2022/04/15

BNI財団ジャパンでは2021年12月末から2022年2月10日までの期間、フィリピン台風災害救援緊急募金を受け付けており、
義援金は総額2,642,900円(内訳:財団1,642,900円、JBNインターナショナル株式会社マッチングギフト1,000,000円)となりました。

「義援金報告」記事はこちら

多くの皆様よりご支援いただき、誠にありがとうございました。

日本のメディアではほとんど報道されなかったフィリピン台風22号災害ですが、いまだに多くの人々が避難生活を余儀なくされています。
BNIフィリピンでは、日本からの義援金も併せて、台風被害の大きかったセブ島(シボンガ、アルガオ、タラベラ)ヒルトゥンガン島を中心に支援を行いました。

BNI財団ジャパンの公式サイトでは、フィリピンでの支援活動の報告を掲載しておりますのでご覧ください。

皆様の温かいご支援、本当にありがとうございました。

2022/04/12

 

2022年3月17日「ビジネスブースタープログラム」において、千葉テレビ放送株式会社のプロデューサーである『大林健太郎」さんのテレビの活用法について語られた。大きなテーマは「テレビの活用法」についてではあるものの、考え方としては経営に重要な「ブランディング」や「マーケティング」だ。

ブランディングやマーケティングの観点から「取材される企業はどのような要素が必要なのか」を考え、自社の戦略に活かしてほしい。

 

【大林健太郎さんプロフィール】

26歳の頃に番組のAD・ディレクター経験がないにも関わらず『おしゃれ美容バラエティPOPn’TV』を立ち上げる。企業のニーズを直接番組に反映させる独自の番組モデルを構築し、28歳になる頃には、中小企業のみの新規扱い売上で1億円超えを達成。

その後、お笑い芸人ナイツ初の冠番組『ナイツのHIT商品会議室』や、サンドウィッチマン司会の『サンドウィッチマンTHEPRICESHOW』などをリリース。全国各地で毎年50本以上のマーケティング公園も実施している。

ブランディングの第一歩

大林健太郎さんは、ブランディングを「イメージを崩すこと」と語った。大林健太郎さん自身「自分はプロデューサーらしくないと思っている」と語り、よく「ピンクのマフラー巻いていませんね」や「ピンクのカーディガン巻いていない」と言う。そんなときに大林健太郎さんは「私はピンクのマフラーを巻いていないプロデューサーです」と自己紹介しているのだ。このように、固定観念を崩し、相手に印象を残すことが大事なのだ。これらはつまり「相手からどう見られているか」を話すことである。そして、大林健太郎さんはBNIのウィークリープレゼンでも、同様であり「自分のことばかり話してしまう人が多いが、相手に対してどう思われているか、どう見えたいかを逆算して話さなければいけない」それが、ブランディングの第一歩だと語った。

メディアに取り上げられる事例とBNI

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文=名城政也

2022/04/04

2022年4月1日、BNIジャパンは企業・団体・個人が叶えたい夢を発信するプロジェクト「April Dream」に参加し、プレスリリースを発信しました。

 

プレスリリース
『世界で初めてメタバース上にBNIチャプターが発足』

〜今後トレーニングやイベントもメタバース対応を推進〜

当社は、April Dreamに参加しています。このプレスリリースはBNIジャパンのApril Dreamです。

経営者や事業主を中⼼とした世界最⼤規模のリファーラルマーケティング組織を国内で展開するBNIジャパン(運営:JBNインターナショナル株式会社 所在地:東京都三鷹市 代表取締役:⼤野 真徳)が、メタバース上に世界初のBNIチャプターを発⾜させました。

対⾯とオンラインの良さを兼ね備えたメタバースチャプター

BNIジャパンでは2020年3⽉より⼀貫して全てのチャプターミーティングをオンラインで継続してまいりました。現在ではBNIジャパン全体の60%を超えるメンバーがオンライン移⾏後に加⼊されており、オンラインにおけるリファーラルマーケティング活動の成果も顕著にあらわれてきております。
他⽅、対⾯活動については、メンバー及びその家族、従業員の健康と安全を第⼀とし、感染症の状況も踏まえつつ、段階的に実施してきました。
この度、メンバー間で交わされるビジネスの機会を増やすと同時にその質をさらに⾼めるため、世界で初めてBNIチャプターをメタバース上に発⾜させました。

メタバースチャプター第⼀号メンバーの声

「これまでのオンラインミーティングでは味わえない臨場感があります。⾃分の部屋にいながら皆と同じ部屋でミーティングをしているような感覚が味わえました」

「ZOOMの会議とあまり変わらないかと思っていましたが、画⾯の向こうにいる⼈ではなく、同じ空間にいる⼈に話しかけるので、話し⽅や声の⼤きさも変わってきます」

「新しい技術にわくわくしました。仮想空間と現実の区別がつかない時代の到来を感じました。ビジネスのやり⽅も変わるんでしょうね」

メタバースチャプター概要

チャプター名:BNIプリメールメタ
発⾜⽇:2022年4⽉1⽇
発⾜メンバー数:41名
チャプターミーティング:毎週⾦曜⽇7:00AM〜
担当ディレクター:初乃 ⽶太

今後の展開

BNIジャパンでは、チャプターミーティングの他に、トレーニング、カンファレンス、ネットワークイベントなど、全ての活動をオンライン化することでメンバーの活動をサポートしてきました。今後は、オンラインで蓄積した知⾒をメタバースで⽣かし、更なるサービス向上を⽬指します。

【BNIジャパンの概要】

運営会社:JBNインターナショナル株式会社(代表取締役 ⼤野真徳)
全国1都1道2府20県
チャプター数:297
メンバー数:12,365名
(2022年3⽉25⽇時点)

BNIグローバルの統計

世界76の国と地域
チャプター数:10,592
メンバー数:285,787
(2022年2⽉時点)

【JBNインターナショナル株式会社】

社名:JBNインターナショナル株式会社(BNIジャパン / BNIナショナルオフィス)
設⽴:2006年4⽉
資本⾦ :1,000万円
事業内容:経営者や事業主、企業の営業担当者を対象に紹介を利⽤したマーケティングサービスをメンバー制にて提供
URL:https://www.bni.jp

「April Dream」は、4⽉1⽇に企業が叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。

 

(BNIニュース)
2022/03/29

誰もがある程度の成功を望んでいます。 形は違っても、人生の重要な場面において成功を望んでいない人に私は会ったことがありません。 しかし、成功そのものは権利ではありません。 

成功は、私たちの努力と選択によって大きく左右されます。 私は、一生懸命働いているのに間違った選択をしている人をたくさん知っています。 そのような人たちの多くが、「自分はこれだけ努力したのだから、もっと成功するのは当然だ」と考えていることに驚かされます。 その一方で、努力せずに良い選択をして成功した人は、あまり知りません。

努力することは、成功の始まりの要素に過ぎません。 良い選択をすることは、その次の要素です。 何をするにしても、成功するためにはその両方が必要なのです。

 

昔、私の知り合いに、自分の運の悪さを嘆いている人がいました。 彼女は長年にわたって取り組んでいた様々な仕事に満足できず、日常はボロボロでした。30歳近くになっても学士号を取得できず、常にお金の問題を抱えていました。 彼女はよく、自分が置かれたさまざまな苦境を、状況や他人のせいにしていました。 しかし、彼女が一生懸命働いているにもかかわらず、自分自身がひどい選択をし続けていたことは、まぎれもない事実です。 ある日、お金のことで文句を言ったかと思うと、次の日には必要以上に贅沢なもの、全く不必要なものを買っていました。次の週には、良い仕事にありつけないと文句を言いながら、個人的な理由で1時間も遅れて出社してくるのです(しかもそれを繰り返すのです)。

時々彼女は自分の問題について、私に相談に来ていました。私は今の困難につながった彼女の選択を指摘しました。 そのたびに彼女はリップサービスで指摘された点を認めようとしますが、実際彼女は真の課題である自分の選択に責任を持っていませんでした。 彼女は、「どうして私がこんな目にばっかり。私はもっとうまくいくはずなのに!」と嘆いたことがあります。 この質問に対して私は意見を述べませんでしたが、私が彼女に伝えたかったことは、「誰もが人生のある時点で『もっと良くなるべきだ』と感じるものです。それを乗り越え、不平不満を止め、それについての行動を実際に始めるのです。一生懸命働いて、より良い選択をしてください!」ということです。

私はこれまで、さまざまな成功を収めてきた何万人もの人たちと一緒に仕事をする機会に恵まれてきました。このような人たちに共通して見られるのは、仕事を計画し、その計画に沿って行動しているということです。つまり、自分の選択を考え抜き、今ある情報の中からベストなものを選び、その選択を実現するために懸命に働いているのです。

 

私は国際的な組織の創立者として、自分の選択がビジネスにとってかなり重要であることを知っています。私の決断は、何百人もの従業員、フランチャイズオーナー、ビジネスパートナー、そして世界中の何万人もの顧客に影響を与える可能性があるのです。数年前、私は難しい決断を迫られていることと、それに対する不安について友人に話しました。彼は素晴らしいアドバイスをくれました。「すべての決断が良いものである必要はない。悪い決断よりも良い決断をすることを心がけ、悪い決断をしたときは、素早く修正することでその影響を最小限に抑えなさい 」と。あぁ!これはなんて素晴らしいアドバイスなんだ!と思いました。努力すること、良い選択をすることを真正面から捉えたアドバイスです。すべての選択が的を得ている必要はありません。しかし、自分が望むような結果を得るためには、不測のない選択が必要なのです。私のビジネスにおける最大の教訓のいくつかは、成功ではなく、損失からもたらされたものです。どちらも運とは関係なく、自分の選択とプロジェクトに対するコミットメントによってもたらされたものです。

 

少し前に、長年付き合いのある人と、自分のビジネスの成長や、最近達成した個人的な目標について話していたら、「君は運がいい」「うらやましい」と言われました。

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2022/03/22

大沢正美さん
BNI STAR
(福井)
カテゴリー:旅行代理店

福井県出身。大阪にて海外旅行ホールセーラーで勤務、その後Uターンで福井に戻り、株式会社日本旅行ワールドの取締役に。現在は法人向け団体旅行・修学旅行・個人向けの募集型企画旅行を手がける。BNIには2016年3月に入会、入会後すぐ書記兼会計、2021年にはプレジデントを務めた。

年間795件、週平均14件のリファーラル

カテゴリー「旅行代理店」の大沢正美さんは、2021年、チャプターの飲食店メンバーに驚異的な数のリファーラルを提供した。それも、パンデミックで一番打撃を受け、世界中リアルで出会えなくなり、完全にビジネスがストップした旅行代理店がだ。

ことの発端は、行政が旅行会社向けに給付した県内旅行消費の助成金制度を活用した旅行プランを考えついたことからだ。通常、旅行会社は、利益幅の大きい遠方の個室露天風呂付宿の宿泊プランなどを企画するが、大沢さんは「自分だけでなく、メンバーのためにできることはないか?」という想いが込み上げ、低価格で近場をめぐる「日帰りプチ旅行」を企画した。

企画は「コロナ禍で仕事がまったくなくなった」状態から起死回生するためのもので、メンバーとお客様に対する想いが込められている。

「募集型企画旅行として、市内の美術館と飲食店を組み合わせ“日帰り商品”を企画し、ここに飲食店メンバー全員のお店をランチやディナーに組み込みました。同じように困っている飲食店メンバーへ送客出来るのではと思って。

そして、時間を使い高額な遠出の1回より、コロナ禍の中お客様にとって安全な近場で何度も行けるコンパクト日帰り旅行のほうが良いのではと思いました。福井は博物館などの公共施設の利用率が低く、こうした施設を身近に感じた後に美味しい食事を堪能し、福井の魅力を再認識していただければと考え、すぐに飲食店メンバーに相談したらとんとん拍子に企画が進みました」

参加者がSNSで拡散、リピートが自然に生まれる

大沢さんの着眼点が功を奏してプチ日帰り旅行がヒット。想像を遥かに超えた現象が次々に起き始めた。当初は同業者に理解を得られなかったが、街の経済に寄与できるアイディアを形にしていくと、メンバー以外の飲食店や同じような商品を作る旅行会社が増えていき、業界にムーブメントが起きた。

「お客様はこのツアーで割引が受けられます。多くのお客様が初めて行くメンバーのお店のファンになり、割引に関係なくお店のリピーターになった方が続出しました。

また、私たちは広告をしなかったのですが、お客様自身がSNSにアップしてくれて自然とお店と弊社の知名度が上がりました。すると、地元メディアの新聞やテレビなどに取り上げられて話題を呼び、久しぶりに旅行業界や飲食店に活気が戻ってきました。

また、飲食店の登録数も増え、飲食店からもお客様をご紹介いただけるようになり、2年間も毎日を不安に思っていたスタッフ達と仕事ができる幸せを感じることができました。

この先、保証はまだまだないけれど、ビジネスを継続する前向きな気持ちになりました。」

一番の喜びは「過去最高の売上」を提供できたこと

プラスの連鎖が起きたことで、ビジネスの歯車も回りはじめた。もちろんそれも嬉しいが、何よりの喜びは多いときで週に40件、年間で800件近い数のリファーラルをメンバーに提供し、「飲食店メンバーの売上に貢献できたこと」と何度も嬉しそうに話す。

「あるメンバーは親子3代、20年以上お店を営んでいます。この旅行企画によって、コロナ禍の状況で過去最高の売上をあげたそうなんです。この報告が最高に嬉しかったです!」

揺るぎない信頼の構築は「1to1」と「トレーニング」から

大沢さんに今回のリファーラルには、何が重要だったかを尋ねてみた。

「BNIの基本、メンバーと『1to1』を何度も重ね、同じ目的・ベクトルに向いているメンバーとともに『トレーニング』を受講し、信頼関係を積み重ねています。後は、メンバーのためにどんなリファーラルが提供できるか、大切なメンバーのために何ができるかを日頃より考え準備をしています。チャンスがあると逃さず業界の常識を変えるアイディアで即座に着手出来たのは、『信頼関係』ができていたからこそ、メンバーの共感を得るスピードが著しく早かったので、成し得ることができたと思います」

信頼関係で結ばれた異業種のメンバーがいるからこそ

「BNIのネットワーキングビジネスの真髄に触れたと実感しました。今回、ネットワーキングビジネスで、いろんな人の危機的状況を継続的に助けられることが証明されたと思っています。これからも、信頼できるメンバーとともに、BNIでチャンスを掴んで、ともにビジネスを成功させていきたいと思っています」

 

文=国場みの

2022/03/15

草加せんべいは元祖リファーラルマーケティングだった?!

そんなユニークなテーマでお話しくださったのは、ビジネスパーソンにリファーラルマーケティング研修を提供している株式会社Asentiv Japan(アセンティブジャパン)代表取締役の池田亜由美さん。
BNIディレクターコンサルタントとして7年活躍したあと、自らもチャプターメンバーとしてリファーラルマーケティングを実践中。
10年にわたる活動の中で、池田さんが気づいた「リファーラルマーケティングの本質」とは…。

 

池田亜由美さん(プロフィール)

1969年埼玉県生まれ。草加せんべいの老舗「いけだ屋」の長女として生まれる。BNIではディレクターコンサルタントとして活動。現在は株式会社Asentiv Japan(アセンティブジャパン)の代表取締役として、セミナーやコンサルティングを通じてのべ3000人以上をサポートしている。
趣味の書道と和装着付けは師範級。愛犬はチワワ。

仕事の紹介をコントロールするには…

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2022/03/08

世の中には前向きで他人の支えになろうという態度の人がいます。私は長年にわたりずっと、このような人たちにそばにいてほしいと思っています。問題が発生した場合に、このような人たちはどのように解決するかを優先して考えます。しかも、ほとんどの場合、いい結末を想定し、課題を解決するために話し合うことをためらいません。このような解決策重視の人たちは、エンジンです。私たちがベストを尽くせるように助けてくれて、前向きに突き進むための意欲を与えてくれます。個人的な人脈や仕事上の人脈の質は、人脈作りに参加している人たちによって大きく左右されます。

私たちは、個人的な組織に新しい人を入れるとき、その人の適性を考慮することが多いのですが、その人の心構えを考慮することを忘れてしまいがちです。私が世界中の3,400人以上を対象に行った調査によると、上位の優れたネットワーカーの特徴の要素は、実はその人の心構えにあるのです。ブレーキではなく、エンジンとなる解決策を重視する人たちとの人脈作りに焦点を当てましょう。

解決策を重視する人たち

皆さんもご存知だと思いますが、世の中にはまるでオリンピックの種目であるかのように、競い合うように文句を言う人がいます。このような人たちは、ネガティブで、議論好きで、解決策に全く目を向けず問題に執着する傾向があります。彼らは、課題に関連する悪いことばかりに焦点を当てるので、私はあまり一緒に過ごさないようにしました。問題ばかりに目を向けていると、その人は問題の専門家になってしまい、解決策を見いだせなくなってしまいます。このような人たちは、私たちの足かせとなり、重石となるのです。

あなたは、エンジンとブレーキ、どちらに囲まれていますか?

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2022/03/01

藤本侑也さん
BNI 東京N.E.
エリアディレクター

1973年6月13日生まれ。株式会社ゲンキの平和堂 代表取締役。リサイクルショップの経営。アメリカに6年間留学の後、父親の電気会社でリユース業を立ち上げる。その後、リユース業界で成功事例を次々と打ち出し、同業他社が視察ツアーに来るほどの実績を持つ。趣味はレーシングカート、ドライブ、フットサル、料理、海外旅行、サウナ、メキシカンフード、パクチー。

「トップパフォーマー賞」受賞で日本一に輝く

2021年10~12月にBNI国際本部主催のキャンペーン『Race to Your Success』が開催され、BNIジャパン・ディレクター部門において藤本侑也さんが「トップパフォーマー賞」に輝いた。

「トップパフォーマー賞」とは、キャンペーン期間中に発足日を迎えたチャプターの中で、最もメンバー数の多いチャプターの担当ディレクターに授与され、ダイキャスト製のBNIフェラーリが贈呈される。

藤本さんは3年間で6つ、昨年では4つのチャプターを立ち上げ、12月21日に発足したDragonFlyオンライン(BNI東京N.E.)がメンバー数53名で見事1位になった。

精力的にディレクター活動を続けている藤本さんだが、BNI入会当初は「アメリカ発のリファーラルマーケティングが日本で、しかも異業種で成り立つのか?」と半信半疑だったそうだ。

それがなぜ、メンバーからディレクターコンサルタント、エリアディレクターへと変化したのか。そこには、“藤本流人生哲学”が大きくかかわっている。

リファーラルマーケティングでビジネスのやり方を変える

藤本さんはアメリカ在住時に大学でビジネスを学んでいたので、リファーラルマーケティングの知識があった。だが、BNIの仕組みと効果に疑問を抱き、それを自らの目で確かめるために入会したという。「ダメだと思ったらすぐに辞めるつもりでした」と愉快そうに笑った。

入会して2か月ほどは何も起きなかった。それもそのはず、1to1をほとんどしなかったのだ。しかし、あるきっかけで1to1を多くするようになり、3ヵ月を経過した頃から状況が一変。紹介先で仕事が決まっていく。手応えを感じた藤本さんは、それまでの営業よりもリファーラルマーケティングを優先する仕事のスタイルへと方向転換をした。

周囲から求められてプレジデント、ディレクターへ

同時期、プレジデントに声がかかり、2017年10月、入会半年未満でプレジデントに就任。この期は、在籍していたBNI TRES STELLASにとって、いくつかあるターニングポイントのひとつにもなった。そして2019年1月、ディレクターに就任。このときも周囲からの推薦、BNI東京N.E.の木下馨エグゼクティブディレクターからの声かけがあってのことだった。

藤本さんの基本的な姿勢として、依頼されたら何事も引き受ける。理由をこう語る。

「なんでもやってみないと前に進まない」

その後に「もし、嫌だったらすぐ辞めよう、って考えています」と茶目っ気たっぷりに言いながらもやり通してしまうところに、藤本さんの心意気が垣間見えるようだ。

“藤本流人生哲学”が散りばめられているBNI

藤本さんにとってのBNIの魅力を尋ねてみた。

「ひと言でいうなら、『楽しい』ですね(笑)。私は、『生産性』『効率』『仕事』『学び』『楽しさ』という要素が掛け算になっていると魅力を感じます。5つの要素が揃っていればいるほど、『こんなことしたら面白そう』『これをやったらすごいことになる』とアイディアが膨らみ、ワクワクします。この5つすべて揃っているのが、BNIです」

しかしそれなら、ディレクターにならずにそのままメンバーでいる選択もあったのではないだろうか。

「私は人のために生きたい、人のお役に立ちたい。私はそういうコンセプトを持って生きています。だから、人のために命を使おうと思っています。極論を言うならば、自分が死んでも人が幸せになってくれるといい、と覚悟を決めています」

極論を聞くと驚きを隠せないが、この言葉は藤本さん自身の体験から出てきた心の奥底からの想いで、建前ではない。真実の言葉なのだ。だからこそ、より人の役に立てるディレクターを心から楽しんでいるのだろう。

BNIのディレクターとして目指すところ

「ディレクターはチャプターに対する責任があります。担当チャプターのディレクションをして、ディベロップメントさせていくことが使命です。そして、DNA(ディレクターやアンバサダー)の人たちが成長できる場を作りたいと思っています。それがリージョンの魅力にもつながるので、ディレクター陣によくこう言っています。

『私たちがブランディングであり、私たちの在り方が重要なんだ。だから、大変だとか、忙しそうだとか、しんどいという態度は絶対に示してはいけない。忙しいはずなのに軽やかだよね、と思われなければDNAを魅力には感じてもらえない』と。

それから今後を見据えて、ディレクターの人材育成に力を入れたいですね。

私がディレクターとして関わることで『BNIに入ってよかった』という人たちが増え、『DNAの人たちと出会えてよかった』と思っていただけることが、私の喜びです」

 

文=国場みの

2022/02/22

梅景章裕さん
BNI ETOILE
(東京N.E.)
カテゴリー:補助金サポート

1986年7月16日生まれ。大阪府枚方市生まれ。大阪工業大学知的財産学部を卒業後『オパール化粧品』に入社し、社長室企画総合職として企画・マーケティング・営業を経験。独立して飲食店を経営しながら『吉本興業』に入社。2021年2月に「BNI ETOILEオンライン(秋葉原)」に入会、2021年4月14日に正式に発足した。2022年1月現在はメンターコーディネーターの役も務める。

2021年10月1日~12月31日の期間中、ビジター招待とスポンサーになった人数を競うBNIグローバルのキャンペーン「Race to Your Success」にて最もポイントを重ねてメンバー部門のトップパフォーマーとなったのは、ビジター14名・スポンサー3名の BNI ETOILEオンライン(秋葉原) 梅景章裕さんだ。彼はいかにしてトップパフォーマーとなったのか。そこにはある「問いかけ」がある。

飲食店の夢を叶えるために

高校~大学時代と飲食店でアルバイトを続け、「いつかは飲食店経営を」と夢見ていた。ただ、国税局に勤める父からは反対され、「チャレンジするタイミングは30歳まで」と、虎視眈々と夢を形にするために自分を磨いた。大学を卒業後に化粧品メーカーに勤め企画マーケティング、営業を学んだ。その間、独学で調理師免許を取得し、バイト時代の仲間とともに7坪の店で和食の店を開く。

ただ、店を開いたことがゴールになり、その先のビジョンを持っていなかった。ある程度店も回るようになり、自分に時間が生まれたことで、「2年間修業に出たい」とスタッフたちに相談する。その先はなんと『吉本興業』。「面接は10分そこそこで終わって、翌日から出社という感じで。でも1分でも遅刻したらアウト。すごく厳しいのですが、タイムマネージメントは芸人さんの教育にもなっているからなるほど、と思いました」。ここでデジタルマーケティングのノウハウを学ぶことになる。

みんなのことを考えたら別事業

その間、7坪の店は移転し大きくなり、その後も拡大を続け、最大26人のスタッフを抱える組織にまで膨らんでいく。しかしそこでまた考えた。「みんな頑張っているのに業態によって給与に差が出るのはおかしい。きっとこの先それが問題になると思っていました」。その結果、実施したのは“全員独立させること”だった。1店舗だけを残し、すべて独立を促していった。フランチャイズにも近いが、そのフランチャイズ料は彼らの財務などを担当する税理士への報酬という形としたのだ。その税理士は、国税局を退官して独立した父。

「飲食店を始めたときは半分諦めて認めてくれましたが、今では協業することで多くのアドバイスや事業の手伝いをしてもらえています。独立した彼らも安心して事業に集中してほしいから、税務・会計に加え、補助金・給付金の手続きも一括でまとめられるから楽なんです。補助金申請などの書類作成は、修業に行っていた化粧品メーカーや吉本興業でずっとやってきたのでノウハウを持っていました」。その流れがスムーズであればあるほど、独立したスタッフたちは知り合いにこの流れを伝え、拡散していく。同業他社からの依頼が増え、企業コンサルタントの部署を作るまでに至った。

まさかの東京チャプター

BNIは、飲食店で現場に立っていたときから誘われていた。しかし、子どもが3人いることも踏まえると、朝早い動きができないと断っていた経緯もある。やがて月日が経ち、現在のビジネスモデルが確立した頃、クライアントの口から再びBNIという言葉を聞いた。「今相談してもらっているのをオンラインでできませんか?」。クライアントの頼みでもあり、オンラインでの取り組みはブラッシュアップすれば何とかなる。何よりもミーティングが夜であったのも後押しした。チャプターの立ち上げに共に参加し、晴れて2021年4月に「BNI ETOILE」はスタートする。

しかし、大きな勘違いを彼はしていた。「実は入会して初めて気付いたんですが、チャプターの拠点が東京だったんです。誘ってくれたクライアントは大阪の方でしたし、てっきり大阪のチャプターかと……。大阪から出たことがなかったので誰も知らない状況でした。ただ、東京は行ってみたい場所でもありましたし、1年のうちに友達が10人できたらいいかな、というくらいの感覚でした」。

問いかけ、イメージさせる

入会してちょうど1年、友達10人どころか、メンバーは14都府県72名にも上る。ビジター招待に関しても、ビジターオリエンテーションに関しても、彼はよく「問いかける」ことを欠かさない。

「ミーティングはビシッとしているけど、オフ会になれば一緒にふざけられる間柄です。そんなメンバーと一緒に仕事をしてみたいと思いませんか?」

「7人の友達の年収平均が自分の年収に比例する、という格言が本当か確認したら、本当に自分がステップアップしました。そんな経験してみたいと思いませんか?」

「こんなビジネスアイデアがあるんですけど一緒にやったら面白いと思いませんか?」

気が付けばビジターにもメンバー候補にも「問いかける」。それは相手がイメージしやすいシチュエーションに身を置いてもらうことでもある。

「化粧品店時代ですが、来られるお客様は全員女性なのに、私は身なりも気にしていなくてタバコも吸っていて。そんなときにある女性社長のお客様から『そんな身なりもだらしなくてタバコ臭い人のお店に入りたいと思う?』と諭されたことがあったんです。そこで初めて気付いたんです。自分が客だったらどう思うだろう、と。それ以来ですね、“こうだったらどう思いますか?”と問いかけるようになったのは」。

また化粧品メーカーにいた時代、小さな街の化粧品店では、よく各メーカーを呼んでミーティングを重ねていた。化粧品店にしてみれば大きなショッピングセンターの化粧品店と張り合わなければいけない。「小さくても大きな相手に勝つには一人じゃダメなんだ、と。小さくてもチームを組んでいくことで立ち向かえる。これってBNIと似ている部分があると感じます。ギバーズゲインもまさしくそうです。当時店の花の水やりのためだけに店を訪れていました。それに何の意味があるのかと最初は思っていましたが、接触頻度が他のメーカーよりも段違いであるから、結果ビジネスにつながっていったんです」。

飲食店のアルバイト、化粧品メーカー、吉本興業、そしてBNI。すべてが一本の線になって彼の人生を紡いでいる。

 

※「Race to Your Success」にてメンバー部門のトップパフォーマーとなった梅景さんには、ダイキャスト製のBNIフェラーリとフェラーリの自転車が贈呈された。

2022/02/17

福元信治さん
BNI 大一大万大吉
(大阪セントラル)
カテゴリー:トリックアート看板

1978年9月7日大阪府寝屋川市生まれ。寝屋川高校から同志社大学卒業後、2社の看板屋勤務を経て、フリーの職人として活動。2013年株式会社ORESを設立、バズる看板屋として活動。

“二度見必須“のトリックアート看板。Twitterで話題沸騰

2022年1月13日にTwitter上で風変わりな車が話題になった。駐車場に停車中の車のリヤウインドウ(車後部ガラス)には、看板が突き刺さった状態で飛び出ているのだ。しかしよく見ると、ヒビが入ったリヤウインドウも看板もすべてが車に描かれた「トリックアート看板」。

偶然にもその車を見かけた人がTwitter上で「いや二度見したわ」とつぶやき、車の写真を投稿。“つぶやき“は瞬く間に注目を集め、「車の窓を破ってでも宣伝する精神」「まさに、“看板に偽りなし”ですね!」「トリックアートに見えなかった」などの反響が続出した。そして、15.6万を超える“いいね”と3万件以上のリツイートという記録を生み出した(数字は2022年2月15日10時現在のデータ)。その後、Yahooニュースにも取り上げられた。

この車の持ち主が「バズる看板屋」として活動している福元信治さん。実は、このトリックアート看板は「BNIに入会して、メンバーやエグゼクティブディレクターとの出会いによって生まれました」と福元さんは話す。

「1to1」の中で生まれたコラボアイディア

福元さんがBNIに入会したのは2017年の夏、「看板」というカテゴリーで登録した。入会当初から順調な滑り出しで、多くの紹介や注文を得られていたが「もっとBNIを有効活用することはできないだろうか」と考えていたという。転機は大阪セントラルの田渕エグゼクティブディレクター(ED)との「1to1」だった。

「田渕EDとは定期的に1to1をさせていただいています。そのときどきに考えていることや、ビジネスについてざっくばらんに聞いていただくことは今も変わらないのですが、あのときは『看板本来の目的をより際立たせるにはどうしたらいいか』という相談をしたんですね。すると、同じチャプターメンバーで“チョークアート”カテゴリーのアオさんとコラボすることを勧められました」

福元さんは早速、アオさんと1to1を行う。その中でトリックアート看板のアイディアが生み出され、「一緒にトリックアート看板をやろう!」と意気投合した。その第一弾として、Twitterでバズったトリックアート看板車が誕生した。

トリックアート看板の効果

アオさんとのコラボにより、BNIのカテゴリーも「トリックアート看板」に変更したところ、キャッチーなカテゴリーがチャプターメンバーはもちろん、チャプターを超えた多くのBNIメンバーの目に留まるように。リファーラルによる受注も純増していき、入会して4年半経った現在では、入会当時の4倍の売上になった(2022年2月現在)。そして、社用のトリックアート看板車経由の問い合わせも増えていった。

「車の後ろにLINEのQRコードも入れているので、そこからの受注も増えました。信号で停車しているときに走り寄ってこられて、『看板をお願いしたい』なんて言われることもあるんですよ」とにこやかな表情で福元さんは話す。

「看板」に対する想い

「バズる看板」を目指して看板制作をする福元さんは、ただ単に目立てば何でもいいとは考えていない。

「私の看板屋のポリシーとして、『看板は見られないといけない』というのがあります。ですからまず、アイキャッチを大切にしています。例えば、キャッチフレーズや、デザインを看板のわきからはみ出させたりなどして、“その会社らしくて、楽しい驚き”を提供して見てもらうことを重視します。そして、店舗前でも興味関心を惹く仕掛けをして、お店に入っていただくという導線をいつも考えています」

福元さんの熱い想いを汲み取り、アオさんとのコラボを提案した田渕ED。プロダクツ設計や「クリエイター自身の楽しむ心がプロダクツに大きな影響を与える」ことに意気投合したアオさん。福元さんとアオさんの想いを共有しているチャプターメンバー。こうした人たちとの関わりの中で福元さんのトリックアート看板は進化しながら、多くのクライアントに喜ばれている。

看板屋ビジネススクールの設立へ

人生山あり谷ありを心から楽しみ、変化することにワクワクを感じる福元さんに今後の展望や、やりたいことを伺った。

「社員を雇わないでひとりで看板屋を経営できるスキームを伝えて、独立支援をする学校を創りたいですね。以前は社員を雇っていましたが、最後に在籍していた社員も独立して現在はひとりです。そして、工場も持たず、365日宣伝・営業してくれる車でどこにでも行き、スケジュールも自分で決めて自由な環境でビジネスをしています。ひとりで看板制作をしても売上を何倍にも伸ばすことは可能です。この数年間で培ってきたノウハウを伝えて実践できる人を全国に増やしていって、ゆくゆくはフランチャイズ化できたら、と構想中です」

この構想にも、もちろんBNIは不可欠のようだ。

「BNIは本当にさまざまな方が在籍しています。価値観も職種も実に多様。ビジネスの成長も在籍の目的ですが、多様な人たちと出会い、お互いに関われることが何より素晴らしいですね。それがいい意味での刺激になっています。そして、次のステップに向けてBNIの定例会で訴求していったり、1to1などで新しいアイディアをいただいたりして、変化していきたいですね」

 

文=国場みの

2022/02/08

近年「DX」への重要性が高まってきている。しかし、そもそもDXとは何か、何から始めればいいかわからない経営者もいるのではないだろうか。またDXとは大企業だけが行なうものと思っているかもしれないが、むしろ中小企業にこそDX化を進めていかなければ生き残れない。そこで今回のビジネスブースタープログラムでは、DXとは何かを学ぶ入門編として開催した。

DXってなに

DXとは「Digital-Transformation」の略であり、2004年にスウェーデン・ウメオ大学のストルターマン教授が提唱した。そこで伝えられたのは「ITの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念だ。英語表記ではTransformation(変形・変質)はXと表記することが多いためDXと呼ばれている。ただ、時代の流れは早い。定義もかなり進化し、2018年に経済産業省が定義化したDXはより詳しく、「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に製品やサービス、ビジネスをモデルを変革するとともに、業務そのものや組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」としている。

DXとデジタル化の違い

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2022/02/01

BNIは2022年2月現在、日本国内では290以上ものチャプターが存在し、近接する複数のチャプターが集まってリージョンと呼ばれるグループになる。そうした大きなグループを運営するエグゼクティブディレクターが存在し、彼らはBNIナショナルオフィスとリージョンを運営する“フランチャイズ契約を交わしている”のである。つまり、BNIとはコンビニや大手チェーン店舗の運営のように、フランチャイズ事業なのだ。

ただ、BNIにおけるフランチャイズは他のフランチャイズとは少々毛色が違う。フランチャイズオーナーとして最大の“顧客”とはチャプターメンバーに他ならない。彼らのビジネスが最大限に生かされる“チーム”を作ること、つまりメンバーのビジネスをサポートすることが、BNI事業の中心になる。ビジネスが上手く回っているチャプターは外から見れば魅力的に映り、結果的にメンバー数の増大につながり、フランチャイズ事業としての成功につながっていくのだ。そうなるまでは時間がかかるが、そうなったとき、フランチャイズオーナーとして地域から見られる目は計り知れないものがある。何故なら数百人もの地域の事業者をまとめ上げている存在であるからだ。

そして、そういう存在であればあるほど、オーナーとしての振る舞い方はより清廉さを求められ、オーナーとして清廉な姿勢が成長を遂げれば「How can I help you?(あなたのお役に立てることはありませんか?)」という言葉が自然に口をついて出てくるようになる。BNIは世界中に1,200以上のリージョンがあり、それだけフランチャイズオーナーが存在し、76ヵ国 28万人以上のビジネスパーソンが昨年1年間だけで2兆円を超えるビジネスを展開している。数字が示しているように、BNIは既に世界中でブランディングされ、成功しているビジネスモデルなのだ。そして成功を収めるには“高潔な人間力”が必要になっていく。

BNIは決して一人でできる事業ではない。多くの人の手助けと共感があってこそ成立するビジネスだ。目先の投資で完遂されるビジネスではない。地域のことを考える視点が必要になってくる。理想的なオーナーとして考えられるのは、

 

≫起業家マインドを持っている

≫継続的な成長の意欲が高い

≫新しい学びへの意欲が高い

≫BNIのブランドを受け入れる心がある

≫チャプターやリージョンのリーダーをまとめる統率力

≫BNIを上手く伝えるプレゼン力

≫地域に幅広い人脈を持つ

≫地域貢献の気持ちが強い

≫既にその地域で一目置かれる人望を持っている

≫BNIの収入に頼らずに別の収入で生活基盤がある

 

もし皆さんの周りに思い当たる人がいるならば、是非BNIのフランチャイズを勧めてほしい。学歴も男女差も年齢も関係ない。地元の人たちを支えたいという純粋な心を持つ人こそがフランチャイズ事業=エグゼクティブディレクターへの道となる。

 

BNIフランチャイズの公式サイト

2022/01/25

前田龍央さん
BNI Ark
(福井)
カテゴリー:写真家育成プロデュース

1980年2月15日福井市生まれ。羽水高校から日本写真映像専門学校にて写真を学ぶ。大阪の写真ギャラリーでアルバイトをしつつ、フリーランスのカメラマンとして活動。ギャラリー運営を経て2009年にフリーカメラマンとして福井で活動。

写真家をサポートするビジネス

今、結婚式を挙げないカップルは約50%いるという。パンデミックが影を落とし、ウェディング業界には大変革が起きている。その中で業界と共にカメラマンのビジネスにつながる新しいアイデアを誕生させた。そのきっかけは、メンバー同士で行なう「1to1」というシステムからだった。

1980年代の日本ほど活力のある時代はなかった。ビジネスにアートが加わり、高いセンスを持って世界を席巻していた。その空気に憧れて写真の世界に飛び込んだが、そこで出会った同級生・浅田政志氏の限りないセンスに惚れ込んで、写真家をサポートする喜びがビジネスとなっていた。

2009年に地元に帰り、同級生がチャプターを立ち上げる時期と独立を考える時期が合致して、BNI Arkの立ち上げメンバーになる。もちろんカテゴリーは「写真」。だが、紹介をもらえる仕事と自分がやりたい仕事に乖離もあった。「写真という大きなカテゴリーでは、メンバーも紹介先を絞り切れなかったですし、なによりも自分の足場が固まり切っていなかったと感じたんです」。一旦退会して足場固めの1年半を過ごす。

紹介の出にくいカテゴリーに

1年半後に戻り、カテゴリーを変更する。「写真家育成プロデュース」である。かつて浅田政志氏のサポートをしていた経験をBNIという仕組みを使って今のビジネスにつなげていくために。ただ、初見ではどのような人脈の紹介をすればいいかがわかりにくい。「あえて紹介の出にくいカテゴリー名にしたんです」。

その理由はこうだ。前田さんにとってBNIの仕組みで一番ビジネスにつながっているのがトレーニングだという。マーケティングプログラムに何よりも興味を惹かれており、学んだことを自社で実践していくことでビジネスの拡大につながっているからだそうだ。チャプター運営をサポートするアンバサダーの役割を務めているのもその理由から。「一旦辞める前もトレーニングにはほぼ参加していました。マーケティングの仕組みとしての行動原理や行動心理が散りばめられていて、それを体系的に学ぶことの面白さはずっと感じていたんです。アンバサダーになるためのトレーニングも一般のメンバーでは味わえない面白さがありましたしね」。

1to1の中で生まれた結婚指針書

さて、パンデミックですべてが変わり、ビジネスは止まったが、BNIでは「1to1」と呼ばれる1対1で話す取り組みがある。写真は人生の記念日に撮影することが多い。ウェディングもまさにそう。ただ、そういった人たちとのビジネスがまだ成立していない状況もあり、改めて信頼構築の観点で1to1行なった。そうした雑談の中で生まれたのが、二人のこれからの人生を描いていく「結婚指針書」だった。

結婚式を挙げるということは、一つの目標に対して二人の共同作業を行なうことでもあり、お互いをより深く知る時間にもなっている。式までは挙げないが、それでもこれからの二人が仲睦まじく暮らしていくために、そうした時間は必要ではないか、そうした思いが「結婚指針書」という形になった。「これは自分の実体験でもあったのですが、指針書を作ることで相手の生きざまが見えてくるんです。それを見ることで、自分もどう生きていくかを決めていけるわけです」。

家族に寄り添う写真を全国で

ワークブックで共通点を見出し、自分たちの歴史や価値観を書きだして、人に見せてもいい言葉に書き換え、未来に対して二人で言葉を選び、お互いの約束事を書く。入籍日に写真を撮ってその言葉と一緒に玄関やリビングに飾ることで、ケンカしたり悩んだりしたときに振り返るツールになる。そこに家族が増えたり記念になる写真が添えられると、より家族の絆は高まっていく。「家族の変化のときに写真家は寄り添えると思うんです」。人生の節目に“ファミリーフォトグラファー”として家族に寄与する。全国の写真家・ウェディング事業者とタイアップすれば、この流れはより大きくなる。

「このサービスは式を挙げないからなおさら必要になるツールだと思いますし、LGBTQの方など公的に認められないけれど自分たちで誓い合えるツールにもなると思うんです。指針書を作るセミナーもやってみたり、全国のBNIメンバーとも連携できれば各エリアに一人の結婚指針書フォトグラファーとしてそのエリアでビジネスになるのでは、と思います」

2022/01/18

BNIでは、2022年、「より多くのメンバーのサクセスストーリーをシェアしてもらう」ことを目標にしています。メンバー同士がお互いに相手のビジネスにおける目標や人生の夢を知り、お互いに成功の手助けをすることで、一人ひとりのサクセスストーリーが生まれ、そのサクセスストーリーは本人が思っている以上に大きなパワーを持ち、周囲にポジティブな影響を与えていきます。

今回のブログでは、BNI創立者兼チーフ・ビジョナリー・オフィサーであるアイヴァン・マイズナー博士のブログからビジネスにおけるストーリーテリングの効果についてご紹介します。

ビジネスにおけるストーリーテリング

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2022/01/13

BNIメンバーの皆様、あけましておめでとうございます。

BNIジャパンにとって2021年は飛躍の年でした。メンバー数が1万2000人を突破し、アメリカ(7万人)・インド(4万人)・フランス(1万9000人)に次ぐ世界で4番目の規模にまで成長しました。メンバー数を増やすことだけが目的ではありませんが、ある意味成長の指標として大きなマイルストーンになりました。

このパンデミックでメンバー数が大きく減少した国もありました。その中でも日本のメンバー数が増えたのは、メンバーの皆様やリージョンそしてナショナルオフィスが「どう変化に対応するか」を全員で共有できたからだと感じています。途中でチャプターミーティングをオンラインから対面に戻せそうな状況もありましたが、グラハムCEOの「メンバーを右往左往させてしまうのは一番良くない」という言葉に、ナショナルオフィスとしてメンバーの皆様の環境変化をどれだけ少なくするか、ということに心を配り、有効な選択肢としてオンラインを貫きました。

オンラインとオフラインを交互にすることは、メンバーの皆様のパフォーマンス低下を招きます。パフォーマンスが落ちればビジター数やビジネスにも影響します。かつて私もイギリスでメンバーとして活動しており、リーダーシップチームも経験しました。だからこそ、リーダーシップチームにとってチャプターをまとめやすくするにはどうしたらいいのか、ということも併せて考えられたと思います。こういう時こそトップダウン方式が有効です。世界ではメンバーの経験のないナショナルディレクターもいるため、チャプター単位で決めさせることも多く、現場が混乱した、という話も聞きました。

翻って日本では、この期間にまだBNIがなかった地域で多くのチャプターが誕生しました。そのほとんどは遠隔地からの多くの方のサポートによってなし得ることができたのです。まさしくオンラインだからできることにフォーカスした結果とも言えるでしょう。この経験は、やがてオフラインに戻ったとき、必ず役に立つはずです。

第6波が訪れ始めている中、もはや以前のようなビジネススタイルでは立ち行かないでしょう。待っていても時間だけが過ぎていきます。メンバーの皆様の業界も、チャプター運営も、これからは変化と進化のスピードをより早めることに意識を向けなければいけないのです。今はzoomでミーティングを行なっていますが、それさえも昔話になって、メタバースの中でチャプターミーティングが行なわれることも遠い未来のことではないでしょう。

時代の流れを先読みすること、そしてそのとき対応できることに注力することが重要です。確かに誰も見たことがない世界を進むわけです。しかし時代の流れはとてつもなく早く、その流れに負けないチャレンジを続けることがイノベーションを起こします。これまでやったことがないことをやるわけですから、失敗もあるでしょう。しかしその失敗を学びの機会と捉えてその意識を全員で揃えることができたらチームとしてより強固なものになります。是非一丸となってBNIを盛り上げていきましょう。

 

2021/12/24

令和3年12月フィリピンを直撃した台風22号による災害で400人近くの死者、強風や洪水で3800棟余りの住宅が倒壊し、10万人近くが避難生活を余儀なくされています。また現地では停電による飲料水不足、通信が不通となっている地域もあり混乱が広がっています。

この度の災害において、JBNインターナショナルは、100万円を上限としたマッチングギフトを実施します。
全国のメンバー、ディレクターからの義援金合計額と同額を寄付することで、BNIジャパンのコミュニティメンバーの志を尊重し、また、一日も早い復旧・復興に向け支援させていただく所存です。

被害に遭われたフィリピンの皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。

BNI財団ジャパンでは、今回の災害による被災者及び被災地の復興支援のため、義援金の受け付けを開始しました。

BNIジャパンにおいても広く義援金を募り、支援の輪を広げたいと考えております。
皆様よりお預かりした義援金は、BNIフィリピンへ全額寄付させていただきます。お一人でも多くの方のご支援・ご協力をお願い申し上げます。

【受付期間】
令和3年12月24日(金)から令和4年1月末まで

2021/12/21

今回は先日開催されたグローバルコンベンション2021の中から、スタンフェルプス氏の講演について、大野真徳代表と各地区のエグゼクティブディレクターによる対談をお送りする。

(O)大野真徳 BNIジャパン代表

(H)法貴礼子 BNI静岡駿河西代表

(T)髙須英治 BNI大阪高槻河北東代表(※2022年4月1日より、リージョン名を「BNI大阪北東」に変更しております)

(M)宮嵜勝己 BNI千葉セントラル代表

顧客体験がビジネスの差別化を生む

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2021/12/14

すべてゼロからのスタート

2021年、BNIが北海道に上陸した。BNI札幌セントラルリージョン・道産子ismが10月15日に記念すべき第1回ミーティングを開始したのだ。

北海道は海を隔てた大地、BNIの存在さえもゼロベースからのスタート。担当ディレクターで税理士の中川雄介さんもBNIの経験ゼロ。何も知らない世界でどうやって立ち上がったのか。

まず、BNIの存在を知ったのは保険会社に勤めている佐々木里さん。同じ会社で本州にいる同僚からBNIのことを耳にする。どういうものかを知るために大阪に飛び、大野ナショナルディレクターに出会うこととなった。フランチャイズ形式であること、そこには可能性しかないと感じたこと。即決だった。ただ、佐々木さんの会社は副業禁止であるために、フランチャイズオーナーとして相談をしたのが中川さんだった。

腑に落ちたBNIのシステム

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2021/12/07

人脈を広げるためには、人を助け、関係を築き、何らかの形で人脈をサポートする方法を学ぶことが必要です。しかし、時には頼まれたことに「No」と言うことも必要です。

 

例えば誰かのチャンスが自分にとって邪魔になっていることがあります。つまり誰かのビジネスプロジェクトが、あなたのビジネスやミッションにそぐわない場合です。このような状況では「No」と言う必要があります。 「No」という言葉は、実際には一語文になります。 私はあまり使いたくない言葉ですが、世の中には私のような人が結構いるのではないでしょうか。

 

誤解しないでいただきたいのですが、必要なときに「No」と言うのは悪いことではありません。 問題は、どうすれば「気にかけていない」と思われないように「No」と言えるかです。

 

ここでは、「No」と言っても、嫌味な感じに思われないための7つの方法をご紹介します。

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