BNI 千葉京葉
高山英明さん
千葉県出身。明治大学卒業後家業の酒屋を継ぎ、飲食店を展開。BNI千葉セントラルリージョンのハーバーチャプターに入会し、8カ月間毎週ビジター招待をするなど多大な貢献を行なう。ディレクターとしてチャプターを立ち上げた後、現在は千葉京葉リージョンのエグゼクティブディレクターを目指して日々奔走している。
オンラインだから毎日12人とミーティング
船橋市、習志野市、市川市、浦安市を中心とした「BNI千葉京葉リージョン」を立ち上げるべく、現在奔走しているエグゼクティブディレクター候補・高山英明さん。BNI千葉セントラルリージョン、ハーバーチャプターに所属し、ディレクターとしてチャプターを立ち上げた後、エグゼクティブディレクターに向けてチャレンジを始めました。現在はスタートして数週間が過ぎ、2つのチャプターを同時に立ち上げる準備を行ない、毎日12~13人との面談を行なっています。「オンラインでなかったらこれほどの人と面談はできませんでしたし、距離も関係ないですから、とても活動しやすいと思います」。コロナ状況下においてBNIはオンラインでのビジネス活動にすぐさま取り組み、時代もまたオンラインでの活動が当たり前になってきています。毎日12人との面談が可能になっているのはその証左でもあります。
勢いで家業を継ぎ、実業家へと
実は高山さんは就職をしたことがありません。剣道で大学推薦を受け、ゆくゆくは実業団で日本一を目指す、という将来の道を漠然と描いていましたが、大学4年のときに父親が他界。実家の酒屋を閉める、という母親の言葉を聞き、「店を継ぐ」と伝えたことで人生がガラリと変わっていきます。
当時は安売り店やコンビニが台頭してきた時代、飛び込み営業で顧客を獲得してきましたが、取引先が増えれば増えるほど資金繰りも大変になります。ある日取引先のスナックに飲みに行ったとき、酒を売る自分の利益と店の利益の差に愕然とします。「このままでは立ちいかない。自分も飲食店を出す」と決意し、店の脇にカクテルバーを構えます。さらに「自分がいなくても店が回る仕組みを」と、ダイニングバーを開店するや大ヒット。さらに店舗も拡大し、最大15店舗スタッフ150人を擁する実業家として成功を収めていきます。
BNI貢献の裏にあった真実とは
これまでの人生において、人と人をつなぐことを得意としてきた高山さんにとって、BNIは理想的な組織でした。ある日経営するラーメン店のスタッフ宛にミーティングの招待状が届いたとき、内容を知って魅力的に感じ、「自分が参加する」と出席、そのままメンバーになったのでした。
元々の人脈はある、その人たちをミーティングに招待することで彼らのビジネスに生かしてほしい、その貢献の思いが毎週のビジター招待になり、8カ月間連続して毎週ビジターを招待するという記録を作ってきました。
しかし、メンバーとして活動を始めたのは自身のビジネスに陰りが見え、すべての事業を売却することになっていた時期でもありました。手元には何も残らない、無一文の状態というどん底の時代。高山さんに残ったのは唯一、BNIだけだったのです。1年間、無職のまま自分のなすべきことは何かと模索する日々を過ごしていました。「当時は自分に誇りも持てず、自信も持てず、それでも弱みを見せず、意地でもサラリーマン勤めをしない、と決めていました」。世の成功者に出会い、話を聞きに何度も足を運びました。そこで「クリアリング」という行動習慣に出会い、変化が訪れたのです。
自信を取り戻し、自分の進むべき道を
ビジネスは大量行動(同じことを何度も繰り返すなどの行動)をすることで上手く行く可能性は高まります。しかし、一つの邪念が入った瞬間、それが瓦解するという危うさもあります。今できることは、自分を悩ませている人・モノ・金の問題は自分からクリアにしていくことでした。家の中のものは車で7往復するくらい捨て、人間関係で揉めた相手とも勇気をもって自ら連絡をして、お金は1円まで細かくチェックする。これを繰り返すことで周りからの支援の声があがり、自信を少しずつ取り戻していったのです。「毎日お墓参りもしていたのですが、それも気持ちを和らげるきっかけになっていたと思います」。
自分の自信を取り戻すと同時に、自分の進むべき道も見えてきたのです。「日本人の誇りを取り戻したい、そう考えるようになりました。何か見えない力に押さえつけられているような世界、幸福感も薄い世界を変えたい、と。日本人として世界を背負っていく人材を作っていきたい、そのためには中小企業が生き生きと、カッコいい姿でいられるような、そんな世界を作っていき、中小企業を応援しよう、と考えるようになりました」。
夢のためにBNIという最短距離を進む
だからこそ、BNIをもっと多くの人に活用してほしい、それがエグゼクティブディレクターになろうという思いに至ったそうです。これまでのBNIでの貢献はここで生きました。千葉京葉地区でビジネスをしているBNIメンバーがサポートしてくれ、多くの人を紹介してくれるそうです。これまでの人脈からもリージョン地区の人を紹介してもらっているそうです。「千葉セントラルリージョンの宮嵜エグゼクティブディレクターに鍛えてもらいました。リファーラルマーケティングの本を読み漁り、BNIの基本に忠実に進めています。正直時間は足りないくらいです。でもディレクターという仕事が好きだから、何の苦にもなっていません。メンバーが一人二人と増えていくことで成果が目に見えてわかる、こんな面白い仕事はないと思います」。