BNIで築けた新たな自分。主婦から経営者になれた理由。

2024/10/29

住田 千佳(すみた ちか)
BNI New Style(名古屋南)
カテゴリー:ノベルティグッズ販売

住田 千佳(以下:住田さん)さんは、BNIに入会し、経営者としてグングン成長の姿を見せている。その姿は、まさにシンデレラストーリーだ。一般的な主婦だった住田さんがなぜここまで成長できたのだろうか?その裏には、本人の努力はもちろん、BNIの支えがあった。

名古屋のアワードの「メンバーシェアストーリー大会」のステージでも見事優勝された住田さんのストーリーには、どのような変化があったのだろうか?その人生について伺った。

家業を継ぐ決意と成長。BNIはその一歩。

住田さんは現在、文房具店を営みながら、BNIでは「ノベルティグッズ販売」のカテゴリで活動している。まずは、文房具店を経営するに至ったいきさつについて紹介しよう。

住田さんが営む文房具店は、108年も続いている。元々は弟が継ぐはずだったが、弟は他界……。そして、家業を継ぐ人間がいない問題に直面することとなった。当時、歯科衛生士としてのキャリアを歩んでいた住田さんは、継ぐ気はなかった。しかし、108年続く歴史ある家業を継がなければ終わってしまうと考え、「継がない」という選択は後悔してしまうと感じた。とは言え、経営のノウハウももっていない当時、住田さんは日々自問自答していたのだという。

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そんな中で、ある人物との出会いが転機となる。その人物は保険屋でありながら、中古車業や接骨院など、複数の事業を手掛けていた。彼の多才な経営手腕に感銘を受け、事業の相談をしたのだ。その際に紹介されたのがBNIであった。経営の話ができ、自身の学びにもなると聞いた住田さんは、何も分からないままに「すぐにやります!」と決意。

学びたいという強い意志を持ち、当時はママ友や学生時代の友達しか相談相手がいなかった彼女にとって、BNIは経営者とのネットワークを広げる場となった。BNIでの学びと実践を通じて、次第に自信を深めていった彼女は、家業を継ぐことに成功したのである。

BNIで始まったゼロからのスタート

住田さんがBNIに入会して最初にぶつかった壁が「自己紹介」だった。「自己紹介をどうぞ」と言われたときに、自分が何屋であるかを明確に説明できなかったのだ。それもそのはずである。前職が歯科衛生士の住田さんには、これまで自己紹介する機会などなかったのだから。住田さんは「このままではダメだ」と気づき、ウィークリープレゼンテーションを練習し、自分をアピールする方法を磨いていった。

次に住田さんのぶつかった壁が「リファーラル」である。経営者の人脈もなければ周りにはママ友しかいない。そのような環境の中でも、住田さんはビジネスマッチングアプリを使って人脈を増やすなど、自分なりの努力を精一杯にしたのである。これらの経験からコミュニケーション能力が培われ、今ではママ友にメンバーを紹介できるようにもなった。

住田さんは「BNIのおかげ」と言っているが、すべては住田さん自身の努力の賜物であると言える。

「五代目」と伝える覚悟と成長

住田さんがBNIに参加してから、大きく変わったのはマインドである。以前は何かをする前に深く考えすぎて、なかなか行動に移せなかったそうだ。しかし、今では心に従って行動するようになった。BNIへの入会も、その直感に従った結果である。当初は「やりたい」と思いつつも、失敗を恐れて迷っていたが、今では「やってみよう」というスタンスに変わったのだ。

これは、BNIのメンバーの影響も強く受けている。BNIには前向きな人が多く、彼らの影響を受けて「行動しなければ始まらない」という考えが強くなったのだそうだ。そして、その一つの結果が住田さんの言葉に表れる。

いつからか、住田さんの自己紹介は「株式会社BUNGS、五代目の住田です」と言うようになった。これは、会社を継ぐ覚悟が決まったからこそ言えるようになった言葉である。

BNIで得た仲間のおかげ。成長は止まらない。

住田さんにとってBNIに入会して良かったことは、まず仲間が増えたことである。この年齢になって新たな仲間ができるとは思ってもいなかったが、本当にこのチャプターが好きで、BNIの人々はみんな素敵な人たちばかりだと感じているのだそうだ。

BNIの文化についても、住田さんは凄さを感じている。GiversGainの精神、トレーニング、メインプレゼンの資料作りなど、全てが自分のためになっている。プログラムの仕組みが非常に優れており、役職なども自分の成長に繋がっていることに、常に驚きを感じている。

何よりも、BNIに参加したことで、住田さんは前向きに仕事ができるようになった。メンバーが成功体験を共有し、入賞者には賞が贈られる「シェアストーリー大会」に誘われたときも、これまで人前で話すことのなかった住田さんだが、その挑戦がさらなる成長になっている。挑戦することでできることが増え、一人ではできないことも、他のメンバーの助けを借りて達成できるようになった。今では、BNIの方々に助けられながら、家業を150年先まで繋げたいと考えているのだそうだ。

BNIで「経営者」に。与えられるより与える側に。

住田さんの目標は、現在のチャプターの素晴らしいメンバーたちと共に、さらに多くの人々にBNIの恩恵を届けることである。今期は50名を目指しているが、住田さんは100名に達してもおかしくないと感じている。それは単にメンバー数を増やしたいからではなく、まだBNIに入っていない人々にもその価値を知ってもらい、役立ててもらいたいという強い思いがあるからだ。

住田さん自身がBNIに誘ってもらい、多くの恩恵を受けてきた。その経験から、今度は自分がまだBNIを知らない人々にその素晴らしさを伝え、与えていきたいと考えている。一人で悩んでいる人が多い中、BNIのネットワークやサポートを通じて、助けと希望を提供したいという強い使命感を持っているのだ。

これは、住田さんが与える側になったからこそ、もてるようになった想いだ。常に努力をし続ける住田さんの成長は、今後も止まることはないだろう。

文=名城政也