上田 和明さん
BNI クラーベ
(北九州東)
カテゴリー:電気工事
1978年福岡県北九州市生まれ。福岡県立戸畑工業高等学校卒業後、中学時代からアルバイトをしていた電気工事の仕事に就く。26歳で独立し「株式会社上田電設」を起業。2017年にBNI北九州東リージョンのクラーベチャプターに入会。その半年後には第8期プレジデントに就任。現在はディレクターコンサルタントとして、迅風チャプター担当ディレクターを務める。
ノルマではなく貢献という意識
上田さんは2017年4月に入会、10月にはプレジデントを務め、その年の12月にメンバートラフィックライト100点となって以来、現在も100点を継続中という素晴らしい貢献を続けています。この取り組みの背景には入会以来のコミットメントがあります。
「月に2名のビジターを招待する」
入会3年半でビジター招待数は120名を数え、直近でも今年の1~2月には6名招待のうち3名が入会するなど、精力的に招待を呼び掛けています。

昨年のグローバルコンベンションでも各国のメンバーがマイズナー博士に質問をしていたように、BNI活動においてビジターを招待できないという悩みは、世界共通でもあります。招待しても断られるのではないか、という心理的な抵抗感もあるでしょう。しかし招待を事もなげに達成し続ける上田さん。それが可能になるのはビジター招待に対する意識の違いとも言えるでしょう。「BNIの仕組みが、その方の役に立つと思ってお声掛けしているので、断られても気になりません。BNIの仕組みが本当に良いと思っているので、周囲の人にも活用してもらいたいという強い気持ちを持つことです」
ボランティア精神が信頼を生む
上田さんが意識的に行なっていることは、BNIメンバー以外の人たちと会う機会を持つことだそうです。「BNIに入会する動機の中で、『人脈がないから入ることにした』という声を聞くことがあるのですが、それはBNIに対する期待値としてちょっと誤解がある、と感じています。BNIはBNIメンバー以外の人たちと計画的に会う行動ができないと、本来のBNIの可能性を引き出せないと思っています。学びながらメンバー間で使い合う会ではなく、BNIの力を借りて友人知人を助けるものなのではないでしょうか」。
自分のビジネスよりも人の役に立つ行為を。圧倒的な利他の精神は、学生時代のロータリークラブのインターアクト活動から培われてきました。ロータリークラブの会員と地域清掃や地域貢献を行なっていく中で、社会人となっても地域のイベントやお祭りに積極的に参加して手伝いを行なってきました。そこには“自分の名を売る”という利己的な思いは一切なく、ただひたすら“人のために役に立ちたい”という利他的な思いがあります。

人に出会えば出会うだけ、自分の存在を知られることになりますが、「知られていること」と「信頼されていること」はイコールではありません。むしろ人を知ることに重きを置いてきたからこそ、自分にも興味を持ってもらうことができ、信頼関係が生まれていきます。そうすると「力を貸してもらえませんか?」と相談されることが増えます。そのときにBNIメンバーが解決の糸口になるとしたら、メンバーを紹介し、ミーティングに招待することでその人の役に立つのです。「キラーワードとかはないのですが、あえて言うとしたら『私の信頼のおけるビジネスパートナーをご紹介したいのですが、一度ご参加してみませんか?』ですね」。
BNIとは人生そのもの
独立してプレーヤーとしてビジネスをしていた頃は、朝の参加が難しいと、ずっとBNIの入会を断っていたそうです。同カテゴリーのメンバーが退会したことで「1年だけお付き合いで参加します」という気持ちで入会したのが2017年でした。しかし入会してみて、普段やっていることが数値化され仕組化されていることに「自分でもできる」と自信につながり、半年後にはプレジデント就任。発信者は実践者でなければいけない、という思いから、実践を続けてきました。「実際、これまでやってきたことですし、当たり前のことをしているのに、感謝されて皆さんのお役に立てることが何よりもうれしいです。仕組みを使えば自分が辿り着きたい場所に到達できるし、仲間の力を借りて大勢の方の役に立てる。今となっては、自分にとってBNIとは人生そのもの。BNIという仕組みを大切な人に伝えてほしいと思います」。