子どもたちの未来を支援するBNI財団ジャパンの活動

2022/08/25

BNI財団は、BNI創立者であるアイヴァン・マイズナーと故ベス・マイズナーが1998年に設立。日本では2015年7月17日に、一般財団法人BNI財団ジャパンとして設立された。

「子どもたちに、より充実した人生を送るための力を与えること」を理念に、将来を担う子どもたちのために支援活動を行っている。その他、国内外の災害発生に対して被災した地域の復興支援も行っている。

今回は、2022年7月21日のビジネスブースタープログラム「BNI財団ジャパン活動紹介 – 7周年目を迎えて – 」BNI財団ジャパン大野佳子代表理事が語る中から、いくつかの活動について触れていく。

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BNI財団ジャパン設立当初は、募金や寄付活動からのスタートだったが、翌年からは教育プログラムの助成金「Givers Gain® Grants」が開始された。メンバーやチャプター、リージョンからの寄付により、ここ数年は助成金の給付が増えているという。さらに、2022年には、フィリピンの台風被災地に、BNIフィリピンを通してBNIジャパンからも支援を行い、物資や学校の文房具などにあててもらった。

また、2020年から行われている教育プログラム「CatchYourDream」は、グローバルな経済教育団体で非営利活動を展開しているジュニア・アチーブメント(https://ja-japan.org/)が開発したもので、BNIが協賛して無償で学校に提供している。この2年間では、多くのBNIメンバーにもボランティア講師として参加してもらい、とても好評なプログラムになっている。

BNI財団ジャパン3つの活動

BNI財団ジャパンの主な活動として、次の3つがある。

l  BusinessVoices

l  Givers Gain® Grants

l  CatchYourDream

それぞれの活動について紹介していこう。

 

ビジネスボイスでは、チャプター、リージョン単位でのビジネスパーソン達による地域への児童・青少年への貢献活動が行われている。地域の周りの子ども達に教育を通じて、力づけていく活動だ。地域から日本、日本から世界へ広げるために活動を行っている。

活動事例は、以下のとおり。

l  コロナ禍で休校になった子ども達へオンライン学習教材の無料提供

l  ソフトボール県選抜チームにユニフォームの寄付

l  地域の保育園へ避難者の寄贈

l  地域の子ども達のためにチャリティーサンタクロースイベント

海外では、ドイツの小学校でBNIメンバーによる授業を開催した。

 

助成金事業の「Givers Gain® Grants」では、VRゴーグルや電動ろくろ・3Dプリンター、PC、タブレットなど、さまざまな器具や備品を支援した。具体的な支援内容は、以下のとおり。

l  不登校支援団体にメタバースVRゴーグルの支給

l  重度疾患を抱えた子どもの支援団体へ楽器の助成

など。

 

キャリア教育プログラム「CatchYourDream」は、中学・高校を対象に、なりたい自分や夢、職業について、社会人と対話しながら具体的に思い描けるようにする手伝いを行っている。

当初は対面で行っていたが、現在ではコロナウイルスの影響によりオンラインとなっている。オンラインとなったため、全国の学校からのオファーも受け入れている。さらに以下では、プログラムに参加したボランティア社会人と、プログラムを受けた子どものコメントをいくつか紹介しよう。

参加したボランティア社会人のコメントは、以下のとおりだ。

l  「若いって素晴らしい。自分の高校時代を思い出しながら、いろいろ悩んできたけれど自分で選択した結果で、今があると振り返りながら生徒さんのお話しを伺っていました。将来の夢に向かうヒントにつながってもらえたら嬉しいです」

l  「生徒たちが緊張しながらも一生懸命質問する姿が微笑ましく、逆に私自身がたくさんの気づきをいただきました。生徒の皆さんの言葉に、私がパワーをもらいました。貴重な機会をありがとうございました」

子どもたちのコメントは、以下のとおり。

l  「社長ってなんか子供の頃からすごい環境でなれると思ったけど、話し聞いたら普通な生活でびっくりしました」

l  「このプログラムはとても良いプログラムでしたが自分にはまだわからないところも ありました。でも大人はこんな感じなんだなぁと思いました。自分の将来の視野がグーンと広がりました」

BNI財団ジャパンのビジョン

BNI財団ジャパンのビジョンは「子どもたちに、より充実した人生を送るための力を与えること」である。

ミッションは「BNI財団の使命は、子どもたちの明るい未来を支援することです。教育プログラムへの資金援助やボランティア活動などを行う世界中のビジネスパーソンの活動をリードします」だ。

ではなぜ、子どもを支援するべきなのか?その答えは人それぞれではあるが、故ベス・マイズナーの言葉を知ってほしい。「子どもたち 人口のたった20%だけど 私達の未来の100%」。

私達がこの世にいなくなっても子どもたちが良いものを引き継ぎ、新しいものを取り入れ、より充実した人生を送る。そのために支援していくことが、私たちのビジョンでありミッションだ。

新しい教育プログラムについて

BNI財団ジャパンでは、フューチャースキルプログラムを計画している。この教育プログラムは児童養護施設で生活する子ども達を対象としている。

現在15歳以下の人口は、40年連続で減少していると知っているだろうか。しかし、児童養護施設に預けられる子どもの数は増加している。約3万の児童のうち、毎年約1500人が施設を退所し、約8割が就職を選択しているが、12.5%が3ヵ月で離職。3年後には60%が離職しているのだ。

そんな子ども達を支えるためのプログラムが「フューチャースキルプログラム」である。中学2年生~高校生を対象に、多様な人生経験を持つ社会人との対話をし、自分の将来に向けた意欲を高めることができるプログラムです。自分の強みや課題を具体的に把握したり、生き方は他人と違っても構わないということを理解し、自分の存在意義を感じたりしてもらうものだ。

BNI財団ジャパンは未来の100%の子どもを支援し続ける

BNI財団ジャパンはただ支援しているだけではない。そこには間違いなく大野佳子代表理事の優しさ、子どもを想う気持ちがある。

BNI財団ジャパンは、子どもたちへの支援を真剣に考え、支援を行っている。より具体的なBNI財団ジャパンの活動や、質問などは、ぜひ公式ホームページを確認してほしい。

 

文=名城政也