中小企業向けDXを大野代表と共に学ぶ

2022/02/08

近年「DX」への重要性が高まってきている。しかし、そもそもDXとは何か、何から始めればいいかわからない経営者もいるのではないだろうか。またDXとは大企業だけが行なうものと思っているかもしれないが、むしろ中小企業にこそDX化を進めていかなければ生き残れない。そこで今回のビジネスブースタープログラムでは、DXとは何かを学ぶ入門編として開催した。

DXってなに

DXとは「Digital-Transformation」の略であり、2004年にスウェーデン・ウメオ大学のストルターマン教授が提唱した。そこで伝えられたのは「ITの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念だ。英語表記ではTransformation(変形・変質)はXと表記することが多いためDXと呼ばれている。ただ、時代の流れは早い。定義もかなり進化し、2018年に経済産業省が定義化したDXはより詳しく、「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に製品やサービス、ビジネスをモデルを変革するとともに、業務そのものや組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」としている。

DXとデジタル化の違い

よく間違われるのが「DX化=デジタル化」という図式だ。似ているようで実はかなり違う。デジタル化というのは、これまでアナログで行なっていた仕事の内容をデジタルにすること。例えば書類などをペーパーレス化したり、会議をリモート化することなどだ。DX化はさらに一歩踏み込んで、デジタルの技術(IT技術)を使ってより仕事を効率化したり、ビジネスモデルを改善したり、さらには業態返還まで行なっていくことなのだ。

必要な3つの要素

DX化に向けて必要なのは以下の要素だ。

1.業務の効率化

言わずもがな仕事をデジタル化することで効率を上げていくこと。

2.新しい価値の創造

ビジネスモデルを改善することで、顧客がサービスを受けるという“体験”の質を向上させること。

3.業績の向上(人時生産性の向上)

仕事の効率を上げていくことで、労働時間に対しての粗利を上げていくこと。

推進する上での壁

ただ、社内でDX化を進めていく中で障壁となるものがある。それが以下の4つだ。

1.全体最適の視点で相談できる人がいない

DX化は全社一丸で取り組むものであり、社内で一人だけが理解している状況を作ると進行していかない。

2.システムやデータが連携していない

比較的大きな組織になると、部署ごとに導入するシステムが違うことが起きる。このシステムが連携していないと全体的に最適化されない。

3.DX化を推進する中心人物がいない

DX化は一部署の人間だけが進めるものではないので、全体を取り仕切る中心人物が強力に推進しなければ進まない。

4.目的があいまいなまま進めてしまう 

そもそもだが、「何故自分の会社はDX化が必要なのか」という理由を知り、DX化の目的をはっきりと打ち出せなければ途中で挫折してしまう。

上手くいっている会社の特徴

ちなみに、DX化が進んでいる会社は何をしてきたのかを読み解くと、以下の特徴があった。

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