BNIのチャプターミーティングは、単なるルーチンワークではありません。各アジェンダには、メンバーのビジネスを成長させるための意図が組み込まれています。これらの「隠れた要素」を正しく理解し、ポッドキャストなどのリソースを効果的に活用することで、チャプター全体の質を劇的に高めることが可能です。
学習コーナーでのポッドキャスト活用
チャプターの学びを深める役割を担うエデュケーション・コーディネーターにとって、公式ポッドキャストは非常に有益な教材です。以下の方法で、学習コーナー(エデュケーション・スロット)をより充実させることができます。
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要点の共有と配布:ポッドキャストの内容を要約したり、トランスクリプト(書き起こし文)の重要な箇所を印刷してメンバーに配布したりすることで、視覚的な理解を助けます。
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音声クリップの活用:ミーティング中にポッドキャストの重要な部分(2分程度)を実際に再生することで、創設者のメッセージを直接メンバーに届けることができます。
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「水飲み場の会話」を創出する:その週のポッドキャストの内容についてメンバー間で語り合う文化を作ることで、チャプター全体の共通認識を高めることができます。
なお、ポッドキャストは専用のデバイスがなくても、インターネット環境があればパソコンから直接聴取可能です。移動中などの隙間時間を活用した継続的な学習が推奨されます。
ウィークリープレゼンテーションの本質:営業チームの教育
ウィークリープレゼンテーション(60秒プレゼンテーション)の真の目的は、「その場で商品を売ること」ではなく「営業チームを教育すること」にあります。メンバーが自分の代わりに自信を持ってリファーラルを提供できるよう、印象に残る工夫が求められます。
記憶に残るための工夫例
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聴覚に訴える:プレゼンテーションの最後に短いジングル(歌)を添えるなどの工夫は、メンバーやビジターの記憶に強く残ります。
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視覚教材(小道具)の使用:例えば住宅検査の専門家が、配管の音を確認することを伝えるために「聴診器」を持参するといった視覚的な演出は、専門性の理解を深め、記憶を定着させます。
毎週異なるトピックで教育を続けることが、質の高いリファーラルを安定して生み出すための近道です。
ミーティングに潜む「隠れた要素」
チャプターミーティングのアジェンダには、一見当たり前のように見えて、実は深い意味を持つ「隠れた要素」が多く存在します。これらを一つひとつ紐解き、正しく実践することがチャプターの成功に直結します。
例えば、ビジターホストによるリーダーシップチームの紹介や、各役職の振る舞いには、ビジターに安心感を与え、チャプターの信頼性を示す重要な役割があります。これらの要素をマスターすることで、チャプターは「氷山の一角」だけでなく、BNIが持つ本来の価値を最大限に発揮できるようになります。
継続的な改善とコミュニティへの貢献
BNIは常にフィードバックを基にシステムを微調整しています。ポッドキャストを聴いた感想や、自身のチャプターで実践した結果をBNIコネクトや公式掲示板で共有することは、自分たちのチャプターだけでなく、世界中のメンバーの成功に寄与する「Givers Gain®」の実践となります。
各メンバーが学びを止めることなく、ミーティングの細部にまで意識を向けることで、より強固なリファーラル・ネットワークが構築されていきます。
※本記事は、英語版「The Official BNI Podcast」Episode 9: The Hidden Elements の内容をもとに、日本向けに再構成・編集しています。