【成果と助け合える文化を育む、自己増殖型の組織を目指して】
網谷 奈月エグゼクティブディレクター
BNI東京墨田
2025年8月1日、東京都墨田区に新たなリージョンが誕生しました。1年間のフランチャイズチャレンジを経てエグゼクティブディレクター(以下、ED)に就任したのは、網谷奈月さんです。
「おせっかいを仕事にする、その究極形がリージョン運営」という想いに至った網谷さんにお話を伺いました。
この度はおめでとうございます! 最初にBNIのフランチャイズに興味を持たれたきっかけを教えてください
ありがとうございます!
私は2020年にBNIに加入し、数か月後にはアンバサダー、翌年にはディレクターになりました。ディレクター活動をしているとき、「どうしてここまで人のために動けるんだろう?」と思うほど、おせっかい好きの仲間ばかりでした。
見返りを求めずに時間や力を提供し、メンバーのビジネスを伸ばしていく姿に大きな刺激を受けました。私自身も、BNIを紹介して「ありがとう」と言われたとき、誰かの人生の1ページに関われているんだと気づきました。
そうした経験を重ねるうちに、「これをもっと広げたい。フランチャイズに挑戦するのがその究極形なんだろうな」と考えるようになったんです。
墨田区とは元々ご縁があったのですか?
実は、以前から深い接点がありました。東日本大震災の頃、私は墨田区の企業を担当する仕事をしていて、革製品や繊維など地域に根づいた産業の会社を多く訪問していました。
当時から、下町ならではの職人気質や伝統が息づいている一方で、信頼関係を築くには時間をかける地域性も肌で感じていました。実際、顔を覚えてもらうまでに半年かかったこともあります。
その経験があったからこそ、「BNIの仕組みがあれば、もっと早く信頼関係を築けるのではないか」「地域に新しい風を吹き込めるのではないか」と思いました。
そして何より大きかったのは、墨田区に東京スカイツリーという日本一のランドマークがあることです。634メートル、日本一の塔がそびえる地にリージョンを築く──その象徴性が決め手になりました。
EDに就任されてから、ご自身にどのような変化がありましたか?
EDに就任して最初に実感したのは、「100人の人生を預かる」という重さでした。就任した瞬間から意識ががらりと切り替わり、それまでの延長線上ではない責任を背負っているのだと強く自覚するようになりました。
以前は相手に合わせすぎてしまうことが多かったのですが、100人を超える規模の組織ではすべてのメンバーに寄り添いきることはできません。むしろ、対等な立場で議論を交わすことで物事がスムーズに進むという大きな学びを得ました。
生活面でも変化が大きく、家にいる時間が減りました(笑)。その中で委任や仕組み化の必要性を痛感しています。自分がすべてを抱えるのではなく、組織として機能する仕組みを整えることがリージョン運営には欠かせません。
こうした経験を通じて、経営者としての視座は一段階上がり、物事の捉え方も大きく変わったと感じています。
周囲からのサポートで印象的だったことはありますか?
同じリージョン立ち上げを経験された方々から、惜しみないサポートをいただきました。なかでも名古屋の八幡仁美さんや、福岡の河野将侑さんには、ローンチの頃から気にかけてもらい、メンターのように支えていただきました。「絶対にやり遂げるんだよ」と励まし続けてくださったことは、今でも心に残っています。
また、自動車販売事業でご縁のあった藤本広敬さんからも後押しをいただきました。BNIを通じたご縁が、そのまま今回のチャレンジの大きな支えになったのです。
さらに、私の前に達成された虎岩雅明さんや弓田望さんには、資料や実務の進め方を細かく教えていただきました。質問する度に、具体的なアドバイスをいただけたことは大きかったです。
そして、フランチャイズチャレンジに挑戦する前まで在籍していたBNI東京N.E.の木下馨さんをはじめ、リージョンの皆様にはいつも気にかけていただき、会うたびに声をかけてもらいました。
私も、これからチャレンジする方々に自分から声をかけ、できるだけサポートしたいと考えています。自分が助けられてきた分、今度は力になりたい──そう思っています。
EDとして、今後の目標や意気込みを教えてください
まずは5か年計画として、1,000名規模のリージョンを目指しています。その過程で、自リージョンから3、4名のEDを輩出し、隣接するエリアも開拓していきたいです。BNI東京墨田から枝分かれして広がっていく──そんな未来を描いています。
ですが、単に数を追いかけるつもりはありません。重要なのは「成果が出るから人が集まる」仕組みです。BNIでビジネスが伸びる、信頼できる仲間と出会える──その実感があるから自然と新しい人が集まり、組織が自走していく。そんな自己増殖型の組織を目指しています。
そのためには、メンバー同士の絆が欠かせません。誰かが困ったときに自然と助け合える文化を、リージョン全体に根づかせたい。BNIを単なる人脈づくりの場ではなく、成果と助け合いが生まれる場にしていきたいのです。
また、新メンバーがつまずかないようDNAチームやメンターによるサポート体制を強化していきます。一人ひとりが安心して成果が出せるリージョンを築いていきたいです。
フランチャイズチャレンジを始める方や検討している方へ、メッセージをお願いします
まず、フランチャイズチャレンジを始める方へお伝えしたいのは、「不安にとらわれすぎないでほしい」ということです。周囲のサポートはとても厚いので、安心して挑戦していただきたいと思います。未来を描きながら行動を続ければ、必ず道は拓けます。
検討中の方には、「考えるだけでなく、一歩踏み出してほしい」とお伝えします。資金面なども含め不安もあるかと思いますが、達成者に相談することで解決策が見つかるケースも少なくありません。まずは行動し、周囲の経験者を頼ってみてください。
文=国場みの