大西 功貴さん
BNI Next Neo(大阪シティNorth)
カテゴリー:解体業
『BNIジャパンビデオコンテスト2025』には、今年も全国のメンバーから多くの応募が寄せられた。その中で、見事1位に輝いたのは、大阪で解体業を営む大西功貴さんだ(受賞動画はこちら)。BNIに加入した初年度から、年商6000万円台から一気に1億円超えを達成。現在も事業は右肩上がりで成長を続けている。
「BNIは、自分たち次第で、いくらでも可能性を広げられる」と語る大西さんの軌跡を紹介しよう。
「社長になる」と決めた中学生が、20代で夢を現実に
中学生の頃から「建築関係で社長になる」と決めていた大西さん。給与が高く、資格取得の機会も多いという理由で、20歳で解体業界に飛び込んだ。業界についての知識はほとんどなかったが、「決めたからには必ずやる」と固い決意を持っていたという。
その覚悟どおり、独立後は解体業の会社を立ち上げ、順調に受注を重ねて年商5000〜6000万円台を維持するまでに成長。仕事が安定していたため、経営者会や異業種交流会に参加する必要性は感じていなかった。
しかし、心のどこかで「これ以上の伸びは期待できないかもしれない」という頭打ち感を抱えていたという。
BNIに期待して加入するも、直面した“最初の壁”
ある日、知人からBNIへのビジター参加を誘われた大西さん。最初は“お付き合い”のつもりだったが、メンバー同士が仕事や人を紹介し合う様子を見て、「これは自分にもプラスになる」と直感。「一度やってみてから判断しよう」と考えを改めた。
ただし、最初に訪れたチャプターにはすでに同業者が在籍していたため加入は叶わず、紹介を受けてBNI Next Neoへと入会することに。
意欲的にスタートしたものの、オンラインでの活動やパワーポイントの作成など、すべてが初めての経験で、最初の2〜3週間は「辞めたい」と思うほど戸惑いがあった。
仲間との出会いが転機に
そんなとき、同じ建築系で“兄貴分”のような存在のメンバーから電話が。「せっかく入ったんだから、活用しような!」という励ましの言葉とともに、ゴルフに誘ってくれたり、建築系メンバーの輪に自然に招いてくれたりと、あたたかく迎えてくれた。
この体験をきっかけに、大西さんの心にも変化が。「本気で他のメンバーと関わってみよう」と思うようになり、信頼関係が育まれていった。
3割の依頼を断っていた日々が一変。BNIで年商1億円突破
大西さんが「頭打ち」と感じていた背景には、会社のキャパシティを超える現場依頼に対応できず、約3割の案件を断っていた現実がある。「誰もが安心できる解体を」を理念に掲げていたものの、安心して任せられる外部パートナーが見つからず、仕事を振るにも限界があった。
理由は、配慮や安全対策が不十分な業者が多く、信頼できる解体業者が見つからなかったからだ。
しかし、その課題はBNIですぐに解消された。他チャプターの解体業メンバーとつながり、長年探し求めていた協業先を、わずか数ヶ月で見つけることができた。
「BNIで築かれた関係の中で出会った相手なので、最初の『この人は信頼できるか?』という壁を越えた状態でスタートできるんです。本当にBNIに入ってよかったと思いました」と大西さんは語る。
結果、加入1年目にして年商1億円を突破。業種を超えて信頼し合えるチャプターメンバーという心強い仲間も得ることができ、「自分の武器が増えた」と実感している。
次なる目標は「ハウスメーカーNext Neo」
現在、大西さんが掲げる次のビジョンは、「BNI Next Neoのメンバーで構成されたハウスメーカーをつくること」。
「ハウスメーカーというと“家”を建てるイメージが強いですが、実際には建築だけでなく、ウェブや飲食、保険など多くの分野が関わります。だからこそ、最終的にはNext Neoのメンバーだけで、すべての事業を回せるようにしたい」と語る。
2025年4月からはチャプターのプレジデントも務めており、「メンバー同士が“なくてはならない存在”になれるようなチームをつくっていきたい」と意気込みを見せる。
BNIは「自分次第で未来を変えられる」場所だった
最後に、「大西さんにとってBNIとは?」と尋ねると、こんな答えが返ってきた。
「BNIは、本当に使い方次第で大きな可能性を手に入れられる場です。努力が必要な場面も多いですが、それ次第で未来をいくらでも変えられる。これからも、同じ志を持った仲間たちと、お互いの事業を支え合いながら成長していきたいと思っています」

文=国場みの