東京に新しいリージョン『BNI東京BC』が誕生。理念は「より良い事業を未来に遺す」

2025/02/11

虎岩 雅明エグゼクティブディレクター
BNI 東京BC

2024年12月、東京にまた新しいリージョンが誕生しました。「BNI東京BC」。1年間の立ち上げ期間を経て、このリージョンのオーナーとなり、エグゼクティブディレクター(以下、ED)に就任したのは虎岩雅明(とらいわ まさあき)さん。

虎岩さんは学生時代に起業し、複数の事業を展開するかたわら、各々の好きを事業にする「好業家®(すきぎょうか)」の育成に力を入れてきました。そして、「世の中に新しい価値を生み出す『好業家®』」を輩出する仕組みとしてBNIが最適だと確信し、自らリージョンを立ち上げました。

そんな、「虎さん」の愛称で親しまれる虎岩EDに、お話を伺いました。

BNIの仕組みを活用して「好業家®」を増やす

この度はおめでとうございます! まずはリージョン立ち上げの原点である「好業家®」について教えてください。

ありがとうございます!

「好業家®」とは、自分の好きを仕事にするだけではなく、事業にできる人という感覚が言葉になっています。「好きなことを事業にする」を突き詰めると、今までマーケットがなかったところにマーケットを創造している、ということなんですよね。

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従来だと事業にならないはずのものを追求して成果が出たからこそ、マーケットが生まれるので、新しい価値を増やせる人のことをライトな言い方に変えて呼んでいます。

「好業家®」の典型例は、例えば、ウォークマンを作ったソニーの井深さんや、ディズニーの創業者ウォルト・ディズニーが挙げられます。

「仕事」ではなく「事業」というのがポイントなんですね。

はい、そうです。今、いろんな人が企業から独立できる時代になってきましたが、結局、仕事をしているなと。仕事をしているので人気になればなるほど単価が上がり稼げますが、その分、時間はなくなっていく。円熟していくと自分の代わりが欲しくなるけど、自分ほどできる人はいなくて、時すでに遅し。そろそろ休みたくても休めず、病気や入院などの体調面を整えたくてもなかなかできない。

そうならないようにするには、事業にすることが大事だと思っていたんですよね。

なぜ、「好業家®」を増やす取り組みをしようとお考えになったのですか?

私たちは資本主義の中で生きています。資本主義は利益を追求することを原理としていますが、自分のやりたいことを見つめ直した時、果たしてそれだけでいいのか? という問いにぶち当たりました。答えは、もちろんNO。

では、どうしたいのか? 出た答えが、世の中に新しい価値を生み出し、事業者自身が亡くなってもお客様に素晴らしい商品・サービスを提供できる人を増やしていこう、という考えに至りました。好業家®が世界に増えたら、そこで働く人たちは、自分らしい生き方に近づける可能性は高まるし、何よりも与え合う社会に近づいていくんじゃないかなと信じています。

BNIを活用する前は、どのような活動をされていたのですか?

もともと、起業当初から起業についての相談に乗ることが多く、毎年、会食を年間400回ほど開催こなしてアドバイスをしたり、企業のコンサルをしていました。そして、もっと広く伝えるために2023年8月から好きを事業にするセンスを磨く「好業家®センス」というポッドキャストを始めました。おかげさまで、かなりの視聴者が増え、マインドを伝えることができるようになったし、会った時にさらに充実した話ができるようになりました。

でも、ここでまた壁が。ポッドキャストでパッションは上がっても、コミットがなければダメ。現実が変わらない。なにかいいものはないかと探していました。

経営は学べても起業は学べない。起業を学び、フェーズを変えていく環境と仕組みがBNIにある

では、BNIのどこに惹かれたのでしょうか。

BNIをしっかり学び、実践することで、強固な組織を築くことができます。

このことに気づいたのは、実際に私がメンバー2年目でBNIの学びを伝える役職についてからでしたが、「これはすごい!」とすぐに気づきました。

そして、「憧れの連鎖」を起こせる仕組みがBNIにはあると思ったのも大きかったです。

「憧れの連鎖」とはなんですか?

例えば、マラソン大会を想像してみてください。100位の人は1位の人を抜かそうとは思わないですよね。ビジネスも同じなんじゃないかと。名だたる社長にアドバイスを受けても追い越そうとは思わないし、同じことをやっても上手くいくとは思えない。

でも、99位の人に「もうちょっと、手をこうしたら……」と言われたらできるじゃないですか。そうすると、100位の人は99位の人に追いつける。すると、99位の人もちょっと良くなりますよね。それが連載していって、2位は1位を追い越そうとして、1位はもっと速くなっていく。こうして、全体が速くなる。

これはビジネスも同じで、ビジネスの発展もスピードも、チーム全体で高めていくことが可能です。私はこれを「憧れの連鎖」と呼んでいます。

 目標は500名の仲間を増やし、「これぞ好業家®!」をリージョンから輩出

フランチャイズチャレンジ期間中は、数々のドラマがあったと思います。その中でも、得難い経験について教えてください。

やはり、多くの人の人生に立ち会う瞬間を数多く経験したことは大きくて。人生の岐路として、やるかやらないかを決めるにあたって、本気で相談に乗り、お互いコミットした上で話を聞くことを、今までこの量をやったことがなかったと思って。千本ノックじゃないけど、良い影響力を与える力を鍛えられました。

そして、同時期に、好業家®たちの集まるアジトを兼ねてFCの鰻店を神楽坂に立ち上げたのですが、それも私の中では大きかったですね。

周囲のサポートについてはいかがでしたか?

ディレクターはじめ、チャプターの三役の方たち、メンバー全員が、「虎さんが好業家®を増やす、その仲間に入るんだ」と共感して動いてくれたのは、大感謝しかなくて……。

みんなのチームを作ったから、本来『ありがとう』ではなく『おめでとう』と言うべきかもしれませんが、心から感謝の気持ちでいっぱいです。

 今後のリージョンの目標もお願いします。

リージョンのパーパスは、「より良い事業を未来に遺す」です。事業にすることで自分が亡くなった後も、その事業がこの地球上に残っていくわけです。生きている間にお客様に愛されたことを、自分が亡くなってもお客様に提供し続ける事業者を増やしていきたいです。

そして、好業家®500人の仲間を、なるべく早いフェーズで実現させたいですね。ですが、数字にこだわりすぎることなく、憧れの連鎖をどう作っていくか、それをどう見える化していくか。そこをしっかり実現させる中で、「これぞ好業家®」という人たちを輩出していきます。

それと、私自身も憧れの連鎖の中に入ることが重要だと思っていますので、EDという立場からBNIを活用してビジネスの目標を達成し、ひとつのロールモデルになりたいと思っています。

BNIのリージョン運営と、BNIを活用して自分自身の目標達成を。その両面から社会貢献ができる

最後に、フランチャイズチャレンジを検討している方、始めている方に向けてメッセージをお願いします。

私自身、好業家®を増やすことは社会的な活動で、神社の掃除をする感覚に近いんです。自分ができる力を地域や社会に使っていくことは仕事とは別の側面ですが、それを仕組み化してビジネス要素を組み込むことで普及範囲が拡大します。

何かビジネスステージやリーダーシップを次のステージに進めたい人は、リージョンを作って運営しながら、自分の達成したい目標のための仕組み作りにBNIを活用してほしいです。チャレンジ仲間が大勢いると楽しくなると思っています。

文=国場みの