【我が第二の故郷・長野県にBNIを】
近藤正典さん
エグゼクティブディレクター
BNI長野・BNI松本
BNI名古屋南のメンバーおよびディレクターコンサルタント(以下、DC)である近藤正典さんは、長野県でフランチャイズチャレンジを成功させ、2023年10月1日、BNI長野、松本のエグゼクティブディレクター(以下、ED)に就任しました。名古屋にビジネス拠点を持ちつつ「長野県に骨を埋める覚悟」で挑み、名古屋と長野県を愛している近藤さんだからこその軌跡がありました。就任した今のお気持ちなどを伺いました!
就任おめでとうございます!
ありがとうございます!
名古屋にビジネスの拠点をお持ちの近藤さんと、長野県との接点を教えてください。
2020年の10月上旬だったと記憶しています。当時、BNIジャパンのプロジェクトとして、BNIがない県に全国のDCがチャプターを立ち上げるというものがありまして、「長野県でやってみませんか」と声がかかりました。
ちょうどその時期、名古屋でもチャプター立ち上げをしていたので、ゆかりのない長野県と名古屋の両方はどうだろうかと迷ったのですが、最終的には「面白そうだな。経験できるならやってみたい」と思い、お受けしました。
その際に幾つチャプターが誕生したのですか。
松本市の「BNI雷鳥」と長野市の「BNI竜胆」の2つのチャプターです。
フランチャイズチャレンジを決意したきっかけはなんだったのでしょう?
忘れもしない2021年の暮れです。
長野のメンバーが名古屋まできてくれまして、「メンバーの多くが近藤さんを信頼してない」と打ち明けてくれました。肌感覚で感じていたものの、そこまでだったとは、とかなり衝撃でした。想いを伝えたくてすぐに長野に向かい、チャプターの忘年会に参加させていただきました。
そこで追い討ちをかけたのは、「BNIってよくわからない」という声でした。
良かれと思ってチャプターを立ち上げたのに、メンバーとの信頼関係もできず、作りっぱなし状態では申し訳ないと思いました。心情的にも環境的にも真剣に取り組むきっかけがほしかったんですね。
長野県と名古屋の二拠点でやっていくぞ、と腹が据わったのはいつ頃でしょうか。
フランチャイズチャレンジを決め、長野に引越しを決めた2022年ですね。
自分が相応しいかどうか、自分より適任がいるんじゃないか、などの迷いを持ち続けると、自分の言動全てによい影響を与えないと思ったのと、すでに長野県が大好きになっていました。9月、長野の家に引越した時、「EDとしてここに骨を埋めよう」と心新たに思いました。
では、フランチャイズチャレンジを達成された今の心境をぜひ!
ひと言で言うと、「本当にやって良かった!」です。
この1年間は気づきだらけで、気づきしかありませんでした。先ほどのお話にも通じますが、なぜDCをやっているのか、今後BNIでどうしていきたいのか、現在もメンバーとして所属していまして9年間の活動期間中、何をしたかったのか、とか……。
また、長野県での経験が名古屋でも活かされたり、長野県のビジョンを考えることで、名古屋に関しての今後のビジョンが見えてきたり。2つのエリアがいい意味で連動していきました。
チャレンジ期間中で一番印象に残っていることを教えてください。
思い出はたくさんありますが、選ぶとするなら1つ目のチャプター立ち上げでしょうか。かなり苦戦しまして、2023年2月、残り3週間程しかないにも関わらず、10名くらいしかメンバーが集まっていませんでした。あと26名、メンバーを集めなければチャレンジが失敗に終わる。
そんな最中にBNI雷鳥のメンバーシップ委員会の会食に呼ばれまして、「大変だと聞いているけど、なぜ私たちに相談してくれないの? みんな近藤さんのこと大好きなんですよ」と言っていただきました。その気持ちだけでも本当に嬉しいのに、そこから奇跡としか言いようのないことが次々に起こりました。
そのほかのサポートはいかがでしたか?
名古屋のDNAチームメンバーが15名いまして、彼らのサポートも絶大でした。全員が私のチャレンジにワクワクしてくれ、動いてくれました。私のチームには「名古屋と長野県の橋渡し」というビジョンがありまして、みんなそれをしっかり理解してくれています。
BNI長野、松本のビジョンを教えてください。
長野県をBNIの仕組みを使い倒せるエリアにしたいです。
そのためにまずは、全国区でビジネス展開できるメンバーを増やすことです。現在、名古屋と長野県が縦ラインでつながったので、次は日本列島の横ラインとして長野と東京、京都、大阪までマーケット開拓できるようにパイプを作っていきたいですね。
各都道府県とつながったら次はグローバル展開です。ですから、BNI長野、松本に加入していただく価値を高めていきたいです。
最後に、フランチャイズチャレンジを検討している方にメッセージを!
ぜひ、チャレンジしていただきたいと思っています。
なぜなら、全てにおいて気づきだらけだからです。もちろん立ちはだかる壁はありますが、このチャレンジを通して、なぜアイヴァン・マイズナー博士がBNIを作ったのか、多分、明確に理解できると思いますし、BNIにおいても、人生においても見方がガラッと変わると思います。
文=国場みの