【滋賀にBNIの道を創った人】
エグゼクティブディレクター
BNI滋賀西・京都北
BNI滋賀西・京都北のエグゼクティブディレクターである清久隆幸(きよく たかゆき)さんは、2011年11月にBNI新撰組(京都シティセントラル)のチャプター立ち上げから参画。初代&第20代のプレジデントとして活躍すると同時に、2012年5月にはディレクターとしてチャプターローンチを開始します。新しいチャプターをつくることを「人の人生を変える仕事」と語る清久隆幸さんにBNIの魅力などを伺いました。
プレジデント就任から5か月後にはチャプター立ち上げという、BNIを活用する側から創る側に移行した理由を教えてください。
プレジデントという役割が好きで、就任して3か月経った頃「これが終わったら、やる気がなくなるんじゃないか」という不安があり、そのタイミングでディレクタートレーニングに誘われました。そのトレーニングで「新しいチャプターを創ることで、人の人生を変えることができる」と伝えてもらったと記憶しています。よりたくさんの人に影響を与えられるのであれば、やってみようと思いました。
それと、人に貢献する、人を応援しないと自分も応援されないという本質を、BNIを通じて理解したタイミングとも重なっていたからだと思います。実際に、そうなっているんですよね、10年後の現在の私は。
人を応援したら、自分に戻って来ると実感するのはどんなところですか?
一例をお話しすると、「この人、すごいなぁ」と思うメンバーが滋賀にいまして。この人はどうやってBNIに出会ったのかを辿っていったら、その人のスポンサーが、私が最初に立ち上げたチャプターで1番目に申し込んでくれたプリコアメンバーだったんです。つまり、10年前に彼に出会ってなければ、滋賀のメンバーにも出会ってないわけです。
この人は誰の紹介だろうと辿ると、昔、がんばっていた自分につながることがとても多くあります。あのとき、この行動がなければ…。この一本の電話をしなかったら…。あのセミナーを主催していなければ、今につながっていないということが、いっぱい出てきます。
清久さんがリージョン運営を仕事にしようと思ったのはなぜでしょうか?
ある方がBNIはシステムだから、システムを使って自分の事業を伸ばすものだとおっしゃいました。確かにそうです。しかしBNIがもっと普及したら、このシステムを使える人が増えていくわけで、BNIの道を創る人が絶対に必要だと思いました。
ですから、BNIのチャプターを創っていくこと、BNIを広げていくことにコミットしようと思いました。私は京都でBNIを知ったので、当時BNIがなかった滋賀県に道を創ろうと思いました。
リージョンチャレンジ中の印象深いエピソードをぜひ教えてください。
京都ではディレクターとして数多くのチャプター発足を手がけてきました。京都で次々と成功していったことも
あり、2013年に隣の滋賀でチャレンジを始めたときは、京都と同じようにできると思ってたのですが、苦戦を強いられました。
残り6か月で2つのチャプターを立ち上げなければならない状況になり、3か月経っても何も形にできずにいました。ここまで来ると半ば諦めの境地になっていたので、私のスポンサーである小木曽さんに「もう無理です」と報告しに行きました。すると「諦めてはいけない」と励まし、紹介してくださったのが、BNI三重の坪井エグゼクティブディレクターでした。
坪井さんはとても親身になってくださって、滋賀の既存チャプターの主要メンバーを集めて私の想いを熱弁してくれました。それから毎週の説明会に三重から応援に来てくれ、まさかの3か月で2つのチャプターが立ち上がりました。坪井さんは本当の意味のギバーズゲインを見せてくださったと私は思っています。「これがBNIなんだ!」と深く感銘を受けましたし、忘れられない思い出です。
2022年になってリージョンのメンバー数が急増しているとお聞きしました。その秘訣をぜひ教えてください!
実は、オンラインになってメンバー数が激減しました。こうした状況を鑑み、今がリージョンの基礎固めをするときだと考え、時代に即した新たな文化を創ることに積極的に取り組み始めました。さまざまなトレーニングや、メンバーズフォーラムなどを開催することでメンバーが増えていきました。今年はメンバー数2倍をコミットしていますが、達成できる勢いです。
最後に、リージョンチャレンジを目指す方にメッセージをお願いします!
この仕事は、人の人生を大きく変える仕事だと思うので、とてもやりがいがあります。
「BNI is life.」という言葉をアメリカに行ったときに聞きました。人に親切にする、貢献する、リーダーシップをとるなど、すべてがBNIを土台にしてできる仕事なので、活動そのものが人生みたいなそんな感じがあります。チャレンジしていただくと、ご自分の人生も大きく変わっていくと思いますのでぜひ!
文=国場みの