ビジネスリーダーとして、ポストコロナ時代に“幸せで豊かな人生”を実現する方法

2020/12/07

『ユダヤ人大富豪の教え』など、お金と幸せ・ライフワーク・ワクワクする生き方をテーマにした著作を多数出版する作家・本田健さん。
9月18日のナショナルメンバーズデーでは、このコロナ禍において本田さんの考え、そしてアフターコロナの中をどう生き抜いていくかを講演してもらいました。

世界と日本のコロナ情勢

8月になって新規の感染者は減少傾向にあることで、10月より「Go To Travel」が東京発着も可能になります。さらに9月からは日本の在留資格を持つ外国人に対しての入国規制の緩和がスタートしています。経済活動を止めないためにもそういった施策は必要になっていきますが、外に目を向けていると事態はもっとひっ迫しています。4日間で100万人の感染者を出し、インドでは1日9万人という途方もない数も伝えられてきます。歴史を振り返っても、スペイン風邪やアジア風邪など、第1波よりも第2波の方がひどく、今後も予断を許さない状況です。

ワクチンの開発は進んでおり、現在25種のワクチンが最終試験に進んではいますが、実質集団免疫が機能しないとワクチンも機能しません。ゆるやかな集団免疫の道を進んでいる以上、来年もマスクや自粛は続きます。海外渡航にしても陰性証明書やワクチン投与が必須、ということもあるでしょう。日本でも7月の倒産が789件、完全失業者が197万人、都市銀行の最終利益は47%減など、いうなれば新型コロナの影響はまだ始まってもいない、とも言えます。

今起きていること・今後起きる可能性があること

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今は価値観や行動様式そのものに変化が起きています。物事はオンライン化し、小グループでの行動が中心になっています。小規模でオンラインとなると、決定も早くなり、スピードアップしたビジネスも多いのもまた事実です。

今あるものは永遠ではなく、業界ごと消滅することもあり得ます。特にBooking(予約)、Entertainment(エンターテインメント)、Air(航空)、Cruise&Casino(クルーズ、カジノ)、Hotel(ホテル観光)の頭文字を取ったBEACHと呼ばれる業界は大きな痛手を被っています。

さらに世界的な大不況に見舞われることもあり得ます。となれば、日本においても預金封鎖が始まり、一律貯蓄からカットする、という可能性もゼロではありません。ともすれば資本主義崩壊への道を進むかもしれないのです。すべてが変化に見舞われることで、人生最大のピンチにもなっていますが、逆を言えば人生最大のチャンスとも捉えることができます。

ピンチをチャンスに変えるために今から考えておきたい5つのこと

ピンチをチャンスに変えるために、今から考えておきたい5つのことがあります。

1)物事の考え方・捉え方

これまでの成功方程式は成り立ちません。従来うまくいった考え方、捉え方さえも変え流必要がでてきました。

2)仕事のやり方

自身のビジネスモデル全体を変えなければ、仕事を継続してやっていくのは難しく、自身の得意な分野を変化させることも必要です。

3)前提・未来の見通し

当たり前ですが、昨年に描いていた人生の設計図は書き換えることが必要です。

4)今までの人間関係

ビジネス上でもプライベートでも見直しは必要です。尊い人とどう出会うかで人生は大きく変わります。

5)人生との向き合い方

この機を人生の中間決算として考えてみることで、自分の振り返りと残り半分の人生を考えることができます。

ポストコロナ時代のビジネス社会

もっとも大きく変わるのは仕事のあり方ではないでしょうか。想定するに、以下のようなビジネスの変化が訪れると考えます。

1)AIを活用した非接触モデルが加速

例えばホテルを考えると、チェックイン時からチェックアウト時まで、AIを使えば誰にも会わず、話さなくサービスを受けることが可能になります。AIという枠組みは大企業が整備し、その周辺は中小企業がが担うことになるでしょう。しかし、会わなければ人はやはり誰かに会いたくなります。となると、人と会うビジネスが加速することにもなります。

2)会社による保護から自己責任・自衛へ

これまで会社は社員を保護する立場にいました。しかしその会社自体も変革を迫られており、社員自身が自分で責任を負う必要性も出てきます。そのときに自分をどう守れるかも考えていく必要があります。

3)プロジェクトベースの働き方が増加

正社員で雇われる時代も終わります。仕事は会社単位ではなくプロジェクト単位になり、その都度必要な人材が集まって仕事を行ないます。となれば、そのプロジェクトを立ち上げられる人が大きな利益を得ることになります。

4)レーティング社会の到来

中国にあるように、デジタル化により過去の行動が洗いざらい表出します。それは仕事からプライベートも含めてです。いい行ないをすればレートは高まり、悪い行ないをすればレートは下がります。レートが高い人ならば信用の度合いも上がりますから、いい人は公開しますし、悪いと思う人は公開しません。となると公開されていない人はレートが悪い、という印象を持たれてしまう可能性があります。

5)都市集中から地方分散へ

約100年前のスペイン風邪が流行した数年後、関東大震災が発生しました。以前からも言われているように、太平洋側の都市圏には地震発生のリスクがつきまとっています。都市部にいることの危険さは未だに残っており、集中型から分散型へシフトしていくでしょう。

6)「もっと所有」から、共有・体験へ

前述はもちろん、ニューヨークのマンハッタンでも物件の価値が10%減少したこともあり、都市部の物件は今やリスク案件になっています。面白いのは地域によって価値は変わるということです。家賃の話をしても都会と地方ではその感覚はまるで違います。つまり、田舎に行ったら全然違う生活が待っていることを知るようになります。第2のセーフハウスを作る人も増えるでしょう。

「幸せで豊かな人生」を実現する知恵

そこで、今回の本題である、コロナ禍において、「幸せで豊かな人生を送るためにしておきたいこと」をお伝えします。

1)複数のシナリオを想定して準備する

この先の未来に対して、自分自身で様々なパターンのシナリオを描いてみることです。何事もなかった未来から最悪のパターンの未来までです。それを書き出したら、それぞれのシナリオに対してこうすれば乗り越えることができるという準備を行いましょう。

2)才能を磨いて次世代スキルを習得する

自分は何が得意なのかを見極め、さらにオンライン化の中で必要なスキルを習得することです。オンラインは商圏が一気に拡大します。いわば世界が相手になったともいえます。日本だけを考えると世界全体の70分の1ぐらいの人口しか相手にしていない、ということでもあるので、その知識とスキルが備われば、さらなるビジネス拡大が見込めます。

3)人間性を高めて応援を受け取る

自分のことだけを考えている人の人生は、今や透けて見える時代です。誰かのためにという活動が応援をより受けることになります。あなたは何人の人に好かれるのか、自問自答してみてください。

4)今あるものを分かち合い運気を上げる

有形資産よりも無形資産のほうが価値が上がっています。無形資産とは人的資産や知的資産などのことです。例えば今の貨幣価値でさえも変わるのならば、今の資産をみんなに分け与え、新しい時代になったときに返してもらう、ということで自身の価値を高めます。

5)貯金よりも豊かさの創造に投資する

貯金もまた有形資産であるならば、未来に豊かになることへの投資も、自分の運気を上げることになります。

6)家族・友人・仲間との絆を深める

最後に残るのは人です。人間関係を見直した後に残った友人や仲間、そして家族とのコミュニケーションをしっかり取ることで、豊かな人生を送るための絆を深めていきましょう。

ぜひ皆さんもできることから、実践してみてください。

本田 健(ほんだ・けん)氏

神戸生まれ。経営コンサルタント、投資家を経て、29歳で育児セミリタイヤ生活に入る。4年の育児生活中に作家になるビジョンを得て、執筆活動をスタートする。大人気のインターネットラジオ「本田健の人生相談~Dear Ken~」は4500万ダウンロードを記録。

著書は、『ユダヤ人大富豪の教え』『20代にしておきたい17のこと』(大和書房)など130冊以上、累計発行部数は800万部を突破。2019年には初の英語での書き下ろしの著作『happy money』を米国・英国・豪州で同時刊行。すでに同作は世界40ヵ国以上の国で発売されることが決まっている。また毎月980円で本田健の書き下ろしの1冊が読める「本田健書店」もすでに会員が1万人を突破している。

本田 健 公式HP
http://www.aiueoffice.com/

本田健オンラインサロン
https://hondaken.salon/